ほぼ日刊、土と炎、猫と煙突

白く燃え尽きた灰の奥深く、ダイアモンドは横たわる。

お手盛り野郎

2008年11月13日 00時47分46秒 | 時事メモ
日本の侵略などを正当化する論文を発表して更迭された航空自衛隊の田母神俊雄・前幕僚長(60)は、
懸賞論文を主催したアパグループの元谷外志雄代表とは10年来の親交があった。
元谷氏の出版パーティーに出席するなど、
その親密ぶりは関係者の間では有名だった。

 元谷氏は空自小松基地のおひざ元の石川県小松市出身。
98~99年に基地トップの司令に赴任した田母神氏と意気投合した。
元谷氏は99年には、地元政財界が参加する「小松基地金沢友の会」
を設立して会長を務め、基地と地元をつなぐ役割を担った。

 親交は田母神氏の転勤後も続いた。
アパグループが経営するホテルにも置かれている雑誌
「アップルタウン」の連載企画で、
元谷夫妻が政財界要人と懇談する
「日本を語るワインの会」のコーナーに田母神氏が数回参加。

今年6月に開かれた元谷氏の著書「報道されない近現代史」の出版記念パーティーには、田母神氏が制服姿で出席した。

 元谷氏は07年8月、小松基地でF15戦闘機に体験搭乗。
その時の写真は元谷氏の著書に収められている。
航空幕僚監部広報室は
「広報活動の一環で、小松基地金沢友の会の会長として搭乗してもらった」
と説明する。

 元谷氏は朝日新聞社の取材に対し、田母神氏に論文の応募を依頼したことはないと説明している。
「毎月送っているアップルタウンの告知で気づいたのではないか。まさか航空幕僚長が応募してくれるとは思わなかった」。

田母神氏の論文は8月に届いた。他の航空自衛官の応募作78編も含む235編が、執筆者名を伏せた形で審査されたという。
その結果、元谷氏のペンネームを冠した最優秀賞に田母神氏が選ばれ、
300万円の懸賞金を受け取ることになった。

以上、コピペでした。

……やっぱり「出来レース」だな。

さて。米軍や自衛隊にもある広報部。

彼らの活動は結構、興味深いモノがある。

例えば、映画の脚本チェックとか。

「トップ・ガンみたいな『良い映画』なら、我々は協力を惜しみません。
 F-15? 空母? いくらでも提供しましょう。
 何しろ、パイロットの志願者が3倍になりましたからね。
 しかし、地獄の黙示録とかプラトーンみたいな映画には
 ビタ一文、手を貸すつもりはありませんな。
 作るのは勝手ですが、脚本を直さない限り、我々の協力は得られません」

米軍某広報長談

そりゃあ、そうだ。

しかし、脚本家も一筋縄ではいかない。

何とか審査をパスし、まんまと軍の協力を得て、
観客に別のメッセージを送る方法を考え出す。

<続く>

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
だから (LE)
2008-11-14 22:20:56
一等当選したの、当然じゃない。しらばっくれる狸じじいが多すぎるわ。
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LEさん (RESANDO)
2008-11-16 01:30:33
コイツら、調べてみたらみんなナーナーでドロドロだよ。
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