武田氏館跡の春

2024-02-16 14:09:08 | 紹介
つい先日は、久々にしっかりと雪が積もって冬らしい寒さとなっていましたが、
昨日辺りから急に暖かくなってきました。
関東では春一番も吹いたとのことで、甲府でも昨夜は猛烈な強風が吹き荒れました。
先日の雪や大風の後ですので、館跡の北曲輪群の巡視に行ったのですが、
梅の花が8分咲きくらいでした。
ちなみに信玄公は、和歌にも精通していて、いくつも歌を遺していますが、その中に梅の花を
題材にしたものがあります。
「たつねつる 梅の立枝は しらねとも 袖にそにほへ 軒の春かせ] 信玄
歌の意味は、皆様でお考えくださいませ。

ただ、先日の雪が水を含んだ重い雪だったので、かなり枝が折れたり、中には根本から
折れてしまった梅の木もありましたが、今回の強風でさらに被害が拡大してしまいました。
上の写真の梅の木も右側が根元近くから折れて、今にも倒れそうです。
付近を散策される方は、近づかないようにしてくださいませ。
武田神社隣の西曲輪内もずいぶん落枝がありまして、少し危ないところもありますので、
通行時は十分注意してください。
ただ、ずっと上を見て歩いていると、今度は足元注意なので、お気をつけて(笑)

そして、ミュージアムの居心地が気に入ったのか、すっかり定着した姫ニャンはというと、
暖かな日差しを浴びつつ、黒色の椅子が蓄熱となって温かいらしく、来館者の皆様の
通行をのんびりと椅子から眺めておりました。

まるで姫様気分。
居場所の全体写真はこれ。
なんと、椅子は椅子でも何段も重ねた椅子の上。
笑点なら山田くん座布団、でいったいどれだけ笑いを取ったのか、というほど
山積みの椅子の上で寝そべっていました。
ちなみに椅子の数17脚。師匠たちでもこれほどは積まれてないですよ。
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