ほぼ日刊、土と炎、猫と煙突

白く燃え尽きた灰の奥深く、ダイアモンドは横たわる。

クリーン石炭技術

2008年01月24日 23時18分07秒 | 時事メモ
クリーン石炭技術について、調べてみる。

以下、「商品先物と相場の法則」から。

再び脚光を浴びる、石炭。『クリーン石炭』という技術

原油高を受け、代替エネルギーの開発が急がれる。
そんな中、かつてのエネルギーの主役で最近はあまり目を向けられることの無かった「石炭」が、再び脚光を浴びている。

「クリーン石炭」という技術が開発された。
石炭を熱分解でガス化し、燃料として使用する方法。
発電の効率を高める技術である。
(何で熱分解するのかね? By RESANDO)
石炭をそのまま燃やして使用したときと比較し、
二酸化炭素の発生量が少ないため環境に優しいと言われている。
(言われているだけで確証は無いのか? By RESANDO)
石炭は安価で石油ようりも豊富に存在し、かつ地域的な偏りも小さく、
そのため確保がしやすい。
その利点を活かし米国では、
クリーン石炭を利用した発電所の建設計画が相次ぎ行われている。

コピペ終了:

*補足:

だが、「クリーン石炭は本当にクリーンなのか?」
については疑問視する声も多い。

炭素固定(carbon sequestration)として知られる技術は、
石炭が炊かれる時に放出される二酸化炭素を固定(捕捉)し蓄えるために
石炭から得られるエネルギーの20~50%のエネルギーを消費する。
これは高価につく見通しで、
石炭からの二酸化炭素と有毒物質の放出を捕捉する費用は高くて誰も負担できないかもしれない。

―イギリス・中国 石炭火力発電での炭素回収・貯蔵事業に合意―

イギリスと中国が「炭素回収・貯蔵を伴うクリーン石炭技術の開発プロジェクト」
について合意したことを受け、イギリスのベケット環境大臣はこれを歓迎した。
合意文書は、ディビッド・キング主席科学顧問が、北京において、中国の徐科学技術大臣と合意書に署名した。

このプロジェクトは、2020年までに、中国及びEUで
炭素回収・貯蔵技術を導入した石炭火力発電所を実証することを目指すもの。
これは、中国において、石炭使用量が増加し、CO2排出量が急増すると見られる時期に当たる。

イギリスは、この実証プロジェクト第一段階をリードし、
イギリス環境・食糧・地方省及び貿易産業省が350万ポンド(約7億円)を提供する。
発電所から回収したCO2を中国内で地中に貯蔵するため、
3年間にわたるフィージビリティー調査で、様々な技術的オプションを検証する。
なお、このプロジェクトは、EU・中国のパートナーシップの一環である、
「近ゼロエミッション石炭事業」の第一段階のスタートを意味する。

【イギリス環境・食糧・地方省】

……「回収したCO2を地下貯蔵」は最近良く聞く「技術」ではあるが、
詳細は不明だ。

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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
どっちにしても (mamaさん)
2008-01-25 08:59:54
地球を食い物だわなぁ?人間が地球に巣食う細菌に思えてきた。
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クリーンcoal (LE)
2008-01-25 18:33:31
環境にやさしいのか、ほんとに?(ウィキからコピペ)イギリス、他人の国で技術テストしてんじゃないのかー?

The byproducts of coal combustion are very hazardous to the environment if not properly contained. This is seen to be the technology's largest challenge, both from the practical and public relations perspectives.
While it is possible to remove most of the sulfur dioxide (SO2), nitrogen oxides (NOx) and particulate (PM) emissions from the coal-burning process, carbon dioxide (CO2) emissions and radionuclides [5] will be more difficult to address. Technologies do exist to capture and store CO2, but they have not been made available on a large-scale commercial basis due to the high economic costs[6]. For this reason renewable energy sources or nuclear power may be a more cost-effective and environmentally friendly alternative.
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mamaさん (RESANDO)
2008-01-25 22:12:36
何十億年かけて植物が作り出した酸素を、
わずか200年で消費した人類は
正に極悪ウイルスですね。
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中国は (RESANDO)
2008-01-25 22:22:17
日本にもこの手の話を持ちかけてきてまっせ。

「環境問題? 大いに協力するよ。
 こっちは命の惜しくねーヤツはいくらでもいる。
 連中を実験台にしても何でもいいから。
 でも、資金はそっち持ちだし、
 失敗したら責任取れよ。
 あ。でも、上手くいったら、
 作った設備と技術はちゃんと置いていってね」

ハッキリ言えばそんな感じかなあ?
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やっぱり (LE)
2008-01-26 09:20:50
あちらさまには大勢いらっしゃる国民の方それぞれに、自転車をこいで発電していただくしかないっ!
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こっそりよそで宣伝 (LE)
2008-01-31 20:10:19
自分のブログに書くと、グーグルで特定されるとやばいので、また隠れ蓑を使わせてください。

2月6日 NHK クローズアップ現代 (19:30-、だよね?)
カーボンフットプリントとかなんとかがタイトルだと思うのですが、
その中で、イギリスの状況があらわれま~す。
何分ぐらいやったか教えて。汗と涙と咳と熱の結晶よ!
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LE様 (RESANDO)
2008-01-31 21:12:26
是非、見ます。
こっちでなら宣伝してもいい?

名前は伏せるけど。
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うん (LE)
2008-01-31 23:24:05
うちのブログが特定できないように宣伝してね。

でもさ、26分の番組、きっと4分ぐらいだよ。ま、ためになるかどうかしっかり見てみて!
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追伸 (LE)
2008-01-31 23:38:01
今見たらさ
http://www.nhk.or.jp/gendai/
メインのヨーロッパ特集は終っちゃったみたいね。これにいれておきゃいいのにさっ!わたしんとこ、なんかカスよこしてない、メインに入れずに!
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カーボンフットプリント (mamaさん)
2008-02-01 00:57:23
もう終わったよ、たしか。巨大風力発電とか、電気自動車への補填でエネルギー節約に成功したどっかの担当者がいよいよロンドンに乗り込んで・・みたいな内容だった。これじゃなかったの?クローズアップ現代はいつも見てるよ。どんな内容?思い出せるかも。
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