アスペルガー症候群・ひろとの不思議な毎日・2

アスペルガー症候群と診断を受け1年6か月間不登校も経験した息子(15歳・高校1年生)との楽しい&不思議な毎日を綴ります。

こだわり・・・

2009-01-15 20:15:40 | アスペルガー
今日は息子の担当ドクターとの面談の日でした。
息子は自分はドクターとお話をするわけでもないのですが自分のことと思っているし、学校を休む口実になるので、毎回このごろは母と一緒に病院まで着いてきます。
で、ロビーでゲームをして待っていて帰宅です。
帰宅途中や行きに、コンビニに寄って、マンガ本を買ったりカードを買ったり。
これが楽しいらしいです。

本日は、息子の楽しみにしてた本の発売日でした。
この本に、ゲームの攻略が記載される!と思っていた息子。

母に「10時になったらすぐに本を買ってきて!」って・・・。
買い物もあったので母は10時にお店に行って息子の楽しみにしていた本を買ってきました。

息子は速効、本を捲り始めました。

が・・・。
攻略は載っていませんでした
イベント会場にて発表になると

この結果、息子は「こだわり状態」に突入しました~
だれかが知ってるはずだ!と言ってPCで検索したり。
プチパニックになって「どうして。先月号に来月号に載せると書いてあったのに。」って。(何回も何回も同じことを言い続けています。)

これは、大人の本を売るための戦略であったりイベントに足を運ばせるための戦略だったりで伸ばし伸ばしをしていることなのですが、息子のような「こだわり君」には理解が出来ません

イベント会場が近くならよいのですが、けっして近くない我が家。
日にちも1週間以上先です・・・。

母としては、こんなにもったいぶらないでほしい・・・というのが本音です。
それに息子も1か月楽しみに楽しみに待っていたのです。

息子に「遠いけれどで行く?早起きして。」と打診したのですが納得行かず・・・。
10時以降、ずっとイライラしています

あとの頼みの綱は、今度の日曜日に我が家からは行けない会場でイベントがあって、そこに行った人が、裏ワザ攻略の情報交換場所に公開してくれるとあと3日でどうにかなります。

、情報公開してほしいです


ドクターとの面談では、順調に過ごせていることを話してきました
3学期は問題ないのでは?とドクターも言ってました。
6年生になって担任の先生が変わってしまったらどうなるか?を聞いてきたら、先生のことはよほどの先生でないかぎりは、息子はどうにか対応していくでしょうとのことです。
友人関係で、現在仲が良いグループの子たちをぜひまた一緒のクラスにしてもらったほうが良いとのことでした。
その方が息子にとってはこれから先もこの子たちと一緒に過ごしていくのでプラスになるとのことです。

母も「うん。うん。そうだな~。」って思いました。
今度、校長先生と面談する時にお話してみようと思います。

息子がちょっとの変化に学校で固まることが多くなった話もしてきました。
(不登校前よりも)
ドクターは、急速に学校に本人が入りすぎて100%の力ではなくて120%の力を使って対応をしようとしていたので変化が起きたときにそのようになってしまうのではと言っていました。
それと、不登校前のように自分を出し切れてない状態かもとも言っていました。
パワーを出し切れていない・・・。
そう言われたら、あんなに豹変したり凄かった息子の影は今現在はまったくありません。
でも、そのパワーが復活したら大変なんですが
前みたいになってしまう?とドクターに聞いたら、ほとんどないと思うと言ってもらえました。

良かったです。

なぜ大丈夫なの?と質問したら、「成長してますよひろくんは」と。
色々考えて現在の状態まで自分で動き始めたのだから大丈夫とのことでした。

そうだな~、息子自身が行動始めたんだ!って母も思いました。

中学校に行ったら?との質問は???って顔されてしまいましたが


くじ運が良い?

2009-01-14 19:40:39 | 学校
今日は、昨日よりは過ごしやすい1日でした
蛇口からお湯も無事に出ました~。

息子が学校の話をしてくれました。
3学期初めての「席替え」。
いつもは先生が席を決めてくれていたようです。
今回は「くじ引き」

みんなも喜んで、息子も喜んでという感じでした。

息子は「1番」を引き当てました

息子は、先生が席を決めるときはほとんど1番廊下側の1番前の席・・・。
今回は「どこになるかワクワク」していたそうです。

そうしたら「1番」・・・。
結局、いつもの定位置の席の番号が当たってしまったそうです
先生が何気なく仕組んでいたのかな~と思ったのですが、適当な順番で引き当てたと息子が言っていたので・・・。

くじ運が良いの?

