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元ボン・バスを訪ねて~東北編その4~

2021年08月02日 18時19分00秒 | バス関係
今回の記事では秋田で活躍する元80018号車と宮城で活躍する元80017号車との再会の様子をお伝えします。


▲奥羽線2046M 特急つがる6号 E751系A-101編成
バスばかりの行程でしたが、ここからしばらくは鉄道利用で移動します。
弘前から二ツ井までは特急つがるを利用。かつての「かもしか」とよく似た運行形態の特急列車です。


▲二ツ井駅で降りるとすぐにやってきたEF510-7牽引による貨物列車。

二ツ井駅付近では、秋北バスで活躍する元ボン・バス80018号車を捜索しました。
能代営業所に配置された一台ですが、どうやら二ツ井駅発着の運用に充当されることが多い…という情報に辿り着き、日没間近ながら立ち寄ることとしました。



▲第一観光バス 秋田200か13-98 日野メルファ PB-RR7JJAA?
「二ツ井コミュニティバス」を運行する第一観光バス。
昔の路面電車みたいなレトロ風デザインの一台です。詳細がよく分かりませんが、恐らく千葉県出身の車?



▲秋北バス 秋田200か12-62 いすゞエルガ KL-LV280L1改
この日の二ツ井駅発最終便のバス。元事業者そのままの塗装で、社名や車番跡もくっきり残っています。

到着時間帯の便では元80018号車を見かけなかったので、徒歩で車庫の最寄り「操車場前」まで移動しました。

すると。

▲エルガ系が多いけど…左側の窓が暗いエルガミオ、もしかして?


▲秋北バス 秋田200か11-41 いすゞエルガミオ KK-LR233J1 元ボン・バス80018号車

おった!ということで、前回再会から5年半、使用感は出てきたものの車庫で寝ている元80018号車との再会を果たせました!
車外スピーカーは交換されているようですが、前ドア表記や内装はボン・バス時代のままです。

ちなみにこの車、同社でも少数派となりつつある方向幕車ということで、運用出来る路線が限られているとか。
事前調査のとおり二ツ井地区完結の運用が多く、能代の街へ出る機会はあまり多くないそうです。


▲一緒に停まっていた都会生まれな新7E+いすゞ(秋田200か13-25)と除籍されたっぽいエアロバス。短尺+スタンダードデッカーという、かつての石見交通を思い出す仕様です。恐らく秋田200か11-51を名乗っていた車。

車庫の様子を一通り眺めたところで列車の時間が迫ってきたので、再び二ツ井駅に戻りました。
引き続き鉄道利用で宮城県へ向かいます。


▲奥羽線1672M 701系N12編成
二ツ井から秋田まで701系のお世話になりました。
東北と言えばこの形式。久しぶりの乗車で、高校生時代の18きっぷ旅行を思い出しながら移動する道中でした。


▲この日は奥羽線の一部区間で運転見合わせがあったようで、現行ダイヤでは定期列車が存在しないらしい羽後境行きが設定されていました。


▲秋田で一泊し、7月14日の行程へ。引き続き移動します。


▲デビューして数年らしいEV-E801系。顔つきがJR九州の車両っぽいと思いきや、BEC819系をベースにした設計だそうです。


▲奥羽線436M 701系N11編成/北上線3730D キハ100-32
いくつか路線のある秋田県内~岩手県内。安上がりで本数の多い北上線経由で移動しました。


▲東北線1536M クモハ701-1032

▲東北線548M 701系F2-508編成
帯違いの701系を堪能して、石越駅へ。

石越駅で下車後は、グリーン観光バスで活躍する元80017号車を捜索しました。
グリーン観光バス沿線は2017年に訪れて以来で、その間に受託している市民バスの路線数が減少したようです。その代わり運賃改定が行われ、自治体の補助が絡むのか全路線一律100円という破格の運賃設定がされました。

路線が減ったとはいえ広範囲なのは変わらずということで、とりあえず移動しながら元80017号車を探そうと思い細倉荒町行きに乗車。


▲グリーン観光バス 宮城200か29-67 いすゞエルガミオ PA-LR234J1改
首都圏出身の一台。車内にはPASMOの広告が残っていました。

栗駒病院付近で見かけた車両をいくつか掲載。



▲グリーン観光バス 宮城200か25-79 日野レインボー KK-RJ1JJHK
こちらも首都圏出身で、車内には元事業者のロゴが残っている一台。この後の移動で乗車機会に恵まれました。



▲グリーン観光バス 宮城200か25-72 日産ディーゼルスペースランナー KK-RM252GAN改
ドアに「自動扉」の表記が。2002年式にしては珍しい表記です。



▲岩ケ崎観光タクシー 宮城230い40-04 いすゞエルガミオ 2KG-LR290J4?
グリーン観光バスと同じく、栗原市市民バスの運行を受託している事業者のひとつ。真っ白なボディに社名表記だけのシンプルな見た目です。EDSSのスイッチがある辺り、現行型かな…?ナンバープレートは字光式でしょうか。



▲岩ケ崎観光タクシー 宮城200か25-68 日野レインボー KC-RR1JJAA
屋根上の塗装はそのままのようで、茨城県出身だというレインボー。RJかと思いきや、エアサスのRRだとか。


▲岩ケ崎観光タクシー 宮城200か28-59 日野リエッセ PB-RX6JFAA
こちらは部分塗装すらなく、元事業者の表記を剥がしただけの姿。車番や愛称の跡まで残っています(^^;


▲ミヤコーバス 宮城200か30-51 三菱ふそうエアロミディ PA-MK25FJ
移動して栗原中央病院付近で撮影。ミヤコーバスも市民バス運行を受託しています。



▲ミヤコーバス 宮城200か28-57 日野レインボー KL-HR1JNEE
古川駅の表示を出していますが、こちらも市民バスの一路線。1時間ちょっとの長距離路線だそうです。


▲岩ケ崎観光タクシー 宮城200か28-63 いすゞエルガミオ KK-LR233J1
中古導入と思われますが、この車は真っ白に塗装されています。事業者の判断というより、中古流通の時点で白塗装が施されていたのかも。


▲グリーン観光バス 宮城200か28-15 日産ディーゼルスペースランナー KK-RM252GAN
「ノンステップバス」表記は前事業者時代のままだとか。

…ここまで栗駒病院と栗原中央病院付近を行き交うバスを眺めましたが、元80017号車は居らず。
ということでグリーン観光本社そばの車庫へ移動してみると。


▲二ツ井と同じく、窓が暗いエルガミオの姿が。近づいてみると元80017号車でした!


▲グリーン観光バス 宮城200か26-69 いすゞエルガミオ KK-LR233J1 元ボン・バス80017号車
こちらも使用感が出てきましたが、前回再会から約4年、元80017号車と遠目の再会を果たせました。
しかし、帰宅後に画像整理していると運転席のシート色が紺色っぽくなっていることが判明。もしかすると運転席だけ張り替えたか、別のシートと交換した可能性が。


▲元ボン・バスとの再会を済ませ、ミヤコーバス2731で石越駅まで帰着しました。

今回の元ボン・バス探訪はこれで終わり。
山口まで長い帰り道ですが、ここから帰宅の途につくこととし、この日は仙台市内で一泊しました。


▲東北線558M 701系F2-25編成

▲東北線2558M 701系F2-19編成
一日を振り返ると、地域柄電化区間は701系ばかりの行程でした。
ロングシート車ばかりとは言われる地域ですが、それでも広島・山口民からすれば乗り心地が良く比較的新しい車両ばかりです。羨ましい…。

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