妻は胃ろう  手抜かり 老老介護

2007年9月、56歳、アルツハイマー病と診断
2018年1月、胃瘻造設手術
2023年9月、体調悪化

歯が足りない?

2015-01-29 06:52:21 | 妻の症状
  

   初期の頃から歯磨きをしなくなって、

   出来なくなって、

   拒否が激しくなって


   何年も手入れをしなかったせいで

   妻の歯は歯周病に冒されてしまった。


   今思えば、少々無理をしてでも

   手入れをしてやれば良かったと後悔している。


   2年前に続けて3本抜けてしまった。

   その時は、口でもぐもぐしていたので

   何かと思って手を入れると

   抜けた歯があった。


   3本とも袋に入れて取ってある。



   何故だろう。

   忘れやすい私は、

   その後も続けて歯が抜けるかもしれない、

   ということを想像しなくなっていた。


   最近、本当に迂闊な話だが、

   どうも妻の歯が足りないことに気が付いた。

   
   歯茎の割合が多いのだ、

   つまり歯が足りないことに気が付いた。


   以前に抜けた歯の隣の歯が抜けていた。

   
   歯は呑み込まれたのだろう。


   ずーと、もぐもぐさせていたことはあったが、

   それは今でも、

   肉など呑み込めない時などそうするので、

   特段気にしなかった。



   歯が抜ける、ということを失念していた。


   歯と歯の間もやせてしまい、

   広くなった。

   歯茎の面積が広くなったせいで、

   よけい歯が少なくなってきたように感じる。


   抜けた歯はまだ胃の中にあるのか

   出てしまったか。


   あまり食が進まないことと

   歯の状態が悪い事とは

   関係あるのだろうか。


   あるのだろう。



  ☆ 里帰り出産の二女が来て3日になる。

    3歳の娘は、赤ちゃん返りで

    母親べったりだ。


    私が何かしてやろうとしても、

    「ママがいい」、「ママにしてもらうの」と

    ママにまとわりついている。


    出産まで1か月余り。

    その時までに

    私に馴れさせないといけない。


    この孫娘は

    妻をこわがらない。


    自然体で接している。

    座っている妻に顔を近づけたりしてくれる。


    孫娘の攻勢に

    妻は驚いて声を出す。

   
    私は笑って眺めている。

    

    


    

    





    




















   






























   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

診療所の窓辺から

2015-01-25 15:26:58 | 日記
  

     毎月1回、購読している全国紙と共に、

     30ページ余りの生活情報誌が入ってくる。


     その中で、毎回楽しみにしているのが

     「診療所の窓辺から」という2ページの

     エッセイだ。


     執筆者は高知県四万十市の大野内科院長

     小笠原望先生。


     在宅の患者さんの診療を続けられており、

     患者さんや介護されているご家族の様子などが

     毎号綴られている。


     今月号には、パーキンソン病に脳溢血を合併して

     10年来寝たきりのYさん82歳のことが書かれていた。


        Yさんは調子が悪くなると飲み込めず、

        唾液を吸引しないといけない。

        ずっと介護を続ける夫の吸引チューブを

        使う手つきは、長年の経験から本職の

        看護師を思わせるほどの鮮やかさである。

        深夜も吸引を続ける日が続いた。



     Yさんの夫も80歳は超えているだろう。

     その方が深夜、奥さんの唾液を吸引している。


     私より20歳近く年配の方がこのような介護を

     されていることに、私は励まされる。


     そして、不安になる。

     20年後に果たして私にこのような介護が

     できるだろうか。



     先生は川柳の選者もされているという。

     毎号、先生の句が載せられている。


     今月号は、

          守るのは

           いのち

          深夜の

           天使たち






   ☆ 昨晩の下剤が効いて、朝方パットに出ていた。


     廊下、洗面所、浴室の暖房を点け、

     妻をトイレに連れて行き、座らせた。


     そこで、下ズボンとズボンを脱がせ、

     パットとオムツを取り外す。


     そのままにして、私は、

     バスタオルや紙オムツや着替えの準備をする。


     それから、便座から立たせる。


     見ると続きの分が出ていた。


     軽く拭いて浴室に連れて行く。

     
     立たせたままお尻を洗い、

     その後、イスに座らせ身体を洗い、

     最後にシャンプーで終わり。

   
     
