妻は胃ろう  手抜かり 老老介護

2007年9月、56歳、アルツハイマー病と診断
2018年1月、胃瘻造設手術
2023年9月、体調悪化

3者会議  新介護体制

2015-03-31 23:24:53 | 日記
  
   妻の要介護度が「5」という通知が市からあった。

   
   今回、調査員が別事業所の全く知らない方だったが

   結果は同じだった。
   


   それを受けて、ケアマネさんから今後の介護について

   打ち合わせをしたいとの連絡があり、

   昨日、デイの事業所で行われた。


   出席者は、私、ケアマネ、デイ担当者、

   ヘルパー担当者、それに介助用具レンタル業者の5名。


   たまたま、妻のデイ利用日だったので、

   私が行くと、妻が他の利用者さんとテーブルに座っていた。


   なんだか、授業参観でわが子を見る感じ。

   声をかけると少し笑った。



   打ち合わせは、

   まず私が希望を述べ、それに対して

   話し合うという形で進められた。


   〈私〉


     娘の里帰り出産のため、初めてデイを利用したが、

     その娘も4月上旬には帰って行く。

     現在週2回のデイを1回に、

     そしてヘルパーを1回にしたい。


     ヘルパーは以前と同じ2時間30分をお願いしたい。


   〈ケアマネさん〉


     市の担当からは、
     
     ヘルパーの2時間30分は長いと言われている。

     1時間30分が限度である。


     以前はデイが利用できないということで、

     特例的に2時間30分を認めていたが、

     デイを利用できる状態であるならば、

     デイを利用してもらいたい。


     ヘルパーは1時間30分が限度である。



  〈私〉

     デイにもいいところはあるが、

     私にとって、普段より朝食の時間が1時間早くなり、

     着替えも迎えが来るまでに済ませなくてはならない。


     これは私にとって忙しいことになる。


     それに対し、ヘルパーの場合、パジャマのままでも

     構わないという気楽さがある。


     そんなわけで、デイとヘルパー1日ずつにしたい。



     ヘルパーの場合、食事介助に1時間、

     足浴、整髪、排泄介助、清拭等に1時間、

     その他、トータルで2時間30分はほしい。



   〈ケアマネさん〉

     何とか、2時間で市の担当者と交渉してみます。

     それでいかがですか。

     税金です、と言われると頑張りきれない。



   〈私〉

     (言いたいことはたくさんあったが、

      ここでケアマネさんにぶつけても

      筋が違うと思い、黙った)


     わかりました、それでお願いします。


   〈ケアマネさん〉

     ところで、

     1時間30分を2回というのは、どうです。

     (1時間30分だと、回数が増えても問題はないらしい、

      このへんがよく分からない。)


   〈私〉

     構いません。

     それでお願いします。




   結局、デイ1日(10:00~15:00) 

      ヘルパー2日(13:00~14:30)


   になった。

      


   ☆ レンギョウが黄色く色づき始めた。

     花が咲くのももう少しだろう。


     雪の下で耐えたビオラが花を咲かせている。


     チューリップはまだまだ時間がかかりそうだ。



   ☆ 妻は、バナナヨーグルトと玉子納豆という

     変わり映えしない食事を拒否も無く食べてくれる。



     3食同じでも食べてくれる。


     妻に味覚は残っているだろうか。



     NHK「プロフェッショナル」に出演した

     訪問管理栄養士の中村育子さんの言葉を信じよう。


     「食べてくれるというのは、美味しいからよ」


     
     























     






     必要である。
   




    

















