里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

クロカンパークの植物、スズラン(ユリ科)

2006年05月21日 | 山野草
クロカンパークの気候は北海道に近いので、中国地方では珍しい植物が多く、しかも
種類が豊富なのだそうだ。
中でも最大の売りは“スズランの群生”で、西日本最大規模であり北海道より規模が
大きく、例年6月中旬には林内が白一色となり、良い香りが立ち込めるのだそうだ。
スズランの群生ホテルのスズラン

名前の由来は、花の形を鈴に見立てて“鈴蘭”と名付けられたそうで、
別名の“キミカゲソウ、君影草”は、花が葉の陰で隠れるように咲くからと言う説や
花を“愛する人の影”に見立てて名付けられたと言う説があるそうだ。

サクラソウ(サクラソウ科)自生地(道後山高原クロカンパーク)

2006年05月21日 | 山野草
朝日新聞のローカル面にサクラソウ自生地の紹介記事が載っていたので早速行って見た。
場所は、広島県北東部の道後山高原クロスカントリー公園であるが、

 南の猫山(画像、1195m)と
 北の道後山(1269m)に挟まれたなだらかな
 高原に、クロカンコース、陸上競技場、
 体育館等の設備が設けられた総面積58ha
 もの広さの公園で、
 隣接してホテルや温泉まで用意されており、
 至れり尽くせりであった。

お目当てのサクラソウは、この公園の山側の緩やかな斜面の一角に昔から自生していたそうで、現在数箇所の群生が見られるとの事だったが、残念ながら少し時期が遅かったので花数がイマイチであった。
しかし、サクラソウの自生しているのを見るのは初めてであり、しかも水の流れている傍に育っているのを確認できた事は大きな収穫であった。
群生地の環境 自生サクラソウ
自生サクラソウ 我が家のサクラソウ