息子の通室している学童に、ろう特別支援学校に通っている同じ6年生の男の子がいます。
学童は大規模学童になってしまったために、今年度から2つの部屋に分解されてA・Bでわかれてすごしています。
その男の子も息子と同じ部屋です。
1年生の時からずっと一緒に学童で過ごしています。
この頃、その子と同じ学年ということもあって、一緒に過ごす時があるようです。
その男の子から、色々な話を聞いてきます。
障碍を持っていると、色々と割引になる話。
高速道路も前までは割引でお得だったけれど、現在はETCが付いていると休日は割引の方がお得にならないことなど。
博物館や水族館も割引だと教えてもらったこと。
母に「どうしたら障碍があって、割引ってわかるの?」と質問をしてきました。
「○君は、補聴器を付けているし、学校もそういう専門の学校に通っているし。きっと障碍手帳というものを受け取っているのだと思うよ。」と話しました。
「他にはどんな人が、その障碍手帳を受け取れるの?」
とまた質問。
「ひろの学校の中の特別支援学級に通学している子もその手帳をもっているかな。」と話ました。
そうしたら「俺は?俺も、アスペルガー症候群っていう障碍があるでしょ。俺も割引になるの?手帳があるの?」と冷静に淡々と母に聞いてきました。
なんだか、この息子の淡々とした言葉を聞いて・・・息子ってすごい!って感じてしまいました。
小学6年生の子供が、こんなに冷静に自分のことを不安のかけらもなく思えていること。
母の方がとてもびっくりしました。
「ひろは、割引にならないんだよ。手帳ももらえない。今のところは。住んでいる市は、知能指数で診断をすると言っていて母さんも聞きに行ったのだけれど該当しないってその時は言われたから。」と。
「知能指数って何?」
「今通学している学校で、みんなと同じくらい勉強が理解出来ていると平均的な知能指数。もし、ひろが授業を一生懸命聞いていても勉強が理解出来ないとするでしょ。理解が出来なかったら平均に達していないから、その時にはもしかしたら、ひろも割引になったり、手帳を受け取れるのだと思うけれど。」
と、うまく説明が出来ないけれど母なりに質問に答えました。
「そっか。俺はアスペルガーだけれどだから割引は無理なんだ。見てわかる障碍は理解できるけれど、難しいね。じゃあ、俺が行く発達障碍の会の子たちはどうなの?見てはわからないよね。」
「中には特別支援学級に行っている子もいるし、ひろと同じで通常クラスにいる子もいるし。この間親の話合いの時に聞いていたけれど、手帳を受け取っている子の方が多かった気がする。」
「ふ~ん。」と・・・。
「ほんとは、知能指数ではなくて、困り感でそういう診断をしてくれるといいと思うけど。」
と話したら。
「俺は別に困ってないし。」って。
これだけ冷静なのに、自分が不思議なことは理解していないようです。
自分を基準で過ごしているので、そういう考えなのかもしれないですが。
やはり、息子と話をしていると面白い発想だし、冷静なところと???なところのこの極端な感じが特性なのだと思えます。
自分がアスペルガー症候群と理解していても、まだ深く考えていないところが良いところなのかも。
もう少し成長して、詳しく理解出来てきたときは、考えこんで葛藤が出てくるかもしれないですが。
今のようにこれからも、冷静で淡々と受け入れて行ってほしいなって母は思っています。
そうじゃないと、母もオロオロしてしまって冷静に息子に話が出来ないので。
学童は大規模学童になってしまったために、今年度から2つの部屋に分解されてA・Bでわかれてすごしています。
その男の子も息子と同じ部屋です。
1年生の時からずっと一緒に学童で過ごしています。
この頃、その子と同じ学年ということもあって、一緒に過ごす時があるようです。
その男の子から、色々な話を聞いてきます。
障碍を持っていると、色々と割引になる話。
高速道路も前までは割引でお得だったけれど、現在はETCが付いていると休日は割引の方がお得にならないことなど。
博物館や水族館も割引だと教えてもらったこと。
母に「どうしたら障碍があって、割引ってわかるの?」と質問をしてきました。
「○君は、補聴器を付けているし、学校もそういう専門の学校に通っているし。きっと障碍手帳というものを受け取っているのだと思うよ。」と話しました。
「他にはどんな人が、その障碍手帳を受け取れるの?」
とまた質問。
「ひろの学校の中の特別支援学級に通学している子もその手帳をもっているかな。」と話ました。
そうしたら「俺は?俺も、アスペルガー症候群っていう障碍があるでしょ。俺も割引になるの?手帳があるの?」と冷静に淡々と母に聞いてきました。
なんだか、この息子の淡々とした言葉を聞いて・・・息子ってすごい!って感じてしまいました。
小学6年生の子供が、こんなに冷静に自分のことを不安のかけらもなく思えていること。
母の方がとてもびっくりしました。
「ひろは、割引にならないんだよ。手帳ももらえない。今のところは。住んでいる市は、知能指数で診断をすると言っていて母さんも聞きに行ったのだけれど該当しないってその時は言われたから。」と。
「知能指数って何?」
「今通学している学校で、みんなと同じくらい勉強が理解出来ていると平均的な知能指数。もし、ひろが授業を一生懸命聞いていても勉強が理解出来ないとするでしょ。理解が出来なかったら平均に達していないから、その時にはもしかしたら、ひろも割引になったり、手帳を受け取れるのだと思うけれど。」
と、うまく説明が出来ないけれど母なりに質問に答えました。
「そっか。俺はアスペルガーだけれどだから割引は無理なんだ。見てわかる障碍は理解できるけれど、難しいね。じゃあ、俺が行く発達障碍の会の子たちはどうなの?見てはわからないよね。」
「中には特別支援学級に行っている子もいるし、ひろと同じで通常クラスにいる子もいるし。この間親の話合いの時に聞いていたけれど、手帳を受け取っている子の方が多かった気がする。」
「ふ~ん。」と・・・。
「ほんとは、知能指数ではなくて、困り感でそういう診断をしてくれるといいと思うけど。」
と話したら。
「俺は別に困ってないし。」って。
これだけ冷静なのに、自分が不思議なことは理解していないようです。
自分を基準で過ごしているので、そういう考えなのかもしれないですが。
やはり、息子と話をしていると面白い発想だし、冷静なところと???なところのこの極端な感じが特性なのだと思えます。
自分がアスペルガー症候群と理解していても、まだ深く考えていないところが良いところなのかも。
もう少し成長して、詳しく理解出来てきたときは、考えこんで葛藤が出てくるかもしれないですが。
今のようにこれからも、冷静で淡々と受け入れて行ってほしいなって母は思っています。
そうじゃないと、母もオロオロしてしまって冷静に息子に話が出来ないので。