   
     昼近く、二度目のゆるいウンチ。

     下ズボンやズボンも着替え。


     さっき新しいのに替えたばかりなのに…と

     ちょっと思ったが、

     深夜に唾液を吸引している80歳の方を思うと、

     これしきでブツブツ言うのはあまりにも

     器が小さすぎる。


     穏やかに処理する。


     そういう意味でも、よその方の

     介護情報は大変助かる。


     
     




















     


  























     


     








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨーグルトフォンデュ

2015-01-24 06:34:46 | 日記
  

   妻の食事量がよろしくない。


   普通のおかずを口に運んでも

   口を閉じたままだ。


   その中で、かろうじて救いなのは

   ヨーグルトだ。


   当然ヨーグルトだけでは栄養が足りない。


   人参や鶏肉もそのままでは食べてくれないが、

   ヨーグルトに浸して口に運ぶと食べてくれる

   確率が高くなる。


   なんでもヨーグルトに浸してから食べさせる。


   まるでチーズフォンデュならぬ

   「ヨーグルトフォンデュ」だ、

   と自分では造語を発見したつもりだったが、

   何のことは無い、すでにそういう料理があった。


   野菜や果物やお菓子をヨーグルトにつけて

   食べるもので、様々なレシピがあった。


   ちょっと気がかりな点もある。

   食べてくれるのは助かるが、

   いわば、だまし討ちにしている後ろめたさがある。


   妻は、普通のヨーグルトと思って食べたら、

   何か違うものが入ってきた、

   ちょっと変だが食べてみるか、

   そんな感じなのではないか。


   いわばごまかしだ。

   いつか妻がこれに気づき、

   拒否しないか心配だ。


   ヨーグルトそのものを拒否されたら

   お手上げだ。

   
   そうならないことを願いながら

   毎食ヨーグルトフォンデュを

   口に運んでいる。



  ☆ 隣家の旦那さんが亡くなられた。

    やはり、癌だったらしい。


    私より1歳若い。


    ずっと単身赴任で、たまにしか

    顔を合わせることがなかった。


    たまに会っても、挨拶をするくらいで

    会話を交わすということはなかった。


    

    我が家の斜め向かいの

    私と同年齢のご主人は

    昨年の暮れに大腸がんの手術で入院した。


    1週間ほどで退院してきた。

    ひとまず良性だったらしい。


    

    私も危ないのだろう。


    しかし、退職後8年経っているが

    いわゆる健康診断を受けていない。


    怖くて受けられない。


    たぶん、あらゆる手立てを講じれば

    私に病気が見つかったとしても

    妻のことはなんとかなるかもしれない。


    しかし、その覚悟ができない。

    
    問題と真正面から向き合って考える、

    ということが苦手である。


    いつも避けてきた。
     
    適当である。


    早期発見、初期段階での治療が

    治る確率が高いことは重々分かっているが、

    踏み切れないできた。


    市役所から送られてきた

    健康診断の案内のハガキが

    今年度も使われずに捨てられようとしている。


















































   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

洗面台 直る

2015-01-21 21:12:00 | 日記
     
   洗面所の水漏れがひどく、

   昨年末から修理工事を頼んでいたが

   結局、部品交換では済まないことになり、

   新年になってから

   全部新しいものと代えることになった。


   その工事が先週終わった。

   工事そのものは半日で済んだ。  


   鏡の大きさ、コンセントの数など、質的には

   以前の方が良かったが、

   一番安いタイプを選んだので、

   仕方がない。


   ガスコンロ、流しの蛇口、そして洗面台と

   続いた一連の修理がやっと終わった。


   手痛い出費だった。


   また、これから何か起こらなければいいが…。



   今年は、福祉車両を買うか買わないか、

   大きな問題が待ち構えている。



  ☆ まだ無名の俳優を見て、

    こいつはきっと将来有名になるぞ、と

    思って、実際、名が売れてくると


    うーん、俺の見る目も大したもんだろう、

    と自慢したくなる。


    
    私の中のそんな俳優が、

    遠藤憲一さんだ。


    平成19年のNHK木曜時代劇

    藤沢周平原作の「風の果て」という番組だ。


    主演は佐藤浩一。

    蟹江敬三さんはその義父役。


    物語は、貧しい下級武士の二男三男たちの

    青春群像。


    佐藤浩一さんは主席家老まで出世するが、

    遠藤憲一さんは、剣の腕前は凄いが、

    影のある役で、破滅していく。


    そんな役だったと思う。

    あの顔で、

    その暗さ、凄みが印象に残った。


    初めて遠藤憲一という名前を知った。


    私にとっては初めて聞いた名前だが、

    準主役級の役なので、

    既に実力俳優として認められていたのだろう。


    その後、様々なドラマで活躍するようになり、

    ああ、あの俳優さんだ、

    俺の、人を見る目も大したもんだ、と

    一人で悦に入ったものだった。


   

  ☆ 今、この人のドラマなら何でも観てみたい、

    というのが、三浦貴大だ。


    演技のことは分からないが、

    面構えが好い。


    優香と共演したドラマが面白かった。


    ご両親は美男美女の青春スターだったが、

    この男には、ぼんぼんの甘さは見えない。


      ♪ バカにしないでよ~。


    楽しみな役者さんが出てきた。


      ファイトーッ! イッパーツ! 

