ダリとアメ横

昨日出かけた上野の「ダリ回顧展」はものすごい人出だった。
入るのに小一時間、会場内はすし詰めで、人の頭越しに絵を
見た。なんとか、絵の近くに行ってじっくり見ると、画集では
わからない繊細なタッチがわかる。

うまく表現できないのだが、キャンバスにぎゅっと詰まった
何かを感じて、絵に引き込まれるとはこういうことかと思った。
何枚かの絵に共通する乾いた砂の色と、対比する澄んだ空の色が
とても印象に残った。

その後、アメ横に行き、年末の大混雑の中にワザワザ巻き込まれに
行った。マグロとカニを買ってお買い物を終了。
今年は少しマグロが高いように感じたが、ほんとのところ、
どうなのだろう。

ダリ回顧展は大賑わい

今、上野の森美術館のダリ回顧展の入場のための列に並んでいる。

なんと４５分待ち！

１月４日までなので、今日を逃したら、見に来られないかも、と
思って来たらこんな状態だった。吹き晒しの中で待つのは、なかなか辛い…。

掃除機の「見える化」について

今年転職した私は何か記念になるものを買おうと、前から
気になっていた「ダイソン」の掃除機を買った。

た、高かった。(笑)約７万円した。清水の舞台から飛び降りる気持ち
で買った。家で使ってみたら、すごい音だった。そして
ものすごい量のゴミが取れた。ゴミが溜まる部分が透明なので、
すぐわかる。それを見ると妙な達成感がある。

大使館の仕事はダメだった

先日、コンペ参加のお誘いがあった某国大使館の仕事はだめだった。
敗因は「お値段」であるそうだ。実際問題、自分で作った見積もりは
高いと思う。人件費が高いからだ。出精値引きのできるぎりぎりの
ところで価格を決めて提出したが、やはり他社に比べて高かったか・・・。

正直なところ、私が今まで働いた会社の中で、この会社が一番人件費が
高い。何か制作物を作る訳ではないので、とにかく売り上げは人件費
メインだからだと思う。

今後のおつきあいを考えて、出血大サービスをする手もあったのだが、
それをマネジメント側は許可しなかった。仕方ない。

先方の担当者に今後ともよろしく、と言われたが、さあ、どうなる
ことだろう。

ありがたい話

私はまだ試用期間中の身だ。したがって有給休暇もまだない。
同僚が有休をつかって早めに冬期休暇をとるのを尻目に、明日まで
出勤だ。

ウルトラ上司の「アントワネット様」は、ご主人が外国人なので
すでに海外へと飛び立った。
「何かあったら電話してちょうだい」と外国のお宅の電話番号を
渡されたが、私に電話する勇気はない。

その「アントワネット様」が海外に旅立つ前、オフィスで小声で私を
呼んだ。私は何か失敗したっけな？とちょっとびくびくしながら話を
聞くと、彼女はものすごく小さなささやき声で、
「社長が、貴方ががんばっているから、お給料を上げて下さるそうよ」と
言った。

私は大きな仕事をとった訳でもなく、英語は相変わらず苦手で、
どうしてそういうことになるのか、いまいち良くわからなかったが、
ありがたい話なのでそのままお受けした。
「上がる」ということに満足して、私はどれくらい給料が上がるか、
具体的な話は聞かなかった。

年の瀬の、望外のプレゼントと言えよう。