いつだか正式に発表された、新形式車両227系の広島地区配置。今までの広島の鉄道事情を大きく覆す出来事として、各地で227系の話題を聞くようになりました。
そして今日、9月28日。
製造工場を出場し、「公開試運転」という名目でこれからの広島地区の鉄道車両の顔となるであろう227系が広島入りしました。
とあるきっかけで運行に関する詳細が判明したので、この度は西条駅と広島駅でその様子を眺めてきました。本来だったら「ひろしまバスまつり」の記事も仕上げたいのですが、それはまた後日・・m(__)m
今回ばっかりは新車投入と一言では言っても、今まで全国有数の国鉄型車両の聖地で、アーバン出身の113系転入でさえ「新登場の形式」と言って盛り上がっていた広島支社への正真正銘の新型車両配置。アーバンへの225系追加導入、埼京線や横浜線の全列車E233系化・・というような話とはスケールが全く違います!
ということで、興奮を抑えつつ停車時間が数分設定されている、と聞いた西条駅へまずは移動。
▲9321M 227系A03編成 西条駅
程なくして眩いライトが見え、227系が姿を見せました。3番入線と聞いていたのですが、中線の2番線(?)に停車。ご覧の通り、ホーム係員が警備をするほどの賑わいでした(汗
なお、今回のA03編成は門司方よりクモハ226-3+モハ226-3+クモハ227-3という順番で組まれています。225系同様、0.5M方式とやらを採用しているのでしょうか。
▲甲種輸送でたまたま並んだ訳では無く、広島地区用に製造された車両とおなじみの列車の並び。いやあ信じられん・・。
▲後ろ側から撮影。今まで以上に「カメラを替えて良かった!」という感想を持ちました(笑
▲フォグランプとHIDの採用で、前方がとても明るく照らされています。鉄道車両の場合、通常の天候でもフォグランプを点灯させるのは問題無いのでしょうか?
そして、西条から広島へ先回りし、広島で下ってくる227系を待ち受けました。
▲広島駅3番のりばに入線する227系。予想以上にギャラリーが多数で、構内放送でもしきりに227系目当ての撮影客に注意喚起の放送を流していました。
▲さっそくペーパークラフト化を目指すべく、気になる部分の資料集め。
▲一方で、こちらも注意深く様子を見なければなりませんね。227系が注目される傍らにC-41編成が停まっていました。このクハ、現役で活躍する0番台の中でもかなり古い車両ではないでしょうか?下手したら製造50年を超えてるんじゃ・・。
▲今日は車庫へ引き上げるそうで、広島着後に折り返しの発車準備を行っていました。ご覧の通り、やはり大勢のギャラリー。
去年あたりに走った「急行みよし」の時もなかなかの賑わいでしたが、一切の公式発表が無く、個人サイトやツイッター等の情報だけでこれだけの人が集まるなんて驚くばかりですね。良い時代になったものです(^^
▲走行音も軽やかに、広島駅を発つ227系。
明日も引き続き試運転があるそうですが、あいにく都合が付かず、走る姿を少し眺めるのが精一杯か・・という状況です(--;
しかしこれから試運転の機会、そして編成自体も増えていくはずなので、今後も動向に注意してブログネタにしたいと思います!