一僧侶の日常の思いを語る
沙門の法話
リベンジ
甲子園をかけた地方大会の決勝、勝負は時の運。多分、実力差はほとんどない。
それでも勝って甲子園にいくチームと負けて悔し涙をながすチームにわかれます。
多分、負けたチームの選手はずっとあの時にもしと何度も思いをめぐらすはずです。
これ、それぞれのこれからの人生。本当にその勝負の価値がいかされるのはこれからだと思います。
この世の中は実は苦労したもの勝ちみたいなところがあるのです。
たくさん辛い経験をして乗り越えてこそ魂はみがかれ光をましてきます。
ウソのない事実だからこそ、誰にも真似のできない自分だけの光をはなつことができるのです。
今日の神奈川大会の決勝、ショートからマウントに上がった二年生は自分が打たれたから先輩たちが甲子園に行けなくなったとしばらく自己嫌悪に陥るでしょう。
でも観ている側からすると責めようなんて思えない気合いと頑張りが見受けられました。
相手のバッターがよかったのです。
一センチ、いや1ミリの違いで勝か負けるかがきまります。
リベンジとは相手を倒すのではなく、自分に後悔しないことだと思います。
是非、来年リベンジしてほしいと思います。
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