息子はこの席、嫌いではないから良いよ~と言ってました。
給食の献立表が貼ってあるところに近いし、ふら~と出て行くにも都合が良いしと言ってました

献立表は息子にとっては重大らしいです。
これを見て、食べられるものがあるかチェックをしているようですので。

それにしても・・・。
息子「あの席に僕は磁石のようなもので牽き付けられているのかもだね~。」と、ぼそっと母につぶやいていました。


話は変わって・・・。
本日、息子は体育がありました。
大縄跳びや縄跳びをしたそうです。

息子は、単に走るとかは周りの子たちと同じようにこなします。
が・・・縄跳び。
苦手です

ジャンプしながら縄を持って自分でそれを回して・・・。
という息子にとっては複雑なことが混ざっていることが大変なようです。
で、大縄跳びの時は、「みんなに迷惑かけるから僕は見学していたんだ。」と教えてくれました。
前縄跳びもやったそうです。
何回続けて飛べるか。
クラスで1番飛んだ子は「800回」
ほとんどの子が「200回」は飛んでいたと言ってました。

息子は「162回」。
それも、とってもマイペースなゆっくりな飛び方らしいです。
「僕、苦手だな」と母に話してくれました。
母は「凄いじゃない。100回以上飛ぶことが出来たなんて。じゃあ、次は今日よりも1回多く飛ぶ目標にしてみたらよいと思うよ。どうかな~。突然、1番の子と同じは難しいから。」と息子に伝えました。

息子も「そうだね~。」と納得できました。
大縄跳びの方は、やはり「僕は迷惑だー。」というこだわりが抜けないようで次回からも見学すると言ってました。

気長に息子が参加しようと思うまで待ちましょ・・・と思う母です

学習

2009-01-13 19:54:08 | アスペルガー
今日はとっても朝寒くて我が家はお湯が蛇口から出てこない状態でした
ここ数年はこんな状態になったことがなかったので、びっくり
我が家では、湯たんぽを愛用しているので、その温かいお湯を大切に利用して顔を洗いました
ポットにも前の晩にお湯を入れておいたので、こちらのお湯で「歯磨き」。
用意周到で良かったです


学習について・・・。
2学期は、学校だけでも大変だと思っていたので自宅では、強制しないで息子の自主性に任した感じで過ごしていました。
成績表をもらってきて、息子は「○○は、ほとんどよく出来たなんだよ。ほかの○○も、その他の○○も。」と母に話してくれていました。
息子の周りの仲良くしてくれている子たちは、ほとんど「よくできた」ばかりの成績表だったらしいです。
息子はというと、ほとんどが「できた」4分の1ぐらい「よくできた」で、例の漢字は「がんばろう」という成績表でした。

母は、これだけ出来たら凄い!と感じていました。
それに成績表でわかり知れない息子の理解力を母は感じています。
実際、何も母は思わないで過ごしていました。

勉強だけが生きていくのに必要なことではないし。

けれど、息子は何かを感じたみたいです。
このあと、今まで手をつけなかった通信教育のドリルを冬休みからはじめました。
宿題も、嫌いな漢字が多いのですが一生懸命書くことをしています。

学校に通学しはじめて、周りの子たちのことがわかりはじめて感化されたようです。
今までは自分はダメな人間だから・・・と言っていた息子。
自己評価も低くて・・・。
けれども、現在は自分も周りと一緒なんだと思い始めた息子。
なので、自分も出来るはず!と感じたようです。


3学期スタートして数日・・・。
息子は「きつい」と愚痴をこぼしています。
まだまだ通常授業に慣れなくて・・・。

で、母は助け舟を出しました。
15日の日に、息子の担当のドクターと面談。
息子にも行く?と聞いてみました。
そうしたら「僕のための病院だから一緒に行くよ。母さんがドクターと話している時僕はロビーで待っているけれど。」と。
こういう口実がないと、気まじめな息子は学校を休むことをしないのでちょうど良かったかなと思います。
ちょうど15日は息子の楽しみにしている本の発売日
その本も早くに手にできるしと楽しみにしています。
「あと1日学校に行ったらお休みだよね。待ちきれなくて今日先生に15日休むって話してきたんだ。」と言っていました。

