一僧侶の日常の思いを語る
沙門の法話
優しい子
今朝、大切に育ててきた金魚の一匹が死んでしまいました。実は最近、元気がなかったのです。肌が赤くなる病気にかかっていました。それは塩を入れてきれいな水にすることでなんとかなると思っていたのですがそのあと白点病にかかってしまって。昨日、薬浴をはじめたのですが時すでに遅しです。
知ってますか、魚にも性格があるのです。この子はとてもやさしい性格で他の長く生きている二匹よりも控えめで良い子でした。だから娘もとても気に入っていて昨年末から転覆病になったのをなんとかもちなおして元気になったばかりだったのです。
うかつでした。菌による病気をあまくみていました。多分、お祭りで娘がすくってきた金魚からだと思いますが私がナマズ事件から元気がありませんでした。ストレスもあったと思います。
意外にすごくナイーブな生き物です。7年生きました。人間の年齢だと100歳です。充分といってもすごく罪悪感がのこってしまって。
もしもっと慎重になっていたら。なんであの時、そうしてしまったのか。後悔ばかりが頭をめぐります。
基本、新しい生きものを自宅にいれる時はよど慎重にならなくてはいけません。まず病気になるのをそこからがほとんどです。
今まで奇麗な水で育ててくれてありがとう
お参りしていたらそんな声が聞こえたようなきがしました。
のこった金魚たちを大切に育てます。
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