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お仕事どんぶり

正社員、契約社員、派遣社員、嘱託社員、アルバイト・・・
経験してきた「仕事」と日々の生活についての記録です。

「参りました」

2008年01月29日 17時39分45秒 | 広報のお仕事
定例の役員会議に、議事録係として出席した。
今後、たぶんずっとこの仕事は私の仕事だ。

会社のお偉いさんを相手に、技術部門の中堅どころが
開発の進捗状況などを説明しているのを必死でメモを
取る。

はっきり言うと、言っている内容の1割ぐらいしか
わからない。専門用語、略語が多いのと、私は議題と
なっている製品に関する知識があまりにもないためだ。

会議が終わって、私は「参りました・・・」と
へとへとになった。

一緒に出席していた「キツネ目副部長」に内容をキャッチ
アップできたか聞いたら
「私も3割くらいしかわからないよ・・・」としれっと言う。

その話を家族にしたら
「英語じゃないだけましじゃん」とのたまった。

ま、そうなんだけどね・・・。
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出張にかこつけて

2008年01月27日 15時11分11秒 | 広報のお仕事
関西に雑誌の取材立会いのため出張に行くことが決まって
私は結構その日を楽しみにしている。
ちなみにその取材元は「ちゃんとした雑誌」だ。(笑)

仕事で関西に行くのは2年ぶりだ。

取材は1日中かかるわけではなく、かといって会社にトンボ
帰りをするほどのこともないので、私は帰りに京都に
寄り道しようかと考えている。

新幹線はぜひ時間をあわせてN700系に乗ってみよう。
そんなことを考えて、ちょっと浮かれている私。
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風邪に倒れた上司

2008年01月25日 18時42分20秒 | 広報のお仕事
私の上司の「キツネ目副部長」は、10月入社の私と
「タイヘン君」という部下が増え、中間管理職として
それはそれは大変な毎日を送っている。

ボスの「福耳部長」は、日常的にテンションが高く、
あれやれ、これやれ、の要求が多い。

そして専務も「○○はできたかな?」と別方向から
「一筋縄ではいかない仕事」を振っている。

10月前には、人数が少なかったので「出来ません」の
言い訳がまだ立ったという。しかし中途採用組が二人も
入って、それを使いこなしつつ「人数が増えたのだから
出来るだろう?」というプレッシャーをもろに受けて
いるように見える。

時々エレベータの中で私と副部長が二人きりになった
とき、副部長は今まで誰にも言わなかったであろう、
愚痴をぽろっとこぼす。

そして最後には、
「まぁ、部長も専務も無理を承知で言ってると思う
 んだけどね・・・」と諦めたように言う。

私はそれを聞いていると、「管理職って大変だなぁ」と
心の底から思う。

そんな副部長が風邪を引き、結構具合が悪そうにして
いた。そしてある日ついに休んだ。

私と「タイヘン君」が来るまでは、ほとんど風邪も引かず、
休みを取ることもなかったそうで、一緒に働いている
人たちもびっくりしていた。

そんな時、「福耳部長」は私と「タイヘン君」にこう言った。

「オレが銀行で支店長をやってた時、気が張っている
 から絶対休まなかった。オレがいなかったら仕事が止まる、
 そう思っていたからだ。

 支店長クラスの人間が、体を壊すのには2パターンある。
 支店長を外れた時と、任せられる優秀な部下が来た時だ。

 アイツ(副部長)は今まで自分ひとりで何でもやって
 きた。それが部下が出来て、やっと人並みに風邪が引ける
 ようになった訳だ。

 アイツが本当に安心して休めるように、早く仕事を覚えて、
 アイツを楽にしてやってくれ」

普段、仕事を振りまくっている部長のこの言葉は真実か。
その如何に関わらず、私は仕事を早く覚えなきゃ、そう思った。
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切り貼り

2008年01月24日 22時34分56秒 | 広報のお仕事
採用関連の仕事で、会社説明会用のプレゼンテーションを
パワーポイントで作った。工場の写真やら、入社2~3年ほどの
若手社員の顔写真やらをデータで書類に貼り付けて、
しみじみ思った。

10年以上前は、こういう作業は写真をカラーコピーして
紙に貼ってさらにカラーコピーして、なんてことをして
いたものだ。

今思うと本当に懐かしい。(笑)



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「取材」という名のセールスアポ

2008年01月23日 19時40分12秒 | 広報のお仕事
先日舞い込んできた「テレビ取材」の依頼に、部内は
結構盛り上がっていた。

なにせ当社はウルトラB2Bの会社で、世間にお目見え
することのない部品メーカーだからだ。

取材は、若手の社員の働きぶりの密着取材を通じて
会社の紹介する、という内容だったので、あらかじめ
総務にも頼んで、取材対象者のリストアップもしよう、
という段取りになっていた。

電話での依頼が来てから、企画書を送ってもらい、
打ち合わせに至るまで結構時間がかかったが、
こちらも会社案内などの資料を揃えて待っていた。

打ち合わせ当日、取材依頼者は、前のアポが延びた
とかで30分ほど遅れてやってきた。

取材の企画意図を聞き、過去の映像を見せられ、
取材に応じるとどういうメリットがあるかを延々
聞かされているうち、これはいわゆる「取材」では
ないことがわかってきた。

要は「取材してあげるから、制作協力金をお願い
します。これだけ充実の内容で『たったの』百万で
どうですか?安いですよね~」という売り込み
だったのである。

しかも「報道番組」の体裁をとっているので、
お金を払ったからといって、絶対にテレビに
露出するとは限らないという。

これは雑誌にはよくある話だが、「テレビです」の
バージョンは初めての経験だった。

最初からそう言って頂戴、と思ったが、まさか
ここまで「取材」「取材」と引っ張ったあげく
そう来たか!と私は相手の営業テクにまんまと
引っかかった自分を反省した。

と、同時にまずは話を聞いたのが私だけで良かったと
思った。先走りして、上役を呼んだりしていたら、
時間の無駄だ。

費用対効果の参考のために、視聴率などを記載した
媒体資料を見せてもらったら、そこには番組を
「視聴可能な世帯数」の数だけが記載されており、
番組自体の視聴率はそもそも計測できない、という。

当社にとってお金を出すメリットが見当たらず、
そもそも貧乏所帯の当社には、そんなお金を出せる
はずもなく、お引取り願ったあと、ことの顛末を
「タイヘン君」に話したら

「きっと、ウチみたいな小さい会社だと、広報が
 いないと思ってナメて来たんですよ。でも、水際で
 ストップできて良かったじゃないですか」

と慰めになるような、ならないようなことを言った。

「福耳部長」に報告したら、「いろいろ商売の方法は
あるなぁ」ということで、この件はもうおしまい。

そういう訳で、私のテレビ取材アレンジデビューは
幻に終わったのである。
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