良かったね~・・・。
骨やすめが出来てと思う母です

気分転換・・・

2009-01-12 20:54:46 | アスペルガー
本日は気分転換に母の実家に朝から行ってきました
で、今帰宅・・・。

息子は実家の近くの大型ショッピングセンターでお年玉で購入したカードのデッキの組み換えを現在隣の部屋で、鼻歌交じりでご機嫌状態でしています

昨日、我が家は息子の友達がたくさん来ていました。
最初は6年生の仲良し君と同級生君との約束でした。
が、野球のチームに入っている子が午後休みになって予想外に集まって来てしまいました。
その中で、ブログでも綴った今年に入ってから息子が不機嫌になった原因の子も来ました。
電話が来て、息子ははじめは断りました。
そしたら他の子が「かわいそうじゃない?」と言うことを息子に・・・。
母としては、楽しく遊ぶ場にその子が来るときっと息子はイライラ&毒を吐く状態になると思ったので断ったことは良いことだと思いました。
でも他の子に言われてしまったことで息子は「じゃあ来てもいいよ。」と答えてしまいました。
結果・・・。
母の思った通り、毒吐き&不機嫌状態に息子はなりました

本日も同級生君が「遊ぼう。」と息子に昨日話しました。
そこに、その子が「僕も遊べる。」と話に入ってきました。
そしたら息子が「じゃあ、僕は遊ばないよ。明日はゆっくりするから。」と・・・。

母はこの判断、素晴らしいと思いました。
自分で息子はイライラ状態を回避することをしました。
母も「良い判断したね。遊ぶときは楽しく遊べる子だけで気が合う子だけで遊んでもいいんだよ。遊ぶときまで嫌な気分になって我慢してもしょうがないと思うよ。こうやって自分できちんと選択出来たこと凄いよ。」と話ました。

誰とでも合わせるということは社会や学校ではしないといけないと母も思いますが、遊ぶときまでは必要ではないと思います。
大人の母だって、波長の合わない人は接しないようにするし・・・。

息子は、無理して嫌な子と遊ぼうと言われて遊ばなくていいんだということをやっと理解出来たのではと感じます。

で、息子が「ばあちゃん家に行こうよ~。」と言いだして実家の母も仕事がお休みだったので「じゃあ朝から行っちゃおう。」と。

息子も気楽にストレスも発散して・・・
宿題&通信教育も持参して実家で集中してサクサクと終わらして来れたし

きっと明日からまた1週間、どうにか通学出来そうです

実力+1・・・

2009-01-11 20:29:54 | アスペルガー
今日の我が家
庭に・・・。
部屋の中は、学童?状態でした。

本当は、高学年メンバーで約束だったのだけれど他の学年も集まってしまいました
まあ、適当にみんな好き勝手に遊んでいたのでいいかな~
ちょっと考えてしまうこともありましたが、そのお話は次回のブログで・・・。


昨夜、テレビで子供・親のいろいろな話をスペシャルで放送していました。(見た方いますか?)
母も途中途中見ていました。(この番組は母のブログのブックマークに登録させていただいている、チョッちゃんが教えてくれました
色々考えさせられた番組でした。濃い濃い内容でした。



その中で、発達障碍の関係のセミナーの風景や、発達障碍のお子さんを育てている方も出演していました。
その方が「実力+1」ということを言っていました。

周りと同じとかではなくて、現状の子供の実力+1になったときに、たくさん褒めてあげようということです。
この話を聞いて「うん。うん。そう。そう。」と母も思いました。
褒められると子供も嬉しくて褒められるように行動を始める・・・。

息子も、母に褒められると嬉しいと感じているし、褒めるのをわすれちゃうと「今日は母さんに褒められてないよ。こんなことしたんだけれど僕ってえらいよね。」と言うようになっています。

