経験値が上がった！という仕事

今、私ははっきり言って面倒くさい仕事をして
いる。

誰もやりたがらない、でも誰かがやらないと
いけない仕事。

この仕事をしたからと言って、会社が儲かる
訳ではない仕事。

でも失敗したら会社の評判が下がる仕事。

そして誰も手伝ってはくれない仕事。（笑）

社長からその仕事を頼まれて、私は考えた。
これをちゃんと一人で終らせたら、きっと
私の経験値も上がるだろうと。

経験値が上がったところで、だからどうしたと
言われればそれまでだが、完全に私プロデュース
なので、人生の思い出にはなるだろう。

久しぶりの完徹

お客様に納入した製品の紹介素材を撮影する
ため、お客様の工場に行き、試運転の様子を
写真と映像に収めた。

久しぶりの完徹である。
40代半ばの私には辛い。（笑）

地方都市での撮影で、現場は駅からやや遠かった
けれど、非常に貴重な経験だった。

終わったのは明け方で、駅までカメラマンに
送ってもらい、駅前のまん喫で仮眠。疲れて
いたので爆睡し、数時間後に新幹線で帰京した。

そのまま出社して打ち合わせしてヘロヘロだ。
今日は良く寝られるだろう。

仕事の筋トレ

昨年、中途入社した30代の男性社員に色々と
仕事を任せるようになって、私はずいぶんと
楽になった。

一方、入社4年目のポカンちゃんはご結婚、
ご懐妊と順調にライフイベントを駆け上がり、
旦那様がポカンちゃんがバリバリ働くのを
好まないため、通勤時間の短い他の事業所で
残業のない楽な仕事に異動したいとの希望を
出し、人事部で保留中。

楽な仕事に変われないなら辞めて地元でパート
社員か、家庭優先なので専業主婦もありかも、
というので、まぁそれでも良いかとも思う。

私はポカンちゃんに一人前になって、会社に
貢献し、先輩社員として後輩をリードして
欲しかったけれど、彼女の働くことに関する
考え方や建前がここ数ヶ月でかなり変わった
ので深追いはしない。

私が少しショックだったのは、私の上司が彼女の
要望を聞いて、彼女が職場を離れるかも、と
いうことに対し、大勢に影響ない、彼女はコアな
人材にはなれないと言ったこと。

それは私が一番良くわかっていた。
私の彼女に対する指導については無駄かも、と
思う時もあった。でも‥

私は女性だからといってエラい目に合わせない
ようにするのは良くないと思い、彼女に様々な
経験をさせ、我が社では稀な海外出張にも
行かせた。それなりの勉強をして欲しいと思った
からだ。

今になってみれば、彼女にとってそれも傍迷惑
だったかもしれない。彼女はあまり勉強をする
タイプではなかったように思う。

しかし、この3年以上の月日は仕事をする上での
筋トレのようなものとなればそれなりの意味は
あるはずと信じたい。
まあ、これも昭和な考えかも。（笑）

ゴールデンウィーク前には彼女の進退も決まる
ので、それまでは私は彼女の上司でいる。

ポカンちゃんが踏み出す母親への道を私は
知らない。だからこそ、私は彼女の話を予断なく
聞こうと思う。

慌てた話

先日、大阪に日帰り出張した。
現地での打ち合わせは夕方からだったので、
午前中は会社にいて、昼頃に新幹線に乗る予定
だった。

朝、家を出て、会社のロッカーでコートを
脱いだら、スーツの上着は紺のストライプ、
下はグレーのストライプだった。何で？
すごく変‥。

慌てて上着を脱いで席に着き、どうしたものか
考えた。

案1 近所のデパートとで上着だけ買う。
案2 スーツ専門店で上着か上下を買う。
案3 そのままにする。

お店が開くまでの間、いろいろ検討したが、
予定外の打ち合わせが入って買い物に行けず、
仕方ないのでこういうコーディネートなんだと
開き直るしかないと思った。

夫にメールしたら
「コーディネートはこーでねーと」という
脱力系のオヤジギャグをお見舞された。

新幹線に乗って新大阪までの間、気分が乗らず
なんかぐったり。大阪駅で降りて打ち合わせ先に
行く途中、大きな商業施設があり、ダメもとで
入ったら、何とセールで紺のジャケットが
3900円で売っていた。即購入し、タグを切って
もらってそのまま着た。

は～、セーフ。打ち合わせ20分前なり。

一応、体裁が整った格好になって、私は普段と
同じように打ち合わせに臨めた。
紺のジャケットは会社の置きジャケットに
しよう。ははは。

工場見学会の運営

久しぶりに工場見学会を運営した。
工場に来たのは地方からの高専生。

礼儀正しく工場を見学し、質疑応答も
マニアックなものから就職に関するもの
まで。（笑）

数十人の見学者のうち、女子学生は
一人だけ。リケジョは熱心にメモを取り
説明に聞き入っていた。

皆さん、頑張って立派なエンジニアに
なってください。