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お仕事どんぶり

正社員、契約社員、派遣社員、嘱託社員、アルバイト・・・
経験してきた「仕事」と日々の生活についての記録です。

このブログのアクセス状況

2005年10月21日 09時38分04秒 | リアルライフ
このブログを見てくださる方、ありがとうございます。
今日はこのブログのアクセス状況について、簡単にご報告します。

今年6月14日にブログを開設して、7月5日からアクセス解析を
していますが、10月21日現在で延べ1800人以上の方に
ご訪問いただき、閲覧ページ数は延べ5800ページを数えました。
 ※この訪問者数、閲覧ページ数には自分のログイン時、書き込み作業
  ページも含まれています。

世の中には大変注目を浴びるブログがたくさんありますが、
私はちんまりと、地味にやっていこうと思っています。

ブログのアクセス解析は「gooブログアドバンス」という
サービスを利用し、毎日1時間毎のページ閲覧数と、訪問してくれた
IPアドレスの数をカウントしています。
このサービスには、アクセスカウンタの設置やページデザインなどを
カスタマイズできる機能がありますが、私の力不足で自由にデザインする
には至っていません。

現在は、毎日だいたい15人ほどの方の訪問があります。
時折「TB練習板」を見て訪問してくれる方や、見ず知らずの
方からコメントをいただくことがあり、その時はとても
新鮮な気持ちになります。

以下、今までのアクセス解析結果の一部です。

◆まとめ読み王出現!
7月14日(木)夜中の1時頃に75ページ見てくれた方が
いらっしゃいました。ありがとうございます。

◆1日の最多ページ閲覧数
7月14日(木) 192ページでした。(訪問者数は25人)

◆1日の最少ページ閲覧数&訪問者数
10月15日(土) 8ページでした・・・。(訪問者数は5人)

◆1日の最多訪問者数
9月22日(木) 38人。(閲覧ページは175ページ)

◆検索ワードナンバー1は「電波時計」
検索エンジンで「ある言葉」を検索し、このブログがヒットして、
そこから訪問してもらった場合は、どんな言葉で検索したかが
わかるようになっています。
一番多いのは意外にも「電波時計」です。「単発」「派遣」も
そこそこヒットしますが、読まれているページは「電波時計」が
一番です。
ちなみに、電波時計はまだ、新しいのを買ってません。(笑)
クリスマス商戦で新しいのが出るのを待ちます。

ブログを読んでくれる方が多いのは9時、10時台です。
勤務先で読んでくれるのかなぁと勝手に想像しています。
また、夜中の3時頃や早朝に読んでもらえるのは、なんだか
嬉しいです。

以上、簡単な報告でした。
今後とも読んでいただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
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ガラポン狂想曲 その23

2005年10月20日 09時29分17秒 | 仕事あれこれ
いきいきと働いているアイコさんのもとに、SC担当者がやって
きて、「クイズラリー+ガラポン抽選会」の活況ぶりに気を良く
したコメントを伝えていった。

 SCは常に「賑わい」を演出し、お客さんを飽きさせない工夫が
 必要だ。地方物産展やキャラクターショーも良いが、はやりの
 「環境保全」をうたったイベントは、店のイメージアップにも
 なるし、客層を選ばないので歓迎だ。正直なところ、こんなに
 人が集まるとは思わなかったが、お客さんも喜んでいるような
 ので、ぜひ来年もお願いしたい・・・。

アイコさんはお礼を言ってその場を離れたが、来年、同じ店でイベントを
することはまずない。予算が削減されている昨今、イベント自体をやるか
どうかもわからない。

そして、アイコさんも私も、来年この仕事をしているかどうか・・・。

それでも、アイコさんは担当者の歓迎コメントに安心したように穏やかな
顔になり、イベントスペースの前を通るお客さんに積極的に参加を呼び
かけている。

しばらくして、SCの販促担当者やその上長、ついには支配人も会場を
訪れてアイコさんに挨拶していった。アイコさんは小柄な体を折りたたむ
ようにして何度も頭を下げ、名刺を受け取った。

人出の一番多いお昼過ぎに、現場の様子を見に来た「お役人様」も
ひっきりなしに回り続ける「ガラポン抽選器」に群がるお客さんの
様子を見て満足していた。こういうイベントの時「お役人様」は
我々にイベントを「アウトソーシング」している立場なので、自分が
主催側として何かを配ったり、参加を呼びかけたりはしない。
自分が働いているのを見せるのは、「お役人様」の上役が会場に
視察に来る時だけだ。