    












    






















    





    

    

    

   

   



   


   







       


    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デイの食事

2015-01-19 21:22:39 | 妻の症状
  
  朝、10センチほど雪が積もっていた。
  

  雪の中、妻をデイの迎への車に乗せ送り出した。


  その後、私は雪かきをする。


  軽い雪だったが、すぐ汗が出てきた。


  一人で朝の残り物の昼食を取る。


  14:30頃、妻が帰って来た。


  連絡帳に、食事が進まないことが記されていた。


  デイを利用して、今日で7回目だが、

  1回目と2回目は全量摂取と記されていた。


  さすが、プロの作るものは俺のと違って、

  妻も美味いと感じて食べたのだろう、そう思った。


  私は参考にしたいからと、メニューをもらったりした。


  しかし、3回目からは少しずつ食べる量が減ってきた。


  最近は、ほとんど2~3口の摂取に留まっている。



  家でも、あまり食が進まないので、

  毎日、どうしたものかと悩むが、結局

  納豆、温泉玉子、ヨーグルトの連続になってしまう。


  それでも他のものよりは食べてくれるので

  頼ってしまう。


  デイの昼食にもヨーグルトを出してくれれば

  少しは量が増えそうな気もするが、

  そういうリクエストは出来るのだろうか。


  妻一人だけの特別メニューなんて無理そうな気がするけど…。




 ☆ 転倒後1週間経ったが、

   やはり立っていることが不安定になっている。


   それでも、立っていて欲しいという私の思いから

   ソファーに1~2時間座った後、10分位は立たせている。


   ぴったり付き添っている。


   妻は右回りに、すり足でよちよち歩くので、

   私も、妻のズボンの後ろを掴みながら

   一緒にぐるぐる回っている。


   ゆっくりなので目が回ることは無い。


   手を離すと転びそうな気がするが、

   ティシュを取ったり、やかんの火を止めたり、

   どうしても何秒かは手を離さざるを得ない時がある。


   転ぶ時は1秒でも転ぶので、

   おっかなびっくりで警戒しながら手を離す。


   次の転倒は絶対ない。


   それだけは肝に銘じなければならない。





   









  








    

  





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

また 発作?

2015-01-17 18:27:51 | 妻の症状
  

     午前1時すぎ、妻のただならぬ声に目を覚ます。


     口から血が出ている。

     電動ベッドの背を40°くらいまで立てる。


     声を掛けるが反応なく、じっと前方を見つめている。


     8月にも同じようなことがあったので、

     私自身がパニックになることはなかったが、


     それでも、ひょっとして、

     このまま気を失うのでは…


     そして、生命の危機が頭をよぎる。


     脈はある。


     口の周りの血を拭く。


     血はドバッという感じでは無く、    

     口の中を切ったような感じ。


     妻も落ち着いてきたので、

     ベッドの横に座らせて、スポーツ飲料を飲ませる。



     先日の転倒が関係あるのか、

     あれほど強く頭を打ったのだから

     影響があって当然だろう。


     出血箇所がどこか特定出来ていない。

     ほほのあたりか、舌か。


     寝ている再中に、何か異変が起こり

     噛んで切ってしまったのだろうか。


     その原因が脳の異常からきているのか、

     それとも、寝ている時の身体の姿勢とか、

     舌の位置(枕の高さ)とかが関係しているのか。


     それにしても、あの声は何を意味するのだろう。


     喉が詰まって苦しかったのか、

     噛んでしまった痛みなのか。     
   

     今回は白目をむくようなことはなかった。
     

     アルツハイマー病の末期症状の一つだとすれば

     対策は無いということか…。


     



         



     
     