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妻は無抵抗

2015-03-25 06:41:13 | 妻の症状


   3歳になる孫娘が

   赤ちゃん返りというのだろうか、

   甘えとわがままがひどい。


   情緒不安定になっている。



    
   出産の1~2週間前の頃、

   孫娘が妻の顔をひっかいた。


   傷から血が出ていた。


   私は強く叱った。


   
   大人げないと思いながら本気で怒り、説教した。


   弱い者に矛先が向かったのが許せなかった。


   妻は、3歳児の攻撃に何も抵抗できず、

   されるがままだった。


   それが、哀れというか不憫でならなかった。


   ママも厳しく諭し、二度と乱暴しないと、

   約束させたがすぐには止まなかった。



   ママが出産し、赤ちゃん(妹)と戻ってくると、

   孫娘の関心がそちらに向かい、

   ひとまず、妻への攻撃は収まっている。


  

  ☆ 我が家で一番先に咲くのは、クロッカスだった。

    気が付いたら咲いていた。

    白と濃紫の花が数本ずつ今年も咲いてくれた。


    そんなところに雪が10センチほど積もった。


    チューリップの芽が出てから

    4回目か5回目の雪だ。


    チューリップは雪にも負けず成長し続けているが、

    クロッカスは雪の重さに耐えただろうか。

    まだ確認していない。


    これが最後の雪になるだろう。


    孫娘たちもあと2週間で東京に帰ってしまう。

    それまでにチューリップの花が咲いてくれるといいが

    はたして間に合うか。


    こちらで3歳の誕生日を迎える孫娘に

    花を見せてやりたい。

    
    心優しい女の子になってほしい。


    ジイさんは強く叱りすぎたかなと反省している。


    




















   








      













   

   


   
















     


  


    



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赤ちゃんがやってきた

2015-03-17 06:00:17 | 日記

   赤ちゃんが母親とともに退院し、家にやって来た。


   名前は父親が決めて連絡してきた。

   
   いろいろあるが、言ったところでどうなるものでもないので

   黙っている。   


   そして、私が出生届けを役場に提出してきた。

   現住所と異なるので、役場同士の確認作業が必要らしく

   30分近く待たされた。



   昨夜、我が家で初めて沐浴させたが、

   ママも久しぶりなので手つきが危なかっしかった。

   病院でも練習したらしいが本番はちがうということか。



   お姉ちゃんになった上の子は、

   ますます赤ちゃん返りがひどくなった。


   何でも赤ちゃんと同じようにしてほしいとせがむ。

   私は、ママの体調も考え、

   「お姉ちゃんになったんだから」とか

   「赤ちゃんじゃないんだから」とか言い聞かせるが

    言うことを聞くもんじゃない。


   ママもそのへんは承知しているのか

   強く叱ることも無く、できるだけ応えているようだ。



   妻は特に変わったところは見られない。

   

   もちろん赤ちゃんを近づけても反応はなし。


   7年前の最初の孫の時は、すでに発症していたが

   抱っこすることはできた。


   笑顔で抱いているその時の写真が唯一である。


   2年後の二番目からは抱くことも、

   赤ちゃんにも反応しなくなった。


   
  ☆ 6畳間に妻の電動ベッドと反対側にもベッドを置いて

    赤ちゃん用に使ってる。


    (夜はその間にマットを敷いて私の寝床となる。)


   
    6畳間に続いて8畳のリビングがありソファーとテレビがある。

    昼は開け放して使っている。


    リビングは孫娘のご機嫌取りに買い与えたおもちゃが散乱している。


    妻には、大体いつも通り1週間に一度下剤を使っているが、

    その量はどうしても控え気味になっている。

    
    オムツから流れ出ることは避けたい。

       
    
    そんな気持ちが飲ませる量を加減させている。

    なかなか効かない。

    
    そこで量を増やすと、ゆるくなる。

    
    赤ちゃんが来てからはまだ下剤は使ってないが、

    いよいよ今晩あたりは飲ませなければならない。


 