息子が診断される前までは「出来るのが当たり前」と思ってあまり息子を褒めることはなかったような気がします。
息子の自己評価の低さ・・・が気になって母は少しのことでも息子に声に出して褒めるようになりました。
息子が自信を持てるようになってほしいと思って。

最初のころは「お世辞でしょ。」と素直に受け入れない息子でした。
根気よく褒め続けていたら、この頃は息子も素直に受け入れてくれるようになりました。

それと、息子を褒めることで母自身がうれしい気分になれるし顔も笑顔に・・・。
「どうして!」って息子に言っている時は母の気分もイライラ
なかなか良いところ探しも大変だし、「もー!」って思うことの方が多いのが現状ですが・・・

この番組を見ていて、毎日の息子との過ごし方を再確認できました。

「ひとり・ひとり違うんだよ。違ってもいいんだよ。」って認めあえる社会が当たり前になってほしいと思います


人の心の読み方

2009-01-10 20:56:46 | アスペルガー
今日は3連休の1日目。
朝から「頭痛がする!」と息子。
まだまだ、学校は恐るべき場所のようで、環境に慣れてこないみたいです
薬を飲んで午後には復活
午後は同級生君と二人で遊んでいました。

息子の不思議・・・。
息子は、とってもしっかりと周りのことを観察する力があります。
学校のこと学童でのことも、鋭い観察で母に報告してくれます。

一般にアスペルガー症候群の人は人の気持ちを読むことが出来ない・難しいと言われます。
息子はどうかな?と・・・。
息子は、人の気持ちを、とっても慎重に相手はそこまで感じてないのでは?と思うくらいに考えます。
たとえば、「僕と友達と思われるのが嫌なのでは?」とか。
学校以外で友達に会った時に「声をかけたら、迷惑なのでは?」とか。
学校の子に会うと、走って隠れてしまったり。これも、「僕に会ったら嫌な気持ちになるのでは?」と感じてしまっている行動です。
母から見ていると、そこまで気を使わなくても良いと思うし、何も悪いことしているわけでもないので隠れたり逃げたりしなくても・・・と思うのですが、息子は毎回、すごく緊張した顔になってこのような感じになります。

このことで、人の気持ちが読めない!というのではなくて読み方が少し違うけれど相手を思いやる気持ちは、とてもあるな~と母は思います。

観察力がある息子なので、学校でこういうことがあってその時の友達の行動は空気を読んでない行動だったよというような話をしてくれることがあります。
人を見ていてそういう風に息子は感じますが・・・。

自分のこと・・・。
こちらの行動は???が多い。
3年生までは、なぜ教室で授業を受けないといけないかということが理解出来ていなかったし、立ち歩いたり教室の外に出ていっても自分の行動に???という気持ちはなかったように思います。
現在も授業中、好きなことに集中して(読書とか図工の続きとか課題とか)参加していないような感じです。
その行動を周りの子たちが???って思うのではということも息子の頭の中はない気がします。

自分のことは目で見て観察出来ないので、不思議という気持ちは起きないのではと思います。
目で見えることは理解できるので。

この辺が、不思議な感性の息子だな~と母は思いますし、バランスの悪さなのではとも思います。

人に対する気の使い方は素晴らしい息子なのでバランスの悪さは補えているのではと思います




マイブーム

2009-01-09 18:58:40 | アスペルガー
昨日、息子はこの写真の折り紙を帰宅後作り続けていました
きれいでしょ~

この折り紙、12枚のパーツを組み合わせて作っています。
手前のは1枚の折り紙を16枚分に切ってから作成。
大きい方は4枚分に切ってからの作成です。

息子は凝ってしまって、結局5個作りました。
終了は23時・・・。
母が「もう寝る時間だよ。」と声をかけても、聞こえない状態で自分の世界に久々に入ってしまいました

この集中力は、やはり息子独特な状態だな~と見ていて母は感じました。

で、学童に迎えに行ったら、もっと小さいのを見せてくれました。
この小さいのは、ブログで登場する同級生君が作ってくれたそうです。
彼は、とっても手先が器用
楊枝を使って折っていくそうです。
この同級生君と仲が良いので、息子も不器用ながら色々一緒に作るので少しは手先が良くなっている感じがします。