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

皮下出血

2015-01-16 18:15:59 | 妻の症状
 

     転倒した直後は気づかなかったが、

     2日後に頭のてっぺんに出血しているのを発見した。


     特に目立った異常は見当たらないが、

     あれだけ激しく頭を打ったのだから

     ダメージは相当なものだったろう。


     
     全てに介助が必要な妻だが、

     不安定ながらも、立てるというのは

     私には最後の砦のようなものだった。


     よちよちでも、なるべく歩かせたい、

     という思いがあった。

   
     それが、妻を転倒させてしまった。



     怪我をさせては元も子もない。



     さすがに3回目の転倒となると、

     骨身に応える。


     
     それでもまだ立てるうちは立たせたいという思いは捨てきれない。

     
     この思いは捨てるべきなのだろうか。

     

     本当に付きっきりで安全が確保される時以外は

     立たせるべきではない、のだろう…。


   



   ☆ 妻の口腔ケアはベッドで眠った後に

     やっていたが、どうしても眠りを妨げてしまう。


     食べ残しが奥の方にあると、何とか取り出そうとして

     スポンジブラシを何回も動かすことになり、

     せっかく眠っているのを起してしまう。


     そこからまた眠るまで30分や1時間もかかることもある。


     そこで最近は、眠る前にケアをしてみた。

     
     ソファーに座っている妻の口に私の左の人差し指を入れて

     開けようとすると、ギュッと閉じられる。


     そこでくじけず、頑張って開けて、

     歯ブラシを入れて食べ残しを掻き出す。


     ただ、どうしても嫌がるなかでの作業なので

     ブラシをかじられたりして、

     取り残し、磨き残しが出てくる。



     結局、眠ってから

     続きのケアになるが、

     仕上げ的な感じになるので、

     時間も短く、

     目を覚まさせないで済む。


    

     それにしても、呑み込まずに(呑み込めずに)

     残っている量の多い事。


     以前はこんなことは無かったと思う。




     それだけ、症状が進んで来た、

     ということなのだろう …… 。



     

     





     


     

     


     
     






















     


     

     


     
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

転倒   3度目だ・・・・

2015-01-12 23:27:33 | 妻の症状
  


    夜の八時過ぎ、テレビを観ていた。

    ちょっとおもしろかったので、

    立っていた妻への注意がおろそかになった。


    足音が、ダダダとした。


    振り向くと、

    妻が後ずさりしながらそのまま

    真うしろに棒のように倒れた。

    頭を打った。


     ( しまった、やってしまった。)


    妻を見る。

    目を閉じている。


    気を失ったか。


    動かさないで様子を見る。


    うっすらと目を開けた。


    静かに身体を抱えて立たせ、

    そのままベッドに横にする。


    すぐ目を閉じてしまった。


    脈をとる。

    10秒で10回くらいある。



    様子を覗う。


    いつもの様に口を少し開けている。


    耳を近づけると寝息がする。


    大丈夫、息をしている。


    まだ安心は出来ない。


    あれだけまっすぐ、本当に

    絵に描いたように、棒のように

    後ろに倒れたのだから、

    脳に損傷があるはずだ。



    俺はバカタレだ。


    前に2回も転倒させているのに、

    またやってしまった。


    骨身に沁みないと治らない。



    また、妻の様子をみる。


    口元に耳を近づけると軽く寝息が聞こえる。


    よかった、息をしている。



    ごめんな、ごめんな、 と謝る。


       

    




    


    





















      


    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やっと すっきり

2015-01-10 08:08:20 | 妻の症状


    大晦日にはすっきりさせて新年を迎えようと

    下剤を飲ませていたが、その効なく、歳を越してしまった。


    元旦は38度の熱もあり、下剤の使用ががためらわれた。


    そして、3が日を過ぎた頃、意を決して下剤を飲ませ、

    6日にやっと出てくれた。


意を決した分、ゆるゆるで、

    後始末に一汗かいたがしょうがない。


    2週間振りだ。



   
    大晦日は、出るものが出なかったが、

    それでもシャワー、シャンプーできれいにして

    正月を迎えさせた。


   
    私はあまり感じないが、シャワーのみでは、

    どうも身体が温まらないらしい。


    気を付けてはいたが、風邪を引かせてしまった。


    元旦から38度の熱を出す。


    今も37.1~37.3度の微熱が続いている。


    機嫌も悪くはなく、食欲もまぁまぁなので

    薬は飲ませていない。


    飲ませた方がいいのか?

    自然治癒力にまかせるか?


