ほぼ日刊、土と炎、猫と煙突

白く燃え尽きた灰の奥深く、ダイアモンドは横たわる。

ゴム材

2008年10月01日 00時23分01秒 | 技術メモ
以下、コピペ。

信大工学部(長野市)や日信工業(上田市)などの研究グループは29日、石油採掘用パイプの接合部に利用するゴム材に、超微細な炭素繊維「カーボンナノチューブ(CNT)」を混ぜて高温や高圧環境への耐性を高めた複合ゴムを開発したと発表した。新素材は、現在使われているゴム材と比べて高温、高圧への耐性が高く、地中深く発掘できるため、「発掘可能な石油量を倍増させる効果が見込まれる」としている。

 グループは同学部の遠藤守信教授らが中心となり、遠藤教授と昭和電工(東京)が共同出資した長野市のベンチャー企業「MEFS(メフエス)」、ゴム製品など製造のフコク(さいたま市)などが参加して4年間かけて開発。研究成果はドイツの科学誌に近く発表する。

 新素材は、フッ素ゴムに対し、重量比8・4%の割合でCNTを混合。CNTは“細胞”を取り囲むように広がり、炭素繊維の周囲に膜状に並ぶゴム分子が、温度や圧力に対する耐性を強化させるという。グループによると、温度は現在のゴム材より85度高い260度、圧力は1・7倍の海底2万4000メートルの水圧に耐えられるという。

 新素材は、石油採掘用ステンレスパイプを接続する部分などのシール材に利用。特に温度や圧力を計測する精密センサーを内蔵したパイプを使う油田探索で、パイプ内の気圧維持などに新素材の性能が生かせる見通しだ。

 グループによると、新素材を活用すれば、埋蔵量に対して採掘できる石油量の割合(回収率)は現在の35%から70%に倍増するという。現在、石油が採掘できる年数は約40年とされるが、大幅な延長も期待できるとしている。

 2年後の商品化が目標。遠藤教授は「耐性と柔軟性を兼ねそろえた世界最強のゴム材ができた。石油資源の供給体制を変革させる研究だと考えている」としている。

以上、コピペ終了。

恐ろしくジミだが、ゴム材は生活の要だ。

第二次大戦中、日本軍の油圧ユニットがことごとく不調で話にならなかった。
(金属パイプと金属パイプをつなぐ部分から、油が漏れる)
最大の理由が”ゴムパッキン”が満足に生産できなかった点にある。

「水道のゴムパッキン」なんかどうしていたのかな?

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2 コメント

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でぇじょうぶだがや (mamaさん)
2008-10-01 00:40:09
井戸水を釣瓶でくんでますた。
mamaさん (RESANDO)
2008-10-01 21:56:21
貴重な実体験をありがとうございます。

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