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お仕事どんぶり

正社員、契約社員、派遣社員、嘱託社員、アルバイト・・・
経験してきた「仕事」と日々の生活についての記録です。

成年後見人の初仕事

2013年03月18日 22時29分34秒 | 終活あれこれ
伯母の成年後見人になっての初仕事は
伯母の財産目録を作成し、この先の
収支報告書を後見監督人に提出する
ことである。

伯母の通帳のコピーを取り、宅地と
家屋の登記事項証明書を用意してから
後見監督人の司法書士さんの事務所に
行った。

司法書士さんはざっくばらんな感じで
こちらの事情をヒアリングしてから、
財産目録と収支報告書をチェックして
いた。

書類に不備はなく、今後は半年を
めどに収支報告をするよう言われた。

私が伯母の成年後見人になったことの
メリットはほぼない。手間もかかるし
この仕事は伯母が亡くなるまで続く。

それでもこの仕事をするのは、伯母と
長いこと同居していた両親を安心させ
たいがためである。

私は納得してこの仕事に取り組むが、
成年後見人が被後見人の財産を横領
したと言うニュースを見るとちょっと
怖い。

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成年後見人申立てをした

2012年12月08日 23時03分29秒 | 終活あれこれ
認知症になった伯母の成年後見人
申立てを東京家庭裁判所にした。

予約した時間の少し前に家裁に行って
地下1階のコンビニで申立て手続きの
手数料の収入印紙と切手を買った。

予約時間に受付に行って、書記官と
一緒に書類が揃っているか確認した。

その後即日面談の担当者が書類を読む
そうで、30分ほど受付近くの待合所で
DVDを見るよう言われた。

女優の小林綾子が主演の、成年後見人
とはどんなことをするのか、という
説明ビデオだった。

やがて初老の面談担当者が私を呼びに
来て、私は小さな部屋で面談をした。

担当者からの質問がいくつかあったが
書類は全て揃っており、かつ伯母の
法定相続人全員の同意書もあるので、
通常よりもスムーズに審判は進む
だろうとのことだった。

面談は30分くらいで終わり、私はその
足で実家に行って両親に事の顛末を
説明した。

私の実家は土地も建物も伯母のもので
ある。父はその土地で生まれ、独身の
伯母とずっと同居してきた。

いろいろ思い入れもあるだろうと思う。

私は父と伯母のためにできることを
するだけだ。

私は実家に行くとひどく疲れる。
私にとってもはや実家は帰る場所では
ないのだとしみじみ思う。
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成年後見人申立ての書類 その2

2012年12月03日 21時35分51秒 | 終活あれこれ
伯母の財産に関して集めた資料は
以下の通り。

・不動産の全部事項証明書
→以前は不動産登記簿謄本といったが
今は法務局のコンピュータで管理され
不動産の地番と家屋番号で請求する。
私の実家は伯母の持ち物なのである。

・預貯金通帳や証書のコピー
→伯母から預かっている通帳や定期
預金の証書をコピー。人の財産の
内容を見るというものはどこか複雑な
気分である。

・負債に関する資料のコピー
→伯母に借金はないのでなし。

・収入に関する資料のコピー
伯母の収入は年金のみなので、日本
年金機構からの振込通知書(ハガキ)
でもって資料とする。

・支出に関する資料のコピー
→老人ホームの施設利用料や日用品の
支出明細など2ヶ月分である。
固定資産税については、預金口座から
引き落としになっているので、通帳の
コピーで用意。

今回の申立ては私が手続きするが、
代理人弁護士がいる場合は委任状が
いる。

手続きにかかる費用は収入印紙が
3400円分、郵便切手が4300円分で
ある。

申立ては家庭裁判所に電話して予約が
必要だ。予約の際は診断書を手元に
置いて電話したほうが良い。

いきなり診断書の項目にそって質問
されるので私は面食らってしまった。

申立て当日に即日面談があり、2時間
ぐらいかかるという。
すんなり申立てが受理され、審議に
入るかどうかはわからない。

私は今回の申立てが、自分のための
予行練習のような気がしてきている。
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成年後見人申立ての書類 その1

2012年12月02日 18時56分49秒 | 終活あれこれ
認知症になって老人ホームに入居して
いる伯母の成年後見人になるべく、
書類を準備していたが、ようやく
揃って、東京家庭裁判所に即日面談の
予約をし、今週行って来る。

後見サイト(東京家庭裁判所)
http://www.courts.go.jp/tokyo-f/saiban/koken/index.html

用意した書類は以下の通り。

・親族関係図
→本人(伯母)と伯母の法定相続人と
私の関係を図にしたもの。
サイトに見本あり。

・申立書
→サイトからダウンロードして記入

・本人(伯母)の診断書及び付票
→サイトからダウンロードして
老人ホームから委託されて伯母を診察
している内科医に書いてもらった。

・本人(伯母)の戸籍謄本
・本人(伯母)の住民票
→役所で私と伯母の関係を明らかに
して請求。

・本人(伯母)の登記されていない
ことの証明書
→なんのことやら、と思ったが、要は
誰かが既に後見人になっていませんよ
という事の証明書。
九段下の東京法務局後見登録課で取得
する。

・申立事情説明書
→サイトからダウンロードして記入。
なぜ申立てをするかという説明。

・同意書
→サイトに見本あり。本人(伯母)の
法定相続人が、この申立てに同意して
いることを示す書類。
今回は伯母の法定相続人全員から
同意書をもらえた。
なくても良いが、あると手続きが
比較的スムーズに進むということ。

・後見人等候補者事情説明書
→サイトからダウンロードして記入。
後見人候補者、即ち私がどこの誰で、
勤務先、資産や負債、後見人になった
場合の伯母への世話や財産管理の
方針を示す。

・本人(伯母)の財産目録
→サイトからダウンロードして記入。
不動産、預貯金、株や負債を一覧に
する。

・本人(伯母)の収支状況報告書
→サイトからダウンロードして記入。
伯母の収入は年金のみ、支出は老人
ホームの利用料や日用品の購入費で
ある。2ヶ月分の収支を記入する。

・本人の財産目録及収支状況報告書に
関する資料
→これを集めるのが結構面倒だった。
続きは次回にて。
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私はどこの誰なのか

2012年11月16日 23時24分47秒 | 終活あれこれ
伯母の成年後見人申立てのためには
伯母と私の戸籍謄本が必要だ。

今、伯母の戸籍謄本をとる時、その
役所で理由を明らかにしなくては
ならない。

「成年後見人申立て」のため、と
書類に書いたら、私が伯母の姪である
ことを明らかにした方が良いと役所の
窓口の人に言われた。

身分証明書として運転免許証を提示
したが、そこには伯母との関係が
書いてあるはずもない。

私が伯母の姪であることを証明する
には、祖母の戸籍謄本をとり、父と
伯母が確かに姉、弟の関係であり、
さらに父の戸籍謄本をとってから
私が父の娘であり、結婚後に新たに
夫と戸籍を作ったということを辿る。

なかなか面倒なプロセスだが、私が
伯母の身内であることを示すには
こうした方法が必要らしい。
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