帰宅後、息子のぽっけから、またまた出てきました。
パーツを折る大きさにカットしている折り紙もたくさん。
「先生に頼まれたんだ~。」と・・・。
母はもしかして
「いつ、折り紙折ってたの?先生に完成したの見せたの?今日持っていかなかったよね。」と息子に聞いてみました。
そうしたら・・・やはり、授業中本日はずっと折り紙していたらしい。
先生も「きれいだね。折り紙、ひろ君に先生の分渡しておくから作ってくれるかな~。」とも言われたと嬉しそうな息子。

授業は?
と母も思うのは思うのですが、静かに自分の席で周りに迷惑もかけていないし&教室にいるので聞いている息子なのでしかたない。
今に始まったことではないし。

先生も算数的なこの折り紙の折り方と思ってくれたのかな~と思います。
けっこう組立はパズルのようなので・・・。

組み立てるときに最初はイライラ豹変していた息子ですが、最後まであきらめないで完成させるようになったので、またひとつ成長だな~と思う母です


ブルーバード

2009-01-08 20:01:08 | アスペルガー
ブルーバード


息子の好きな曲。第2弾です
「SAKURA」も好きだということですが、こちらの方が好きらしいです。
この曲、息子の好きなTVアニメ「NARUTO~疾風伝」の主題歌・・・。
TVでは歌詞が出てくるので息子も歌いやすかったようです。
母も毎週、TVから流れて来てたのでなんとなくインプットされています

本日、3学期始まりました~。
息子、朝から元気に出かけることが出来ました
後ろ向きのまま、母に「行ってくるね~。」と大きな声&手も振ってくれました。
朝から、幸せ~な母でした

学童に迎えに行ったら「頭が痛い。帰宅したら速効薬飲むわ。」って・・・。
久々の学校に、グアングアンしちゃったようです
薬を飲んだのだけれど、まだ効かないと言っているので、ちょっと重症。
息子にとっては恐るべき学校のようです

学校では、友達とお年玉の話をしてきたそうです。
「○○は、いっぱいもらったんだって。」とか「○は図書カードもらったんだって。」とか母に教えてくれました。
みんなと会話が一致している息子・・・凄いです


息子の特徴

2009-01-07 18:36:09 | 息子の特徴
今日は息子の不思議・・・。特徴を綴ってみたいと思います。
アスペルガー症候群と言っても100人いたら100通り。
母が見ている息子のことです。

診断時、資料と重なっていた部分・・・。
会話の時目線が泳いでいる。(あとから、よく息子を見ていて気付きました)
幼稚園の時、クラスみんなの生年月日を覚えていた。(今日は○ちゃんの誕生日だよ。と教えてくれました。)
○博士。(現在は興味が薄くなっていますが低学年ころまでは、昆虫・恐竜のことは頭に図鑑が入っているような状態でした)

診断後から・・・。
一斉の指示が理解できなくて、授業中ワンテンポ遅れて、隣の席の子のやることを見てから自分も動いている。
会話が一方通行。母が息子に質問している時でも、突然カードの話やゲームの話を今までしていたかのように始める。
この件は、母が息子に会話をする前に、「話は変わるけれど。」と言ってから会話をするとスムーズになると教えました。
なので、息子はだいたい話を始める前に「話は変わるけど。」と言います。
ほとんどの人に敬語で話す。(自分よりも小さな園児の子にも)
本当に親しい人だけは敬語じゃない時も。
表情があまりない。
どこかに連れて行っても、ぜんぜん楽しそうな顔もしないのでつまらなかったんだと思っていると、ずいぶん経ってから「あの時、楽しかったね。」と言います。
他の人からも「楽しくないの?大丈夫?」とよく言われます。
笑い方がコントのよう・・・。
自然な笑いが出来ないみたいで、やたら大袈裟なゲラゲラ笑いをします。
初めての場所・初めて会う人が苦手。(話せなくなり、動けなくなります。)
大勢の人がいるところ・映画館・電車の中・・・等が苦手。
(母から見ていても息子の変化がわかるくらいのオーラが出始めて、最後には体調を崩します)

素敵な不思議・・・。
思考が数学的。(話の中に必ず数字を交える)
とってもまじめ。
正しいと思ったことは、その場で人に話すことが出来る。
裏表のない人間性。
嘘をつけない。
興味があることはとことん追求していくところ。
協調性がないけれど、その分ひとりで行動できる力を持っているところ。
好きなことに対しての、抜群な記憶力。
それから、とっても優しいところ。(誰に対しても)

