お仕事どんぶり

正社員、契約社員、派遣社員、嘱託社員、アルバイト・・・
経験してきた「仕事」と日々の生活についての記録です。

京都旅行~三十三間堂から~

2007年05月31日 09時41分19秒 | 旅日記
石峰寺を後にして、我々は三十三間堂に向かった。私がそこを訪れたのは
中学生時代の修学旅行以来だ。私の物の見方は変わっただろうか。

ずらっと並ぶ千手観音や仏像を見て、京都観光の定番ではあるがやっぱり
感動した。(笑)

その後、豊臣秀吉の妻「ねね(北政所)」の寺として有名な「高台寺」に
行き、お寺や庭、茶室の傘亭と時雨亭を見学した。拝観時間ぎりぎりまで
いたが、日が長くなったせいか、夕方と言う感じがしない。
庭園の緑がきれいでとても良かった。

私が家族と旅行して「すごいな」と思うことは、家族には非常に方向感覚が
あり、知らない街でもスムーズに移動できることである。
私は方向音痴なので、そういう訳に行かない。地下鉄の駅から地上に上がって
きた時、すでに私は自分がどこの出口を出て、どこへ行かなくてはならない
かの感覚を失っている。これは東京だろうが、他の都市だろうが関係ない。

京都は碁盤の目のように道路が並んでいるからわかりやすい、と言う人が
いるが、自分がどこにいるかわからない人間には、それも意味をなさない。
なんとか、ならないものか・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都旅行~石峰寺~

2007年05月30日 09時56分54秒 | 旅日記
伏見稲荷大社から、静かな住宅街のなかをてくてく20分くらい歩いて
石峰寺で向かった。大変にお天気がよく、日も照っていたので、ゆっくりと
坂を上がっていくだけで本当に暑かった。

やがて石段を上って、中国風の門をくぐって石峰寺へ到着。
ここには、日本画家・伊藤若冲のお墓と筆塚、そして彼が下絵を描いた
石仏「五百羅漢」がある。

翌日、伊藤若冲の絵を見に行こうと思っていたので、まずは静かな
お寺でお墓参りして、縁の石仏を見ようと思った訳だ。

お寺の裏に竹林があり、そこの斜面にへばりつくように石仏群が
点在している。風雨にさらされて仏様の表情がわからないものもあるが
全体的に丸みを帯びたユニークな石仏だ。

竹林の中は涼しくて、さらさらと竹を揺らす風の音がとても気持ち良い。
斜面は結構きついので、階段があるとは言え、足の悪い人は見るのが
大変かもしれない。

伊藤若冲のお墓には、なぜか大根が1本供えられていた。
彼が京都の「青物問屋」に生まれたから?それとも、野菜をモチーフに
涅槃図を描いたから?(この絵の中ではお釈迦様は大根だ)

そんなことを考えつつ、明日の絵画鑑賞を楽しみに石峰寺を後にした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都旅行~冷やしあめ~

2007年05月29日 12時39分04秒 | 旅日記
天気の良い日に伏見稲荷大社にお参りして、結構暑くなったので、
参道のお店で「冷やしあめ」を頼んだら、紙パックのものが出てきた。
270円はめちゃめちゃ高いと思う・・・。

東京ではお目にかかったことのない飲み物、「冷やしあめ」。
「昔懐かしい」というフレーズで語られるらしいのだが、私はそれまで
飲んだことがないので、本当の味がどういうものかはわからない。
ショウガ風味の効いた甘くて冷たい飲み物で、私は結構美味しいと思った。

神社の参道の近所に「祢ざめ家」(ねざめや)という焼き鳥・鳥料理の
お店があり、そこで名物「すずめ焼き」を食べた。これは雀の姿焼きで、
見た目は結構グロい。香ばしい焼き鳥風なのだが、やっぱり雀は雀、と
いうことでとても小さい。味は・・・まあまあ。

話の種にチャレンジする、という私の好奇心は、最近はもっぱら
ブログの種、を狙っている。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都旅行~伏見稲荷大社~

2007年05月28日 22時07分01秒 | 旅日記
東京から京都に新幹線で移動して、そのまま伏見稲荷大社に
行った。鳥居が並ぶ風景を見たかったからだ。

びっしりと隙間なく並ぶ鳥居は、何度もテレビやポスターで
見たけれど、実際に見るとやっぱり圧巻だ。

なだらかな坂を上って「おもかる石」のところに行った。
ボウリングの玉よりちょっと小さな石の玉があり、その前で
願い事を思い浮かべた後、その石を持ち上げて予想したより
その石が重かったら願いは叶わず、軽かったら成就すると
いうもの。

私もやってみたが、石は想像したより随分と重かった。
願いは叶わないらしい。(笑)

帰りはやはり千本鳥居をくぐり抜けながら行くのだが、
鳥居の裏面には寄進した人や企業の名前と、年月が彫り
こまれており、何百と並ぶ文字を見ていると、それは非常な
現実感を醸し出す。

最後の鳥居は、日本の広告業界のトップ企業が創立80周年を
記念して、ひときわ大きな鳥居を寄進していた。
これまた結構な広告効果だろう。

私は勝手に神秘的な神社のイメージを持っていたのだが、
ご利益を求める人々の思いが満ちている神社と言う印象を
受けた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

打ち上げ!その2

2007年05月26日 21時20分09秒 | 仕事あれこれ
「今PRやその他もろもろをお願いしてる○○社の動きが
 悪くってねぇ。近々新しい広告代理店を探そうと思って
 いるんだが・・・」

それは元請けの広告代理店のことだった。

「仕事を取りにきてプレゼンする時は一生懸命なのに、
 いざ契約して仕事を頼む段になると、どうやって手を抜くか
 ばっかり考えるんだよね」

まったくもって耳が痛い話である。

「広告代理店って皆そうなのかねぇ」

私は苦笑いして「そうです」とも「そんなことありません」とも
言えなかった。カマをかけられて、元請けの広告代理店への
批判的な意見を言おうものなら、何がどうなるかわかったもの
ではない。

さらに、ここで自分の会社をアピールして、仕事を分捕ろうと
いう気にはならなかった。この手の仕事は弊社のマンパワーでは
受けきれないだろうと思ったからだ。

「一生懸命やってくれる会社もあると思いますよ」
情けない話だが、そういうのが精一杯だった。

クライアントの愚痴はその後も続き、私は徹底的に聞き役に
回って、打ち上げは無事終了した。支払いの段になって伝票を
持っていこうとしたら、クライアントのおじ様が自分が誘った
のだから、と自分で全員分の支払いを済ませ、領収書ももらわず
店を出た。

「また飲みましょう」と皆その場で別れたが、今後自分の
会社の体制が整わないままに、仕事の話をするのはちと辛い。

せめて一緒に担当する同僚がいればなぁと、私は繁華街を
後にした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする