里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

デイ・リリー(別名:ヘメロカリス)

2008年07月10日 | 園芸種
友人からノカンゾウの積もりで貰ったのだが何とこれが園芸種。
園芸用にアメリカでつくられたのであろうか、流石に西欧人好みのかなり派手な顔
立ちをしている!

しかし、私としてはどうも好きになれない。 やはり国産のユウスゲやノカンゾウ
の方がスッキリしていて好ましく感じる。
今はユウスゲを実生で繁殖させているが、次にノカンゾウを入手して繁殖させ、そ
の後予定通り“ササユリ山”へ返して楽しむ事にしよう!
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ユウスゲ(→横顔)ノカンゾウ

デイ・リリー(ユリ科、ヘメロカリス属)
原産地はアジア東部。
ユリ科特有の6弁の花に強い芳香を漂わせる園芸ハーブ。
ビタミン、ミネラルを豊富に含んだ薬草でもあり、花は食用花としてサラダや料理
の彩りに用いられる。
花と蕾を氷砂糖に溶かした焼酎に入れると良い香りのするデイ・リリー酒ができる。

約50年も前から、主にアメリカでニッコウキスゲ・ノカンゾウ・ヤブカンゾウ等
を園芸用に改良し、花色も黄・桃・赤・茶などの多くの品種がつくられている。

(名前の由来)
花が朝咲いて夕方に閉じるので、一日だけのユリという意味で“デイ・リリー”と
名づけられた。