こんな感じの息子の不思議です。
息子は飛び出て秀でているところもなく、ずば抜けて何か好きなこともないのですが、いまどきの周りの子たちと同じにゲームやカードが好きなので、周りと接点が多々あるので、仲が良いお友達も数人います。
同じ学年とは小さいころはうまく付き合えないようでしたが、現在は同級生とも上手に付き合うようになってきています。

低学年の時は理解が出来ない行動が多々ありましたが、今思うと、なんとなくですが息子が困っていた理由がわかるようになってきました。
このごろは言葉で困っていることを説明できるようになってきて、息子はとてつもない困り感からは解放されたように感じます。
息子からの説明で「じゃあ、こういう風にするといいよ。」と母が伝えてあげられるようになって・・・。

周りの方から母はよく「大変だね。」と言われます。
状況を見ると、学校でみんなと違う面が目立ったり、不登校になったりで周りの方はそう感じるのだと思います。
けれど、母は息子が生まれたときからずっと息子と一緒・・・。
一人っ子だし、男の子だし、こんな感じが子供だと思って過ごしてきました。
それに、母にはない、とっても魅力的な感性もいっぱい持っているし、悪いことを見るときりがないけれど、息子の良いところを毎日探しながら・息子にも「今日の○○のこと、母さんはとっても良かったと思うよ。凄いね。」と話して過ごしているので、ぜんぜん大変!という感覚はないです。
周りのその他大勢の子供たちを見ている方が、大変だなと感じています。


母は、この不思議いっぱいな息子。
いいところ・そうではないところも全部が大好き!です。(親ばかですが)

不思議~

2009-01-06 20:06:40 | アスペルガー
今日は、昨日の残業疲れが残っていたのでまだまだ山の机を残しながら定時で終了してきました。

息子を学童に迎えに行って、3学期始まる前にと思っていた床屋さんに連れて行ってきました。さっぱりしてかっこよくなりました
床屋さんはここ1年くらいは何事もなく、す~っと入れますがその前までは到着しても、よくお店の前をふらふら~ってして、自分で納得出来ると入って行く感じでした。
この床屋さんは、息子の同級生の保護者のお宅です。
クラスも何回か同じになっているので、息子の不思議や学校に通ってなかったことも知っています。
なので、気長に息子と付き合ってくださっています

1年前の3月・・・。
息子が床屋さんでカットしてもらったら「円形脱毛症」が2か所ありました。
あのころは、息子が学校と向き合い始めたときでした。
3学期は、毎日学校に行くと自分から言い出したり。(通っていましたが、午後から給湯室にという時期です。)
息子ながら、まじめに一生懸命だったのかな~・必死だったのかな~と今思うと感じます。
その時期に、1回だけ母が息子をめちゃめちゃ叱ったことがありました。
息子と口を聞くのも顔を見るのも嫌になったくらいの出来事が・・・。
脱毛症になったのは、その叱られたときとも重なっているので、それも原因だったのかもと思います。
現在は、無事に髪の毛も生えてきてわからなくなりました。


息子の不思議・・・。
2学期のテストを母は見直していました。
だいたい国語のテストは表が文章を読んで答える問題。
裏は漢字の問題です。
両方とも100点満点です。
が・・・。
息子、表は100点。
裏は15点。裏は50点満点?と見直したらやはり100点満点。(数枚ありましたが全部こんな感じでした。)
息子は1回見て答えが書いてあると、その場だけ瞬間記憶が出来るみたいです。
けれど、初めてテストの場合は答えがないので、こんな感じ・・・。
これも不思議~と思うことです。

もうひとつ。
濁る字・・・。
たとえば「日」。(ひ)
火曜日(かようび)と書くのが普通だと一般の人は思うかもしれませんが、息子は「火曜日"]と書いてしまいます。日に「゛」をつけてしまいます。
他の濁る漢字も同様に・・・。
ふざけているの!と思うけれど、本人はまじめにこのようなことをしてしまいます。
ひらがなやカタカナのイメージで漢字もそうなってしまっているようです。

母も「ぷっ」って笑いそうだけれど、まじめな顔をしてそのつど息子に説明をしています。

こういうところも、母の脳の中と息子の脳の中の回路は違うのかもと思います。

結果・・・。息子の漢字の成績は「がんばろう」でした

不思議でしょ~

ライバル?

