「ボクってほんまにボクなんかなぁ」
って、自分の手の平を見つめて言う。
9歳にして、この疑問はちょっと深くない?
なんでこんな疑問が心に湧いているのか、知りたいような知りたくないような・・・・
大人だからこんなことを考えるとか、あんなことを思いつくってことは無い。
子供だって、大人と同じ疑問を抱えているかもしれない。
実際、自分だって子供の頃、同じようなこと考えてたよね(でも、もっと低レベルやったかもしれない)
明日の参観日、体育の時間に観に来て欲しいとリクエストがあったけど、いける時間帯ギリギリだから、もしかしたらいけないかもしれないと言った。
始めはかなり不機嫌にごねていたのに、急に思いついたように、
「あ、そうか、明日はボク、本当は幸せなんやわ。お母さんが学校にこれなくても体育が出来ないわけじゃないし、それに、○○なことも××なことも、そのあと待ってるから、ボク不幸じゃないね。ぼく、幸せやった。」
って、言った。
母として微妙に、切ないコメント。
このコメントが、彼にとってどんな意味を持つのか、私にとってどんな意味があるのか今は分析したくない。
なんとなく、今の彼が物事を解釈するときの基がこれなんじゃないかなって感じた。
私、もうちょっとがんばらないといけないのかもしれない。
大きくなった彼も、ギュ~って心から抱きしめてあげられたらいいのに、私にはもうためらう心が芽生えている。
なんとなく、もう男性という部分を彼に感じ始めていて、少し気持ち悪いと正直感じてしまう。
キスも、お風呂も、なんとなくもう嫌なので、避けているのは事実。
寝ているときはかわいいのに、どうして起きているときはそんな風に思ってしまうんだろう。
そういうの知ったら、切ないよな。
男の子の家族が私にはいなかった。
唯一の男家族は父親だったから、そのほかの男性は、私にとっては異性であるほか無かった。
小さい頃大人に混じって育ってきたから、いろんな意味でかなりのマセガキだったけど、実際に自分が女性であることを自覚したのは遅かった。
だからなのか、自分のなかの異性分けはかなり細かい部分まで行われる。
母親の事を女性として見始めた子供を、異性として感じてしまう事が母親として失格ではなく、自然な気持ちの現れなのだと、受止めて自分を許していこう。
だって、子供を愛しているのは確かなことだから。
そして、子供には自分の正直な気持ちで愛を伝えて行こうと思う。
って、自分の手の平を見つめて言う。
9歳にして、この疑問はちょっと深くない?
なんでこんな疑問が心に湧いているのか、知りたいような知りたくないような・・・・
大人だからこんなことを考えるとか、あんなことを思いつくってことは無い。
子供だって、大人と同じ疑問を抱えているかもしれない。
実際、自分だって子供の頃、同じようなこと考えてたよね(でも、もっと低レベルやったかもしれない)
明日の参観日、体育の時間に観に来て欲しいとリクエストがあったけど、いける時間帯ギリギリだから、もしかしたらいけないかもしれないと言った。
始めはかなり不機嫌にごねていたのに、急に思いついたように、
「あ、そうか、明日はボク、本当は幸せなんやわ。お母さんが学校にこれなくても体育が出来ないわけじゃないし、それに、○○なことも××なことも、そのあと待ってるから、ボク不幸じゃないね。ぼく、幸せやった。」
って、言った。
母として微妙に、切ないコメント。
このコメントが、彼にとってどんな意味を持つのか、私にとってどんな意味があるのか今は分析したくない。
なんとなく、今の彼が物事を解釈するときの基がこれなんじゃないかなって感じた。
私、もうちょっとがんばらないといけないのかもしれない。
大きくなった彼も、ギュ~って心から抱きしめてあげられたらいいのに、私にはもうためらう心が芽生えている。
なんとなく、もう男性という部分を彼に感じ始めていて、少し気持ち悪いと正直感じてしまう。
キスも、お風呂も、なんとなくもう嫌なので、避けているのは事実。
寝ているときはかわいいのに、どうして起きているときはそんな風に思ってしまうんだろう。
そういうの知ったら、切ないよな。
男の子の家族が私にはいなかった。
唯一の男家族は父親だったから、そのほかの男性は、私にとっては異性であるほか無かった。
小さい頃大人に混じって育ってきたから、いろんな意味でかなりのマセガキだったけど、実際に自分が女性であることを自覚したのは遅かった。
だからなのか、自分のなかの異性分けはかなり細かい部分まで行われる。
母親の事を女性として見始めた子供を、異性として感じてしまう事が母親として失格ではなく、自然な気持ちの現れなのだと、受止めて自分を許していこう。
だって、子供を愛しているのは確かなことだから。
そして、子供には自分の正直な気持ちで愛を伝えて行こうと思う。