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りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

勇次。

2009-07-10 | Weblog
昨日の高中正義で味をしめたのか、
YOU TUBEで80年代のレアな音楽を片っ端から
楽しんでるりきるでございます(笑)

今日は、長渕剛の「勇次」。

長渕は、最近になって、やっとこさ好きになり始めた・・・と
いう感じ。
とどのつまり、デビューから約30年間、大嫌いだった。
特にフォークからロック色が色濃くなり始めたこの時期
(1985年頃)は、もうホントに吐き気がするくらい嫌いだった。
理由は、たったひとつだけ。

「だったら、最初からロックすればいいじゃん」

・・・当時、佐野元春1色に染まり切っていた僕は、そう思っていたのだ。

しかしそんな僕でも、この曲にだけは見事に琴線を揺さぶられた。
戦争について歌っているわけでも、社会について歌っているわけでもない。
16歳のどうしようもない悪ガキの歌を、大人になった長渕が歌っているだけだ。

当時、僕はまさに16歳だった。

そして、この歌の歌詞そのまんまの毎日を過ごしていた。
だから、心に届いたんだと思う。
あの頃・・・無性に苛立っていた気がする。
本当のタバコの味も分からない癖に、くわえタバコで
真夜中の自販機の前で、用もないのに友達と待ち合わせていた。

長渕は、歌う。
“帰りたい/帰れない/青春と呼ばれた日々に/戻りたい/戻れない
はざまで叫ぶ俺がここにいる”

僕は別に帰りたいとは思わない。
今よりも体力も気力もあるかもしれないけど、色んなことを経験して
たどり着いた今の方がダンゼン面白いもん。
ある意味、そういう感傷に浸る時期は、もうとっくの昔に過ぎたのかも
知れないな。

さぁ、今日一日がんばれば、明日から休みだ。
そして土曜日の夜は、そんな16歳の頃を一緒に過ごした仲間たちと
ビアガーデンだ


長渕剛「勇次」


コメント
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