   ☆玄関前のミニミニ花壇のチューッリプが芽を出している。

    芽が2㎝ほどのところで雪に見舞われ。

    一度融けて、また降られた。


    とどめは、芽が5㎝ほどになったところで、

    20㎝の雪が降った。

    湿った重い雪だったので葉が折れたものもあった。


    その雪も融け、これからはどんどん伸びていくだろう。

    
    晩秋に植えたビオラが雪に耐えた小さな花を見せている。


    我が家で一番最初に咲くのはレンギョウの黄色い花だが、

    蕾はまだ膨らんでいない。


    いろんな花が咲くのは楽しみだが、

    
    私はどうも春先が気分的に苦手だ。

    華やかな雰囲気なのに、何故かそれに乗り切れない自分が居る。


    昔からそうだったような気がする。


        


    
    























   



   
















   
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一時保育制度

2015-03-13 23:40:06 | 日記
  

      3歳になる女の子を連れての里帰り出産。

      
      どうにかなるさ、と高をくくっていたが

      なかなか大変だった。


      昼は保育園に預けることにした。


      一時保育という制度があることを初めて知った。


      ただし、月に14日間しか利用できないという。


      家の近くのA保育園に申し込んだ。

      2月は11日間利用できたが、

      3月は5日間しか取れなかった。

      あとはキャンセル待ちになった。
      
      
      定員が4~5名らしくて倍率がかなり高いらしい。


      建物は古く、入り口にゲートはあるが、常に開いていて

      誰でも自由に出入りが出来る。

      
      ここでは、一時保育の子は、通常の園児とは別に

      小さな部屋で専任の保母さんと過ごす。

     
      毎日、ちがう子供達が来る。

      乳飲み子やハイハイの子と一緒のときもある。



      孫娘はここが気に入ったらしく喜んで通った。


      しかし、3月は、B保育園にも通うことになった。


      トータルで14日間使えるということで、

      園は違ってもいいという。



      B保育園に申し込んだら、8日間利用できることになった。

     
      B保育園の方では、通常の園児と一緒に過ごす。


      こちらは新しい建物で、セキュリティも万全だ。


      頑丈な柵で囲まれ、インターホンで名を告げ、

      門のロックを解除してもらって入ることが出来る。
      
     
      園の中も木材の温かみを感じさせる明るい作りだった。


      しかし、孫娘にとって、知らない子たちの中に、一人入って行くのは

      かなり緊張を強いられたようだ。


      それも、今日はA保育園、明日はB保育園、

      明後日はまたA保育園、というようなことになった。


      2回ほど行ってB保育園に行くのを嫌がった。

      「ひとりぼっち なんだもん」 というようなことを言った。


      無理させないことにし、休むことが多くなった。




      出産から一日後、パパが東京に帰って行った。

      まだまだ男性が育児休暇を取るのは難しいのが現実だ。


      ママもパパもいない夜。

      パニックになり泣きじゃくるのは目に見えている。


     
      遠くに住む長女にSOSを出す。

      7歳、5歳、6か月の3姉妹がいる。

     
      これまで何回か会って、親しんでいる。

      預かってもらうことにした。


      帰京するパパと一緒に新幹線に乗り、

      途中の駅で長女が待ち受けることになった。

      
      今日で3日目だ。

      ママ、パパと泣いたらしいが

      泣きじゃくって手が付けられない、

      というほどではなかったらしい。

 
      その孫娘が明日、帰って来る。

      二女も明後日退院する。

  
      出産から5日目だ。


      これからも大変そうだ。


      母親にべったりまとわりつきそうだ。

      

      またいろんなことで、ご機嫌をとらなくてはならないな。


      甘やかすことになるが、

      大泣きされると負けてしまう。




    ☆ しかし不思議なのは、

      私の場合も二女が産まれる時、

      4歳だった長女をどうしたか覚えていないことだ。


      兄嫁に確かめたら、

      私が、出勤途中に実家のおふくろに預けたが、

      泣きじゃくってばかりで、

      おふくろも2~3日でサジを投げてしまったという。

  
      それでどうしたか、記憶にない。

      妻の姉にも聞いたが、

      姉も預かったり世話をしたことはないという。


      妻に聞こうにもそれもかなわない。


      覚えてないということは、

      それほど悩まなかったということか。

      
      私は昔からノーテンキだったか。

      





