2009-01-05 20:20:02 | 学校
今日から、平常な日々が戻ってきました。
職場に行ったら、母の机の上は、仕事の山・山・山・・・でした
初日から、思いっきり残業
数日、この残業は続きそうです・・・。

息子も学童へ今日から通室。
息子から解放されて、母はほっとしました。

息子は現在、音のない部屋で、ずっとマンガ本を読み続けています。
きっと、学童の騒がしさに久々だったので頭の中が、グアングアンしてしまっているのかな~と思います。
朝、出かけるときに「頭痛薬」も持ち物に入っているかチェックしていたし。


息子が「クラスの○○君は、先生が大好きなんだよ。」と先日話してくれました。
この男の子の話。
たまに息子から出てきます。
「○○君は、勉強が苦手なんだ。だから、漢字テストも合格出来たか心配なんだよ。合格できればいいよね。」とか、「○○君は、よく先生と手を繋いでいるんだよ。」とか。

母も授業公開見学のときに、この男の子がずっと先生と手を繋いで授業しているところを見ていました。
きっと、息子と同じように発達に偏りがあるのかな~と感じていました。
息子の話を聞いてやはりと思いました。

母が息子に「先生、とられちゃうね。」と言ってみました。
「僕は、大丈夫だよ。新しいお友達も出来たし。僕の方が心が強いから。○○君は、とっても大人しいから先生が必要なんだよ。とられたわけでもないし。先生は僕の話も聞いてくれるし。」と話してくれました。

息子は学校に通って、僕だけの先生ではないということも理解出来たようです。
「色々な子がいて当たり前なんだよ」ということも母に話してくれます。
この言葉は、母が息子に言い続けていた言葉・・・。
息子は、ちゃんと理解が出来ていたようです。

でも、やはり息子の「ライバル」なんじゃないかな~と思う母です。
だって、言葉がそっけなかったので。




長期休み終了

2009-01-04 18:47:00 | Weblog
本日で、長期休みが終了です。

あっという間でした

息子も母に合わせて明日から学童に朝から行きます。
これで、「暇だ」連呼息子から解放です

息子、学校の課題ひとつもしていません・・・。
けれど、自分から学習をすることがあった冬休みでした。(通信学習)
お手伝いもしてくれたし。(障子貼り)
マイペースだけれども、課題は自主性に任せて、やらないならやらないで良いかな~と母は思います。

一生懸命、2学期過ごしたし3学期も過ごしてもらいたいし。


本日は、午前中にが入って午後から、お友達と遊んでいました
息子を取り巻く、ベストメンバーが集合していました。
休み最後、とっても楽しく過ごせました。

昨日は???な感じだったけれど今日は、◎
みんな「マニアック君」だし

どんな3学期になるのか&どんな6年生に今年はなっていくのかドキドキ・ワクワクな母です。

久々に・・・

2009-01-03 17:27:00 | アスペルガー
今日の息子。

久々2連発・・・です。

1つ目は。
今日からまたお友達が遊びに来ました。
「あそぼ。」と電話がかかってきて。
最初はノリノリで、楽しそうでしたが、何かにハマりました
友達がいても、ほっとくし母にふてくされた顔をするし・・・
母が1階にいると、1階に下りて来ちゃうし・・・。
友達が帰るまで、ダメダメに陥ってました。(豹変寸前だったので冷や冷やでした
こんな状態は、数年ぶりです。
低学年のころは、よく見かけた光景で母は「困った」と思っていましたが。
息子が成長して、上手に遊べると思っていたので母はちょっとショックでした。

今日の子は、今よく言われる「空気が・・・」です。
4年生なので、マイペース。
息子がほんとうに仲が良い、仲良し君や同級生君は、息子の空気を読むのが上手です。
やはり、こういうところが難しい息子だな~と見ていて思いました。
仲良い子たちは息子に合わせてくれているんだなと今日の感じを見て改めて思いました。
感謝だな~。


