ほぼ日刊、土と炎、猫と煙突

白く燃え尽きた灰の奥深く、ダイアモンドは横たわる。

欲しくねえよ

2008年01月19日 23時49分03秒 | 古い日記
動物園内も安心できない…中国でパンダ密猟続出

 【北京=福島香織】

’07 12/21日付長江商報などによると、中国・湖北省宜昌市の宜昌三峡森林野生動物世界で、東北トラ(アムールトラ)が皮をはがれて惨殺されているのが発見された。中国ではパンダなどの希少動物の密猟事件が相次いで発覚しているが、完全管理・保護されているはずの動物園内ですら、希少動物たちは密猟の危機にさらされている。

 殺された東北トラはメスで、希少動物の保護や繁殖を目的として作られた40ヘクタールの自然生態公園内で、華南トラなど100種の動物とともに放し飼いされていた。20日朝、飼育員が巡回中に発見した。トラは頭を切り取られ皮をはがれ、内蔵を抜かれた状態だったという。地元警察は、夜中に何者かが忍び込み犯行に及んだとみて捜査中。

 東北トラは野生のものは中国国内では20頭以下という希少動物。ワシントン条約で取引が禁止されているほか、中国国内でも国家一級重点保護動物に指定されている。しかし、その毛皮の美しさや、薬効があるとされる肉や内臓はヤミ市場で高値で取引されているといわれている。

 中国ではほかにも、ユネスコの世界遺産に登録されているパンダ保護区の一部である四川省宝興県でパンダの密猟が相次いで発覚。地元の農民が依頼を受けてパンダを密猟したことなどが明るみに出ている。末端のハンターの報酬ですら50万元にのぼるといい、同県ではでこの20年で19頭のパンダが密猟されている。

新華社通信によれば、
「日本の工場主がパンダの毛皮をほしがっている」
といって地元農民にパンダ密猟をもちかける中国人もいたという。

……珍獣と言われるユキヒョウやキンシコウ、パンダなどは
「殺生戒」の厳しい「チベット仏教文化圏」の生体であり、
その場所が中国に呑み込まれた今日、彼らの生存も危うい。


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2 コメント

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これなら絶対安心 (ZERO)
2008-01-19 23:55:54
というものが全くないのが中国の怖いところです。
「日本の工場主がパンダの毛皮をほしがっている」というのも、(本当にそういう人物がいたのかどうかも?ですが)そもそもパンダの毛皮が裏で流通していることを教えた中国人がいないことには始まらない話です。

埼玉の37万円無銭飲食の少年君!中国でやったら、超やばいと思うよ。
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ZERO様 (RESANDO)
2008-01-20 11:44:40
>日本の工場主がパンダの毛皮をほしがっている
この時点で大嘘でしょうね。

捜査官が乗り込んだら毛皮はフェイク・ファー
手渡した賄賂は偽札、元より捜査官も偽者だった。

コント作家も思いつかないような事が起きそうです。
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