ボクが暮らす向島には、橋が架かっている。
「尾道大橋」という、今から45年前に開通した本土(本州)との間を結ぶ橋で、
開通当時は、日本で初めて主径間長が200mを超えた斜張橋だったらしい。
(余談だが、ボクはその翌年に生まれた)
尾道大橋↓
当然ながら有料橋(道路?)で、橋を通るには普通車は150円、軽自動車は50円
バイクは10円(すべて片道)払わなければいけない。
(ちなみに徒歩の場合は無料)
しかし観光目的や交通の大動脈となる橋とは違い、本土に通勤・通学している人間が多く、
「生活道路」としての目的で造られた橋なので、開通当初から通行料を無料にして欲しいと、
住民は長年に渡って自治体や建設した道路公団に請願していた。
実際、当初は建設費が償還される予定の開通から20数年で無料にするとの約束だった
そうなのだが、その間に橋の管理団体の移管やしまなみ海道の建設やよく分からないし
知りたくもない大人の世界の諸々の事情で延々になり、気がつけば有料のまま40年を
過ぎてしまった。
しかし、ついに、有料道路が終わる日が来た。
今年の3月末日をもって、尾道大橋の料金徴収は終了することになったのだ。
ボクは、本土にある会社に勤めている。
毎日、車でこの尾道大橋を渡っている。
ボクのように本土(もしくは島内)に通勤・通学している人間のために、尾道大橋には、
“回数券”というものがある↓
50枚綴り。
往復に使用するから、25日分。
市役所の担当課に申請すると購入できる代物で、枚数から分かるようように、だいたい
1ヶ月に一度のペースで購入してきた。
しかし当然ながら橋が無料になれば、この回数券も必要なくなるわけで。
一昨日、2月分を市役所で申請して購入したのだが、もう無料になる日が目前に迫っているので、
まとめて2ヶ月分、つまり3月末までの回数券を購入した。
必然的に、これが最後の回数券になる。
感慨深い・・・とまでは言わないけど、これが無ければ橋を渡れないことが常識のような生活を
おくってきたから、それが無くなるのは、ちょっと不思議な気持ちがある。
しかし、ここまで書いて思ったけど・・・今日のこの話、瀬戸内海や離島に暮らしている人以外は、
あまり実感の湧かない話なのかもしれない(笑)
「尾道大橋」という、今から45年前に開通した本土(本州)との間を結ぶ橋で、
開通当時は、日本で初めて主径間長が200mを超えた斜張橋だったらしい。
(余談だが、ボクはその翌年に生まれた)
尾道大橋↓
当然ながら有料橋(道路?)で、橋を通るには普通車は150円、軽自動車は50円
バイクは10円(すべて片道)払わなければいけない。
(ちなみに徒歩の場合は無料)
しかし観光目的や交通の大動脈となる橋とは違い、本土に通勤・通学している人間が多く、
「生活道路」としての目的で造られた橋なので、開通当初から通行料を無料にして欲しいと、
住民は長年に渡って自治体や建設した道路公団に請願していた。
実際、当初は建設費が償還される予定の開通から20数年で無料にするとの約束だった
そうなのだが、その間に橋の管理団体の移管やしまなみ海道の建設やよく分からないし
知りたくもない大人の世界の諸々の事情で延々になり、気がつけば有料のまま40年を
過ぎてしまった。
しかし、ついに、有料道路が終わる日が来た。
今年の3月末日をもって、尾道大橋の料金徴収は終了することになったのだ。
ボクは、本土にある会社に勤めている。
毎日、車でこの尾道大橋を渡っている。
ボクのように本土(もしくは島内)に通勤・通学している人間のために、尾道大橋には、
“回数券”というものがある↓
50枚綴り。
往復に使用するから、25日分。
市役所の担当課に申請すると購入できる代物で、枚数から分かるようように、だいたい
1ヶ月に一度のペースで購入してきた。
しかし当然ながら橋が無料になれば、この回数券も必要なくなるわけで。
一昨日、2月分を市役所で申請して購入したのだが、もう無料になる日が目前に迫っているので、
まとめて2ヶ月分、つまり3月末までの回数券を購入した。
必然的に、これが最後の回数券になる。
感慨深い・・・とまでは言わないけど、これが無ければ橋を渡れないことが常識のような生活を
おくってきたから、それが無くなるのは、ちょっと不思議な気持ちがある。
しかし、ここまで書いて思ったけど・・・今日のこの話、瀬戸内海や離島に暮らしている人以外は、
あまり実感の湧かない話なのかもしれない(笑)