MAMA

母の日って毎年あるけど、子供が出来たら自分もママの立場に必然的になるんよね。
いつからかなぁ？母の日にプレゼント渡すようになったの。
お金をかけて買うようになったのは、高校生になってからやったかもしれん。
お小遣いでカーネーションを一本だけ買って渡したりはしてたかもしれんけど、自分の稼いだ金で何かを買ったのは、アルバイトしだしたころからだったな。

父の日と母の日、それに今では敬老の日、そして誕生日。
年に何回も来る記念日に、実の母には何かをプレゼントしている。

家を出てから、もう12年がたとうとしてるけど親孝行といえることは、まだ何も出来て着ない。
それどころか、お世話ばかりかけているようなきがする。
両親ももうそろそろ身体の自由が利かない歳になってきているのに、私は両親が生きているうちになにか親孝行ができるのだろうか。

毎年記念日にかかさず贈り物をするのは、せめてもの親孝行のつもりなのかもしれない。
自分も将来、子供に親孝行がしたいと思ってもらえる親になれるだろうか。
今の自分と比較すると、凄くわかる。
父も母も、親としてすばらしい人であるということ。
少し前までは思えなかったけど、自分が親となってはじめてわかる。
あの人たちの偉業が。
そう思える今に、感謝です。
お母さん、ありがとう。

履歴書

アルバイト探しを8年ブリに始めたわけで、履歴書をここ最近よく書きます。
学歴と職歴、そして資格の欄に、色々と書き込んでいると、自分の歴史を振り返るいい時間になります。
資格に関しては戸惑う部分が多く、特にカウンセラー資格に関しては記載することにためらいを感じます。
ここ何軒かの面接履歴書にも、記載してません。
私は確かに上級カウンセラーの資格を取りましたし、通信の添削講師も一時していたのですが、実際カウンセラーとしてカウンセリングを行った時、資格に値するほどの仕事ができる自信がないので、記載できないんだと思います。
自信がないって、情け無いな。
でも、正直な気持ちだから仕方が無い。

8年前、仕事を探していて思ったことは、自分が応募資格から外れる年齢になりつつあるってことでした。なかなか応募内容に自分が当てはまる職場がなかったのが、とても不安でした。
8年経って今感じている事は、自分が今までしてきた仕事が自信に繋がっているということ。8年前抱えていた、「自分ができる仕事は無いのではないか・・・」という不安から開放されています。
今の時代、年齢制限の記載が法律でできなくなったので年齢で除外される職場はなくなったけれど、実際はやはり年齢制限はないようであるのだということをしっている以上、むやみに仕事内容が簡単で時給の高いところに応募するのは避けて、確実に自分でもできると思えるとところに応募することで、100％の確立で採用がきまっています。
今日も面接でした。即採用で来週から研修です。
次の仕事はあくまでも日勤、日曜休日なので自分の条件に合った時間で仕事が出来そうです。
あまりクリエイティブな仕事ではないですが、とにかく今自分が出来ることを一生懸命頑張ってみます。

気持ちに余裕ができたら、心理学の勉強もまた再会しようかな。

風に吹かれて

4月終わりの日曜日に、何年ぶりかで公園にお絵かきに行きました。
家からバイクで30分くらいの場所にある、大きな池のある公園で一人、池のほとりの木と花の絵を描きました。
アートセラピーで書いて以来、まったく疎遠だった画用紙がとても心地よく、手のひらの鉛筆の黒い汚れもなんだか懐かしく愉快でした。

ここ最近8年間勤めた仕事を辞めてからしばらくは、気持ちが焦燥しきってて寂しい気持ちで落ち込んでばかりいました。
だれからも必要とされなくなったような孤独感、毎日辛い気持ちで後悔ばかりしてました。
辞める間際になってこんなに後悔するなんて、自分でもかなり戸惑いましたが、もう引き返すこともできず、管理者という立場から退き、8年ぶりに無所属な一主婦に戻りました。
新しい仕事場は辞める直前に見つけてたのですが、仕事という意味での自分の存在価値が無い状態での採用で、毎日仕事の指示もなくほったらかし状態で挙句早退させられたりで、自分の必要性に疑問を抱かずにはおれず、1週間で退職させてもらいました。
これに懲りて、次の仕事はゆっくりと探すことにしました。

今、人生の隙間にあたるこの何週間の間に、自分に何が起こるのだろうとすこしワクワクもしつつ、焦りも感じています。
離れてみて初めて解りました。
自分が幸せだったこと。
みんながどれだけ私を必要としてくれてたか、大切に思っていてくれてたか。
言葉では伝えなくても、心で想ってくれてたこと。
苦労も辛さも全部吹っ飛んで、楽しかったことや嬉しかったことばかりが心に残っています。
みんなに出会えてよかった。
ここでの8年間は、人生の中で一番辛い経験もしたけど、一番成長できた時期だったと思います。

経験はなくならない。
これからの私の一部となって機能するんです。
目の前にあるなにかを一生懸命やろうと思えるときがきたら、また新しい仕事につけるでしょう。

そんな日が直ぐそこにあるのも、なんとなく解っているＧＷ半ばです。