ポカリ課長の上司である「てなもんや部長」が「お役人様」とSC担当者に
挨拶するため会場に来ていた。
忙しく動き回るアイコさんへ「おう、アイコ、賑わっとるやないけ~」と、
バリバリの関西弁で労いの言葉をかけた。

途中、抽選器が詰まって玉がでないハプニングがあったが、それも
なんとか解決し、「クイズラリー+ガラポン抽選会」は盛況のうちに
終了した。

イベントの準備をするのは大変だが、撤収するのはあっという間だ。
展示装飾業者さんが機材をどんどん運び出していくのを見ながら、
私はアイコさんにイベントが終わってどう思うか聞いてみた。

そのことを聞くのは、これが最初で最後になるだろう。

アイコさんは少し考えて言った。
「そうですね、しばらくは『もういい』って感じですね・・・」

それは、アイコさんの本音だったと思う。
アイコさん、本当にお疲れさまでした。

これから、「お役人様」にイベントの報告書を提出して、展示装飾
業者さんにお金を払って、この仕事は一段落するだろう。

夏のキャンペーンの仕事はまだまだ目白押しだったが、ガラポン
抽選会以降のどの仕事にも、アイコさんは「担当者」として客先や
業者さんとの打ち合わせに参加することはなかった。
再び誰かのチームの一員として後方支援業務についたのだ。

それは本人にとってもごく自然の流れのようにも見えたが、私はまた
アイコさんの仕事の虫が騒ぎだす予感を感じている。

それが、この職場でのことなのか、他の職場に移ってのことなのか、
そこはなんとも言えないが。
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ガラポン狂想曲 その22

2005年10月19日 09時50分59秒 | 仕事あれこれ
開店と同時に、家族連れを中心としたお客さんが、ぞくぞくと
店内にやってきた。夏の休日らしいカジュアルな格好をした
20代から30代の夫婦が、小さな子どもを連れている。

子どもたちはめざとく「ガラポン抽選器」を見つけ、やりたいと
親にせがみ、「地球温暖化防止」に関係する簡単なクイズラリーに
参加してくれたら、抽選できますと言うと、真剣に参加してくれる。

景品は参加賞が1枚15円ほどのクリアファイル。ちなみに
1等は「手回し発電機付きラジオ」だ。防災グッズにもなり、
電池を使わなくても使用できる優れものだ。携帯電話の充電が
可能なアダプターも付いている。

子どもにつられて親御さんもクイズに参加するケースが圧倒的に
多いので、いつも間にか抽選器の前には行列ができる。その行列を
見て、また人が参加する。大当たりの鐘が鳴ろうものなら、注目度は
一気に高まる。

クイズラリーは意外と中高年の女性の参加も多い。特にグループで
買い物に来ているお客さんは、一人がやりましょうよ、と言うと
みんなで相談しながら熱心に参加してくれる確率が高い。

商店街の抽選会のように「レシート」が必要なわけではないので、
道行く人は誰でも気楽に参加してもらえる。しばらくすると、
アルバイト君に行列の整理を頼むくらいに人が並んだ。

アイコさんは、お客さんにクイズの回答用紙を配ったり、クイズの
内容の質問に答えたりして大活躍した。オフィスの机で、小難しい
「お役人様」の意見を聞いてパネルの原稿を作っているよりも、
ずっと楽しそうだった。

「ガラポン抽選器」の前で繰り広げられる些細な運試しに、
一喜一憂するお客さんを見て、平和だなと思う。

私は参加してくれたお子さんの夏休みの日記を空想する。

 ショッピングセンターで『ちきゅうおんだんかぼうし』クイズに
 答えて、ガラガラ回すちゅうせんをしたら、なんと一等のラジオが
 あたりました。おかあさんは大喜びでした。
 これからは、地球の環境を守るために、人のいない部屋の電気は
 消そうと思います。

そういう「いい子」がいたら、こっちもやった甲斐があるというもの
なのだが・・・。
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ガラポン狂想曲 その21

2005年10月18日 11時16分57秒 | 仕事あれこれ
夏休みに入って最初の日曜日は、天気も良くイベント日和だった。
SCにの中でのイベントなので、雨が降ろうと「クイズラリー+
ガラポン抽選会」は決行予定だったが、やはり人出は気になるものだ。

