スーパー南京虫(トコジラミ)

2013年01月01日 | 生物共存農法
南京虫(トコジラミ)という名前は、聞かれたことがあると思います。
聞いたことはあるが、見たり、喰われたことは、ない方がほとんどだと思います。
南京虫でもスーパー南京虫が問題になっています。
薬剤耐性が一万倍以上強いとか、一か月以上放置しても死なないなど、すごい南京虫が発生したものです。

殺虫剤の使い過ぎが原因ではないかと言われています。
南京虫には、もともと殺虫剤に耐性がある種がいたそうで、殺虫剤の使用で耐性のない種は死に耐性のある種が生き残って、繁殖したとされています。
快適性を求めて散布した殺虫剤が、逆効果を出してしまいました。
殺虫剤、殺菌剤を散布すると、しばらくは、昆虫,細菌は、死滅しますが、散布された環境に適合する昆虫,細菌の繁殖が始まります。それが、薬剤耐性昆虫、薬剤耐性菌です。
自然環境では、弱者ですが、薬剤を散布した特殊環境では強者に変貌するのです。

自然環境に止まらず、動物、人体にも起こるのです。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 究極の野菜栽培 | トップ | 人参ができました。 »

コメントを投稿

生物共存農法」カテゴリの最新記事