妻は胃ろう  手抜かり 老老介護

2007年9月、56歳、アルツハイマー病と診断
2018年1月、胃瘻造設手術
2023年9月、体調悪化

入院3日目なのに

2018-01-21 23:32:56 | 胃ろう

  手術は明後日だった。


  明日と思っていたのは俺の勘違いで

  先生の説明書にもそう記されていた。

  相変わらずこんな時でもドジを踏む。


  入院して5日目の手術となる。


  どうも訪問診療の先生から聞いていたのと

  少し食い違っている。


  入院してから長くても1週間くらいで

  退院できる(だろう)と言われていた。


  それが倍の2週間になりそうだ。



  ☆ 入院前に、ようやく熱も下がり、

    口からの食事も

    少しずつ、回復してきて、

    これからやってやるぞ、というときの

    入院だった。

   
    病院では栄養剤を点滴され、

    口からの食事はされていない。


    今日で3日目なのに、

    もう、すっかり長期入院の

    患者さんみたいになっている。


    家では痰や唾液が溜まって苦しそうにすると

    すぐ吸引したりして処置したが、

    ここではそうはならない。


    吸引や体位交換も決められたサイクルで

    各部屋を順番にやって来る。

        
    面会に行ったとき、

    唾液が口の中で泡みたいになっていた。


    苦しそうだった。

    看護師さんを呼んで吸引してもらった。

    
    事情を説明し、配慮をお願いした。


    同じ病棟に30人近くの患者さんがいる。


    妻はその中の一人に過ぎない、

    それが病院というものだ。


    早く退院して口からの食事を再開したい。


    入院が長くなればなるほど

    妻はそれを忘れてしまう。


    飲み込むということを

    忘れないうちに挑戦したい。


    
    ☆ 各部屋ともドアは開けっ放しだ。


      酸素吸入の方、点滴されて眠っている方。


      排泄物を処理しているんだろう、

      ということがわかる。


      妻も同じ患者なのに、

      こういう入院は初めてなので

      どうにも、

      切ない、暗い気分になる。


      建物の古さがいっそう

      そうさせる・・。

      




    

  
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