もう1つの久々。
こちらは、高校生の従兄のお兄さんが久々我が家に・・・。
写真は、一緒に庭で野球をしているところです。息子がボールを投げている姿
友達が帰ってから、お兄さんとこうやって遊んで、息子「復活」
高校生になると素晴らしい・・・。
あっと言う間に息子を楽しませてくれます。
息子も「楽しいよ~。」って、今母に報告してくれました。
母も「楽しくて、良かったね。」と言ったら「うん。うん。」と言ってまたお兄さんの所に行ってしまいました。
ありがたいな~。
今日はお正月なので、ゆっくりしていってくれると思うので母も楽が出来てうれしい

久々に母も甥っ子に会いましたが、びっくりするぐらい大人になって
中学生ころまでは、まだ子供って感じだったし息子との大きさもギャップを感じなかったのですが、現在は息子との身長差が30㎝も
息子も同じ年ごろになったら、こんな感じになってしまうのかな~と思ったら複雑です

もう少し、このままでいてほしいな

明日1日で、息子も母もお休みが終了です。
たくさん休みがあると思っていましたが、あっと言う間
明日1日で、仕事モードに戻さなくては・・・と思います。
息子も学童が始まります。
息子の「暇だ~。」連呼から解放されるので、母は嬉しいかも

ゆっくり・・・

2009-01-02 16:59:20 | Weblog
昨日・今日と、比較的ゆっくり過ごしています。

昨日は母の実家に行ってきました。
息子は「ばあちゃん、僕まだクリスマスプレゼントもらってないけれど。」と今更ながら要求していました

で、息子は「お年玉」&クリスマスプレゼントをGET!してきました

この写真は、クリスマスプレゼントを買ってもらうために行ったお店で夢中でカードゲームをしている息子です

母の子供のときは元旦はお店がお休みだったのですが現在はやっているお店が多くてびっくり
息子には、好都合かな~。


本日は朝、ひろ・ちちからが・・・。
「どこも出かけないんだったら、おいで。」と連絡があったので、ちょっと遠いのですが職場までふたりで行ってきました
ひろ・ちちはお店を経営しています。
お正月も営業です。
時間によっては混むので、営業時間はじまってすぐごろに到着。
ちちの料理を息子は久々に食べてきました。
「やっぱり、父さんのお店は美味しいよね~。1番だよね~。」って、とっても嬉しそうでした

有線が流れていて「キセキ」が・・・
そうしたら、息子は場も読まず・・・歌いだしてしまいました
さすが不思議君。(最後までノリノリで)

ちょうど、時間も良かったのかこの曲が流れたら、お客さんが増えてきました。
なので「キセキだね~。」と息子と母と話ながら、席もなくなってしまうので「ごちそうさま~。」って言ってお店を出ました。

息子「お金、払わないと。父さん、いくら?タダで食べたら無銭飲食で捕まるから。」って大きな声で・・・
お客さんも笑ってました
「父さんが、払っておくからいいよ。通報しないから大丈夫だよ。」と父も息子に。
「ほんとにいいの。悪いよ。」を連呼する息子でした。
父親にもこんな感じで接する息子、面白いな~。

帰り道に、息子の好きなお店に2件寄ってやっと自宅に・・・。
小旅行に行って来た感じの1日でした。


明日は、親戚の人が我が家に来るかな~。
高校生の従兄がいるので、遊んでもらえるかも?と息子は思っているようです。
「暇だ~。」息子なので、来てくれると母は助かるのですが・・・。

はっぴー・にゅー・いやー

2009-01-01 08:29:23 | Weblog
2009年・・・スタートしました~。

母の地域は、ピカピカ
風も今のところはなくて穏やかです。

これからお節料理を食べます。
けれど、息子は偏食君

メニューは、お餅の入っていない「お雑煮」。
「真だこ」。「ローストビーフ」。

以上・・・

息子はお正月でも普通の日でもマイペースです。
さっきも「誰か遊びにこないかな~。来ないかな~。」といっていました。


今年もこのマイペース&息子の不思議に母ものほほんと付き合っていきます

どれだけ不思議?な1年になるか楽しみです。

覗いてくださている皆さんも楽しみにしていてください。

今年もよろしくお願いします