お仕事どんぶり

正社員、契約社員、派遣社員、嘱託社員、アルバイト・・・
経験してきた「仕事」と日々の生活についての記録です。

私が大阪ベイベーになった日

2008年03月30日 17時28分40秒 | リアルライフ
私は先週有給休暇を取って友人と関西に出かけた。
第一の目的は、28日金曜日の夜に大阪・なんばHatchでの
ファンクイベントを見に行くためだった。

これはミッチーこと及川光博プロデュースのライブで
本人のほか、スガシカオとオーサカ=モノレールというグループが
出演する豪華版なのだった。

『MITSUHIRO OIKAWA presents UNDER THE MIRRORBALL 08』と
銘打たれたライブを見に行き、せっかく関西に行くのだから
次の日は京都に行って桜を見ながら散策しようということに
して、往復新幹線とホテルの宿泊がセットになった旅行
プランを利用して出かけた。

昼過ぎに新幹線に乗り、夕方にはホテルにチェックインし、
二人してライブ用の「キラキラ」感のある服に着替え、
メイクもばっちりして会場へ出かけた。

会場前にはコートを着込んだ女性がたくさん並んでいたが、
その裾からひらひらしたワンピースの端が見える人が
何人もいた。

オールスタンディングの1階部分に詰め込まれた私たちは
1時間ほど待ち、やがてライブが始まると一気にものすごい
テンションの渦に飲み込まれた。

近い、近い、ミッチーの顔が細かな表情まで読み取れる
ぐらいに近くに見えた。国際フォーラムなどで見る米粒
ミッチーとは大違いだ。

スガシカオの歌を生で聴いたのは初めてだったが、背中が
「ぞぞっ」とするような、何か気持ちをかきむしられる
ような感じで印象に残った。

大阪モノレールはボーカルの男性が、私が中学時代に通って
いた塾の社会の先生に激似でなんとも奇妙な感じだった。

ミラーボールが回りっぱなしの熱い会場で、ライブはたっぷり
3時間。もう足が棒である。後ろにいた若い女の子が
「もう10時やんか~。どんだけやってくれてんねん!」と
満足感とも、食傷感ともとれるコメントをしているのが
可笑しかった。

私たちはそのまま心斎橋に行き、「そうるめいと」という
お好み焼き屋でビールで乾杯し、お腹一杯「粉もん」を
堪能した。

ホテルに帰ってぐだぐだに疲れて、お風呂に入って寝る。
次の日は楽しい京都散策なのだ。私は不覚にもめがねをかけた
ままあっという間に寝入ってしまった。
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社長が怒ったところを初めて見た

2008年03月26日 18時40分58秒 | 広報のお仕事
ウチの会社の社長は、どちらかといえば温厚な人だ。

また、社長室にでーんと構えて、ああせい、こうせいと
いうタイプではなく、疑問なことがあればどんどん
現場の人間に聞きにいく。

前の会社のガイジン社長が、アップダウンの激しい
よく言えばクリエイティブ、悪く言えば激昂型だった
ので、言葉の面からも、性格の面からも、
なんだか落ち着くなぁと妙な安心感があった。

そんな社長が珍しく声を荒げる場面があった。

取締役が集まる定例のミーティングで、「社長がやれ」と
指示したことを、ある部署の長が半年以上店晒しに
していて、私が入社した後、なぜか部署違いの私を
こき使い、やっと始動し始めたことに対してだった。

「事情のわからない○○さん(私)を使って、自分の
 怠慢をカバーさせるとはどういうことだ!」

こういうときの私は、なんとなくいたたまれない。

私は直属上司の「福耳部長」の指示により、手伝うことは
言い含められていたからだ。

偉い人は自分の手足になる人が欲しい。
それは誰もが思うことなのではないか。

私はまぁこれも仕事のうちよ、と思って結構気楽に
やっていたのだが、やがて私の「便利屋稼業」が
社内に知られることとなり、いろんな人から頼まれて
結構負担になっていたことも事実ではあった。