      

    

      






      

      


















      




      











      
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出産に立ち会う

2015-03-11 23:50:53 | 日記
  

   二女の出産に立ち会った。


   深夜、無事第二子が産まれた。


   女の子であることは分かっていたので

   無事に生れてくれて安堵した。



   テレビでよく見るあの出産シーンに

   自分が立ち会うことになるとは

   夢にも思っていなかった。



   陣痛室のベッドで腰をさすっていると、

   陣痛がひどくなり、自分でボタンを押し、助産婦さんを呼ぶ。


   今夜は二女一人だけしかいない。

   
   助産婦さんは二人。


   分娩室に入るので、私は待合室で待機する。


   すると、分娩室に入ってもいいという。

   
   手術台に横になっている娘の腰をさすってやる。 

   痛がってウンウンうなる。 


   
   赤ちゃんの心拍数と妊婦のお腹の張り具合いを

   示すモニターを助産婦さんが注視している。


   妊婦が苦しみだすと張り具合を示す数値が高くなる。

   
   

   助産婦さんが腰をさすりながら二女に話かける。
   
   二女もそれに応えてうなずく。


   私は二女の頭の方にまわり、モニターの数値を見つめる。



   いよいよ産まれるらしい。


   私は分娩室から出され、待合室で待機した。


   2畳ほどの広さの待合室のソファーに腰を下ろし

   ペットボトルのコーヒーを飲んでいると

   ドアが開き、助産婦さんが私に来るように言う。


   二女が私に立ち会ってほしいと言っているらしい。


   最初、えっ、と思ったが

   うながされるまま助産婦さんの後について分娩室に入った。


   二女は両足を高く上げたあの体勢になっていた。


   私は頭の後ろに立った。


   助産婦さんから、

   指示があったら枕を持ち上げるように言われる。


  
   「はい、上手ですよ。あと少しですよ。

    頭が見えてますよ。


   二女に酸素マスクが付けられた。


   「はい、赤ちゃんが苦しみますから

    ゆっくり息をしてくださいね」


    二女は痛みで声が大きくなる。


   「声を出すともったいないですよ。」と助産婦さん。

   (いきみがうまくいかないという意味らしい)


   「お腹の方を見て、そうそう」


   「フーッ、フーッ」 深くゆっくり呼吸をしている。


   二女の頭の動きに合わせて、

   私は枕を持ち上げる。


   「はい、少し休みましょうか」


   別の助産婦が電話すると、

   すぐ、男の医師がやってきた。


   また、いきみを再開し、

   ついに、赤ちゃんが産まれた。

   
   医師と助産婦が赤ちゃんを診断。

   なにやら処置をしている。


   元気な鳴き声にほっとする。


   
   私のガラ系の携帯で写真を撮る。


   体重を測るところは撮り損ねてしまい、

   メーターの数字だけを撮る。


   母親と赤ちゃんのツーショットは2枚撮った。


   私は、パパさんに連絡し、交代すべく家に向かった。

   
   病院から家まで15分。

   真夜中、ライトに照らされた雨が強くなった。


   
   慎重に運転し家に着いた。
   

   



  ☆ 孫娘が家に来て、1か月以上になるが、

    まだ全幅の信頼を得ることが出来ないでいる。


    風呂上りのドライヤーや身体を拭くことさえも

    拒否されている。


    ましてや、いっしょに風呂にはいることなど叶うはずもない。


    目を覚ましてパパやママがいないと泣き叫ぶことになる。


    そんな訳で、婿殿には家で待機してもらった。

    本当は、立ち会いたかっただろうが、仕方がない。


    妻は私が病院に行く前にベッドに寝かせたが、

    家に戻ると、目を開けていた。


    赤ちゃんが産まれたことを話すが、

    じっと天井を見つめている。



    婿殿が病院に出かけた後、


    そろそろ私も寝ようかなと思った矢先、

    なにか気配を感じたのか、

    孫娘が泣きながら起きてきた。


    「パパ、パパ!」


    「赤ちゃんが産まれたから、病院に行ったよ」


    「○○ちゃん(自分の名前)も行く!」と泣き叫ぶ。

   
        
