仕事が終わってから、所用があって夫の実家に行き、夕飯を一緒に食べる
機会があった。夫の実家は、私の職場からほど近いところにあり、帰りに
ちょっと寄れる感じの距離にある。
カレーライスを義理の両親と夫と食べながら、いろいろ話をしているうちに、
義母が「転職祝いよ」と言って小さな包みを私にくれた。
中にはミキモトの真珠のペンダントが入っていた。ずいぶんと張り込んで
くれたものである。
私は感激して何度もお礼を言った。
「奮発したわよ。もう転職祝いはこれが最後よ」と義母は笑っていた。
5回も転職している嫁を義母はどう思っているのだろう。
義父は私が正社員になったことをとても喜んでくれた。
いろいろな人に「おめでとう」と言われ、お祝いもしてもらって、そう
簡単には辞められないな、と思った。
ある時から、仕事の波に飲み込まれていくのを感じている。今は先も
見えづらく、身を任せつつ、ぷかぷか浮いているような感じだが、私は
ここで泳いでいけるだろうか。
機会があった。夫の実家は、私の職場からほど近いところにあり、帰りに
ちょっと寄れる感じの距離にある。
カレーライスを義理の両親と夫と食べながら、いろいろ話をしているうちに、
義母が「転職祝いよ」と言って小さな包みを私にくれた。
中にはミキモトの真珠のペンダントが入っていた。ずいぶんと張り込んで
くれたものである。
私は感激して何度もお礼を言った。
「奮発したわよ。もう転職祝いはこれが最後よ」と義母は笑っていた。
5回も転職している嫁を義母はどう思っているのだろう。
義父は私が正社員になったことをとても喜んでくれた。
いろいろな人に「おめでとう」と言われ、お祝いもしてもらって、そう
簡単には辞められないな、と思った。
ある時から、仕事の波に飲み込まれていくのを感じている。今は先も
見えづらく、身を任せつつ、ぷかぷか浮いているような感じだが、私は
ここで泳いでいけるだろうか。