社長のメッセージは、誰に対してのものか。
私は議事録をメモしながら、しばらくはこの状況は
変わらないだろうな、と思った。
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前傾姿勢

2008年03月20日 17時39分56秒 | 広報のお仕事
私は、多分今までで一番密度の濃い仕事をしている
ような気がする。短い労働時間で、最大限のアウト
プットをだすというのは、今までの仕事のスタイル
とは違って、結構キツイ。

世の中は春闘である。

「ワーク・ライフ・バランス」という言葉を掲げて
交渉しているわが社の労働組合の面々は、職場の
ノー残業デーに社内を回り、残業している輩に帰宅を
促している。

はっきりいって、夜8時、9時までの仕事が当たり前で
場合によっては終電帰り、タクシー帰りをする仕事の
やり方に慣れきってしまっていた私には、6時過ぎに
帰れ、といわれると面喰ってしまう。

他の部の人の仕事のやり方を見ていると、かったるくて
仕方ない。それに馴染んだらおしまいだ、と思って
がつがつ仕事をしている自分もヤバイ。

「落ち着いて。前傾姿勢になりすぎてるぞ」と
福耳部長に言われ、確かにそうだと思う。

家に帰って、疲れていつの間にか寝ている。
朝なかなか起きられない。昼食を食べるのが面倒くさい。
夜、お腹が空いているのにお酒が飲みたい。
服装がワンパターンになる。
独り言が多くなる。(笑)

これは心身ともに疲れてきた証。
少し別のことを考えよう。
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老いた親と行くハワイ

2008年03月16日 21時28分56秒 | 旅日記
「GW」「食事付き」「観光付き」・・・私が経験する
ことのなかった「絵に描いたような海外家族旅行」を
手配することになりそうだ。

老いた親との約束で、私はハワイ旅行を計画している
のである。

しかも母方の叔母も一緒に参加するという。
年寄り3人、私一人。

私が今度ハワイに行くのは3回目、前回行ったのは15歳の
とき、あれからもう22年も経った。外資系企業に勤めて
父方の伯母に連れられていった頃からは、もう大きく
いろいろなことが変わったことだろう。

あの頃の円相場は1ドルが250円台後半だったと思う。
お年玉1万円分を米ドルに両替したら、40ドルにならな
かったことを覚えている。

今は1ドルが100円前後、本当に時代は変わった。

インターネットや旅行会社のパンフレットで価格と
旅程を調べ、足の不自由な父にはどういうコースが
良いかを考える。

島巡りもしたいけど、火山地帯を歩くのは父や母には
辛いかもしれない。

旅行は計画を立てているときが楽しい。
ましてやそれが、両親のためならば。
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「・・・愉快です」

2008年03月13日 22時51分03秒 | 広報のお仕事
求人誌ではない雑誌に、企業広告も兼ねて新卒者
向けの求人広告を出すことになった。

同業他社に比べ、あまりに認知度が低い我が社。
広告や広報に全くといってよいほど関心のなかった
会社の大いなるチャレンジである。

事業内容を説明する文章を、関係各所に確認し、
掲載する写真をお客様から借用したり、広告
制作会社のデザイナーさんと打ち合わせたりして
なんとか原稿は出来上がった。

お世話になった古株の社員に出稿前の最終原稿を
メールで送ったら、思いがけず返事が来た。

『求人広告は企業広告の一環なのに、今まで会社は
 それに興味を持ちませんでした。どんな形であれ
 初めて広告が出るのは良いことです。

 原稿を見て、どんな反応があるか興味があります。

 競合の○○社が何度も広告を出しているのを
 見続けていましたが、今回我が社が大きく広告を
 出すのは・・・何というか、ちょっと愉快です』

私も愉快である。
その広告には、私の渾身の作のキャッチコピーが
入っているからである。

出稿後、ホームページのアクセス数はどう変わるか。
応募者数に変化はあるか。問いあわせはあるか。
私も密かに楽しみである。
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