    1時間程して、パパが戻り、

    ようやく泣き止み、部屋に行って寝てくれる。



    私もやっと布団に横になる。



    長い一日だった。


    二女も1日以上苦しんで、

    なかなか産まれず、

    「促進剤でも帝王切開でも、早く楽にして」と訴えた。


    よく頑張った。

    やはり不安だったろう。


    私に分娩室に居てほしいと思ったのは

    そういうことかもしれない。



    思いがけず、出産に立ち会うことになったが、

    感動とか、特別な感慨はない。


    ただただ自然なことだった。



    

      


    

    

    


    








   













   





   






   


   











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歯が抜けた。   前歯1本になる。

2015-03-02 23:35:44 | 妻の症状


     夕食時にもぐもぐしていたが、

     どうもいつもと違った音がする。


     何か硬いもが歯に当たっているような音だ。


     ひょとしてと思い、指を入れて前歯を見ると、

     2本あった歯が1本しかない。


     ここからが格闘というか、

     歯を呑み込まないうちに
     
     取り出さなければならない。


     指を噛まれながら、どうにか歯の有り場所を

     探り出し、取り出すことが出来た。


     差し歯だった。

         
     これで前歯が1本になった。

     前から見ると、真正面に残った1本の左側が1本抜け、

     右側が3本無い。


     抜けた歯は保存してあるが、

     どうも数が合わない。

     1~2本は呑み込んだらしい。



     経験が無いから分からないが、

     1本の歯では「噛む」という感覚より

     「突き刺す」という感じに近いのではないか。


     奥歯は奥歯で、大きな穴が開いている。

     
     ますます、ヨーグルトやお粥の出番が増えてきそうだ。



    ☆ これまで処方してもらっていたレミニールに替り、

      リバスタッチパッチという貼り薬になった。


      訪問診療の際、先生に、


      妻の歩行状態、立位保持に不安定さがあり、

      手を離すと転倒しそうになる旨を伝えると、


      薬を替えてみましょう、ということになった。



      レミニールをきちんと飲ませない俺に

      決して叱ることのなかった先生も、

      ついに諦めて、

      貼り薬であれば、このものぐさな男にも

      なんとかできるだろう、と思ったのかもしれない。



     ☆ 風邪を引かせてしまった。


       38.2度。

       「コフォッ、コフォッ」と咳をしている。


       これまでも熱を出したことはあったが、

       こんな咳は初めてだ。


      
       顆粒の風邪薬を蜂蜜といっしょに食べさせたが

       果たして効果や如何。


       おでこにシートを貼ると、

       その冷たさに声を出したが、

       取ることもなく、

       やがて眠ってくれた。




      ☆ 先週、里帰りしている

        身重の二女がお腹が痛い、

        というので病院で診てもらったら、

        陣痛だということで入院させられた。

        
        昼食後のことだった。


        予定日より2週間以上早かったが、

        すわ、産まれるか!


        気分は臨戦態勢。     

        


        陣痛室に入った。


        婿殿は陣痛室に入り、ママに付き添う。


        その間、私はもうすぐ3歳になる

        孫娘と家で留守番。


        これがもう大変。


        「ママはどこ!」、

        「パパのところに行きたい!」と

        泣き叫ぶ。


        あの手この手で機嫌を取ろうとするが、

    
        すぐ、

        「ママ!」、「パパ!」と泣き出す。        


        深夜零時からパパが戻った5時まで

        泣きっぱなし。



        しかし、結局産まれなかった。

        陣痛も治まり、

        翌朝の診察後、

        退院させられてしまった。


        やれやれ。

        

        仕切り直しか。




        


















       
      

       






















      





















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