    大抵、シャワー後に風邪を引かせてしまう。

    夕方にシャワーをして、

    それから夕食、

    そして、そのまま眠ってしまう。


    このソファーで眠るのが、よくないんだろうな…。


    すぐベッドに寝かせないとダメなんだろう…。

      


  ☆ 遠方に住む長女が

    3人の娘たち(7歳、5歳、3か月)を連れて遊びに来た。


    一週間ほど滞在していった。    


    母親が外出すると、

    私が赤ちゃんの面倒を見ることになる。


    泣き出す。

    抱きかかえてあやす。


    あやしながら子守唄が出る。


    まだ健さんを引きずっているので、

    つい

       ♪ 義理と人情を 秤にかけりゃ

         義理が…
    

    いかんいかん。


    今からこんな歌を聴かせては、将来

    「緋牡丹お竜」になってしまう。



    次は、

      ♪ 心だけ くだされば

         …


    これもいかん


    どうも俺の好きな歌は子守唄には向いていない。


    そっか、あれがあったか、

    幸せ演歌 「二輪草」。


       ♪ あなた おまえ

         呼んで呼ばれて 寄り添って

         やさしくわたしを いたわって …

         


    美幸姐さんよろしく身体を左右にゆらしながら歌う。

    

    しかし、歌詞がうろ覚えなので長く続かない。


    仕方がない、王道に戻る。 

    
       ♪ ねんねんころりよ おころりよ

         ○○ちゃんは よい子だ

         ねんねしな


    10分ほどで眠ってくれる。


    そーっとベッドにおろす。

    「ぎゃーっ」



  
   ☆ 妻は7歳の娘が生れた時は既に発症していたが、

     まだ抱っこすることは出来た。


     言葉もほとんどなくなっていたが

     赤ちゃんのかわいさは感じたのか

     笑顔を見せていた。

    
     それから1年後には進行してしまって

     抱っこが出来なくなった。



     孫たちには、

     おばあちゃんは病気なんだよ、

     と話しているが、

     妻が時々、怒るような声を出すと、

     5歳の子はびっくりして遠ざかる。


     怖いという。


     大丈夫だよ、○○ちゃんを怒ってるんじゃないから、

     と言われても、やはり子供には怖いんだろうな…。


     妻の目の前に赤ちゃんを近づけるが

     反応なし。

     たまに、ちらっと見るが、すぐ視線をずらしてしまう。

     
     当然、赤ちゃんという認識もないのだろう。



     もし、妻が病気でなかったら

     どんなおばあちゃんになっていただろうか。


     あんまり丈夫でなかったから

     大勢の孫に囲まれて、

     「疲れた 疲れた」と言いそうだな。


     
      
     娘達の相談に乗ったり、愚痴を聞いてもらいたかったな…。


     父親には言えないことがたくさんあるだろうから。




   ☆ 来月には、二女が里帰り出産で帰って来る。

     3歳の娘とともに。


     さあ、身体を鍛えておこう!

   


















   






   



    




    


      



       



    



        

   
     

    



    


    



    







   

   

   







  




   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初夢 美人3姉妹 競演

2015-01-06 06:05:37 | 日記


    作家の山口瞳さんは、志ん生さんをお座敷に呼んで、

    その名人芸を披露してもらったという。



    私は、川中美幸、石川さゆり、坂本冬美の

    美人3姉妹を招いた。
    

    場所はNHKホール。

    演奏は三原綱木とザ・ニューブリード。


    司会はNHKの石澤典夫アナウンサー。

    
    
    暗い観客席には、私が一人。



    私の選んだ曲は

      ・坂本冬美

        「あばれ太鼓」、「祝い酒」、「能登はいらんかいね」

      ・石川さゆり

        「波止場しぐれ」、「風の盆恋歌」、「滝の白糸」

      ・川中美幸

        「あなたひとすじ」、「越前岬」、「花咲港」



    着物姿の3人が舞台に勢揃い。

    みんな美しい。    


    オープニングは、坂本冬美の「あばれ太鼓」。


    照明を落とした舞台の袖で石澤アナウンサーが曲を紹介する。

    落ち着いた声が心地良い。


    続いて、石川さゆり、川中美幸の順に1曲ずつ唄っていく。

    
    私は歌の世界に引き込まれていく。


   
    そして、「滝の白糸」に続き、最後の「花咲港」が終わる。


    3人ともいいねぇ。


    上手い。

    声がいい。


    歌の情景が目に浮かんでくる。


   
    ラストは3人で「赤いランプの終列車」。


    
    うーん。 余は満足じゃ。





   ☆ さて、元旦から38度の熱を出した我が妻よ。


     今年はいかなる年になるか…。
   


   


      

        


    


    






    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする