レセプションのお仕事

今日もまた金融関係のレセプションの仕事だった。
今日に至るまでの間、招待状を送ったり、出欠確認を英文メールで
行うのは、私に非常にとって良い経験だった。
英語のレッスンで学んだことを実践できるからだ。
帰国子女の同僚のサポートを受けながらの業務だったが
ヒヤヒヤしたこの経験はきっと自分の身につくだろう。

去る人、来る人

職場を去る人があれば、来る人もある。
来月には新しい人が入社することになった。

その中の一人は、私と同じ苗字だと言う。
外部から「○○さんはいますか？」と電話がかかって来て
「○○は2名おりますが・・・」という会話が繰り広げ
られることになろう。

「英語の話せない○○とぺらぺらな○○がおりますが？」
「でっかい○○と普通の○○がおりますが？」
「声の野太い○○とそうでもない○○がおりますが？」

入社してくる人が、どんなキャラクターの人か知らないが
良い人だといいなぁ。

ABC

ごくごく単純なことなのだが、何かリストを作って
「並べ替え」をする時、今の会社はなんでもかんでも
「ABC順」にする。

いわゆる「alphabetical order」ってやつだ。

半年前までどっぷりと日本式の「あいうえお順」に
浸っていた私は、頭の中がなかなか切り替わらずに、
いつも「ABCの歌」を歌っている。

つい、「あいうえお順」にしたリストを上司に見せたら
「あ、これ『アーベーセー順」にしてくれる？」と
言われ、意味が良くわからずに少～し考えたら、
「ABC」のフランス語読みだった。
ややこしい職場だのう・・・。

クロのお墓参り

飼い猫のクロがあの世に行って、明日で1週間経つ。

私は仕事から帰って、明かりをつけた時、無意識にクロの
名前を呼んでしまうことがある。今は一匹で留守番をして
いるコゲちゃんは、いっそう人懐こくなった気もする。

自宅から小一時間ほどのところのペット霊園に、クロが
他のペットたちと合同で埋葬されている。
今日、そこへ家族とお墓参りにいった。

普通のお寺の墓地の一角に、とても小さな合同の慰霊碑が
あって、その周りには、ペットたちの死を悼んだ小さな
プレートがびっしり並んでいた。ペットを飼っていた人の
苗字、ペットの名前、そしてあの世へ旅立っていった歳が
彫りこまれた小さなプレートを眺めながら、私はわずか
3年ちょっとの命だったクロを思い出して、手を合わせた。

「猫って長生きするんだなぁ」
家族はそれらのプレートに、行年18年とか17年とか書き
込まれているのを見てそうつぶやいた。
家族はクロとコゲちゃんと出会うまで、動物を飼ったことが
なかったという。クロを動物病院で看取ってくれて、火葬の
手配もしてくれて本当に助かった。

今日はとても寒かった。
寒がりだったクロの思い出話をしながら家に帰った。

送別会

昨日は同僚の送別会だった。同じ業界に転職するということだった。
今の職場は３年もいると古株だ。人の入れ替わりが激しいのだ。
私は３年後、ここにいるだろうか。そんなことを考えた。