早起きをして、電車に乗ってSCへ向かう。
開店前なのでシャトルバスはなく、SCの搬入口まで、20分以上
歩いて行った。

搬入口には、すでにアイコさんの姿が見え、展示装飾業者さんも
トラックから機材を運び始めていた。

開店前の静かな店内のイベントスペースで準備をし、やがて
やってきたSC担当者と最終打ち合わせをする。店内をくまなく
掃除機をかける女性の横で、看板を設置したり、パネルを飾ったり
して短い時間の間に準備を終わらせる。アイコさんは「次は何を
しますか?」と聞きながら、くるくると忙しそうに動き回る。

長机の上に「ガラポン抽選器」を鎮座させ、玉をいくつか入れて
試しにカラカラと回してみる。今日一日、この抽選器が主役だ。
開店一時間前になって、運営のアルバイト君たちがやってきたので
パンフレットなどを並べるのを手伝ってもらう。

何ヶ月後かには、私がこの手のアルバイト要員になっているかも
しれないな、と思った。支給された安物のTシャツを着て、チラシか
何かを配っていたりして・・・。あ、私は少し年をとりすぎているか。

やがて、店内にアナウンスが響き渡る。
「皆さん、おはようございます!あと、5分で開店時間です。
準備をよろしくお願いします」

このアナウンスを聞くと、私は舞台袖で待っている役者のような
気分になる。舌の付け根がぴりぴりして、妙に気持ちいい。
頭の中から、脊髄を通って刺激性の物質が「ざあっ」と体の末端まで
流れ込んでいく感覚だ。

私は首の辺りがむずがゆくなり、自分のソーラー電波時計を何度か見た。
10時ちょうどに、明るい女性の声のアナウンスが開店を告げた。
・・・さあ、アイコさん、始まりますよ。
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ガラポン狂想曲 その20

2005年10月17日 09時50分49秒 | 仕事あれこれ
別にハレパネが貼れなくても、全然仕事には影響ない。
要は、現場に最終的に完成品がきちんと届くようになっていれば
良いだけの話なので、アイコさんが汗だくで現場仕事を覚える
必要はない。

私はこの職場で、何度もパネルが間に合わなかったり、急に新規の
キャプションを現場で作ることになって、自分の仕事の後始末の
ために、やむにやまれずいろいろなことを覚えた気がする。

やがて、打ち合わせに出掛けていたポカリ課長が現場にやって
来た。「お役人様」に挨拶し、アイコさんの仕事ぶりを横目で
さりげなくチェックしている。

先日、ポカリ課長は大ボスの「Dr.イーブル」から、この仕事に
ついて、人件費がかかりすぎていると、小言を言われたばかりだ。

アイコさんは慣れない仕事で残業や休日出勤が増え、アイコさんに
仕事を振りつつ、他の仕事をやっている私も、結局は一緒に業者
さんとの打ち合わせに出たり、現場にいるのだから「何やってんだ」
と目を付けられていることは私は重々承知だ。

「仕事をやりたい、勉強したい」というアイコさんの言葉に端を発した
今回のことが、上役達の彼女への印象にどう影響しているか、やがて
それがどういう処遇と結果をアイコさんに招くのか・・・。

今は「仕事の遅れを現場で一生懸命カバーしているアイコさん」の姿を
上司にも、クライアントである「お役人様」にもパフォーマンスして
おいた方がいいかも、と私は思った。泥臭いやり方だが仕方あるまい。

「お役人様」はポカリ課長と談笑しながら、「以前はポカリさんも現場で
手を動かしてましたよねえ」と作業の成り行きを見ている。
ポカリ課長は間髪入れずに「ははは、僕はもう卒業したんですよ。現場
仕事は『担当者』の裁量ですから。ウチは一通りのことができる人間が
それなりに集まってくるので大丈夫です」と私たちを見て言った。

「担当者」であるアイコさんは、きゅっと唇を噛んで、私の作業を黙々と
手伝った。

予定の時間を少しオーバーして、やっと作業が終わった。
アイコさんは完成した現場の写真を撮りつつ、少しぼんやりしていた。
初めての「自分の仕事」について、アイコさんはどう思ったのだろう。

とにかく、お疲れさまです。

明後日の日曜日には、「クイズラリー+ガラポン抽選会」の本番が待って
いる。早起きして、現場のSCへレッツらゴーだ。
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