いやはや、すごい番組を見つけました。
日テレで土曜 21時55分からやっている、「マイボス・マイヒーロー」の
あとのミニ番組 「音のソノリティー」です。
これは何がすごいって、「世界に一つしかない音」をコンセプトとした番組で、
いわば街の音「サウンドスケープ」を扱った番組なのです。
私は以前担当していた「東京ウォーキングマップ」という番組で、築地の街角で
音を聞きながら散歩する女の子の話を撮った事があるのですが、難しいんですよ。
音が持つダイナミズムを、画で表現しにくいんですよ。何せ小さいもののほうが
「へー」っていう意外感が強いんですけど、それを強調しちゃうとなんだか
SEをつけたみたいに聞こえちゃうんですよ。
ところがこの番組の今日のネタは「ミヤマクワガタが戦うときの音」ですよ。
5分のうち3分は、2匹のミヤマクワガタが戦う様子を、じっくりUPで見せていき、音も「カサカサカサ」という音だけ。
でもそのうちその音に変化が出て、やがて一匹のクワガタが勝った後、番組は静寂に戻るのです。その静寂の中でのクワガタの顔にカメラは奇跡的に寄ります。
その、勝ち誇った表情・・・・・。
昆虫の戦いと音だけで、説明なしに緊張感のある5分間を演出する力は中々の高い技量ですね。すばらしい。
日テレ技術センターのスタッフさん。グッドジョブ!
日テレで土曜 21時55分からやっている、「マイボス・マイヒーロー」の
あとのミニ番組 「音のソノリティー」です。
これは何がすごいって、「世界に一つしかない音」をコンセプトとした番組で、
いわば街の音「サウンドスケープ」を扱った番組なのです。
私は以前担当していた「東京ウォーキングマップ」という番組で、築地の街角で
音を聞きながら散歩する女の子の話を撮った事があるのですが、難しいんですよ。
音が持つダイナミズムを、画で表現しにくいんですよ。何せ小さいもののほうが
「へー」っていう意外感が強いんですけど、それを強調しちゃうとなんだか
SEをつけたみたいに聞こえちゃうんですよ。
ところがこの番組の今日のネタは「ミヤマクワガタが戦うときの音」ですよ。
5分のうち3分は、2匹のミヤマクワガタが戦う様子を、じっくりUPで見せていき、音も「カサカサカサ」という音だけ。
でもそのうちその音に変化が出て、やがて一匹のクワガタが勝った後、番組は静寂に戻るのです。その静寂の中でのクワガタの顔にカメラは奇跡的に寄ります。
その、勝ち誇った表情・・・・・。
昆虫の戦いと音だけで、説明なしに緊張感のある5分間を演出する力は中々の高い技量ですね。すばらしい。
日テレ技術センターのスタッフさん。グッドジョブ!