秋田訪問記第3弾。最終日21日の、秋田から広島に帰る道中の様子を載せていきます。
最終日は行きと違い、いなほやしらゆき、北陸新幹線などに乗る鉄道三昧と言える行程。幸い強風や雪による列車遅延は発生しておらず、予定通り朝一番の「いなほ8号」に乗車します。
・・の前に、駅前で少し撮りバス。
▲秋田200か・587 秋田中央交通 富士6E+U-LR332J
この辺りでよく見かける、首都圏出身らしい6E。大型では7Eボディが製造されていた時期ですが、調べてみるといすゞと中型の組み合わせだと5E顔の車体で製造されていたそうです。
▲羽後交通 秋田200か・407 羽後交通 U-HT2MLAA改
南北に広がる秋田県の南側を運行エリアとする羽後交通。小田急バスそのものの塗装ですが同社との関係は無いそうです。初めて知った・・。この車両もやはり東京育ちの車両で、たぶん私と同い年の車。
その後、駅構内へ移動。
<秋田0916→新潟1257 羽越線2008M 特急いなほ8号>
乗車車両:クロE653-1007
前回以来、3年ぶりくらいの「いなほ」乗車。水色の485系が活躍していた同列車は、平成25年の秋からE653系に置き換えされました。
高校生の頃から何度も乗った日本海筋の列車。何かの機会に乗りたいと思っていたら、都合よく(?)秋田で元ボン・バス復活の一報を知った為、再訪と併せて行程に組み込んだのでした。
さっそく車内を探索。
▲乗車したグリーン車の様子。元々は普通車だけの組成だった653系ですが、「いなほ」へ転用される際に格上げ工事が行われ、同形式で初のグリーン車が生まれました。東日本らしく、明るく爽やかな色使い。
▲この車両の特徴とも言えるのが、プライベート感たっぷりの座席周り。今まで2列分だった大窓を1列で使用できるゆとりのシート間隔に、後ろを一切気にせずにリクライニング出来る間仕切りまで装備されています。座り心地も上々ではあるのですが、フットレストやレッグレストが無いのが惜しいところです。
▲端っこにはこのような展望スペースも設けられています。
▲普通車はこんな様子。あいにく以前の「ひたち」時代を知らないのですが、どうやらシートモケットが換えられている様子です。
▲コーヒーとアイスを片手に車窓を眺める、贅沢なひととき。前日にあれだけ雪がひどい・・と聞いていた割に、秋田南部は雪が少ない地域もちらほら見られました。
▲と思っていたら、ちょっと郊外に出るだけでこんな景色に戻りました。
▲象潟駅近くで見かけた羽後交通の車両たち。これまた東京出身の車両らしいですが、エアコンユニットは・・?
▲たぶん吹浦~遊佐間で撮影。何もない・・。
▲車内には沿線の見どころと車内販売メニューを載せたパンフレットがありました。
区間の半分の余目辺りから睡魔に襲われ・・
▲気が付いたら終点の新潟でした。ここでこの先へ行く「しらゆき」に乗り換えですが、40分位の余裕があったのでまた駅前で撮りバスに勤しみました。
▲新潟200か295 新潟交通 西工96MC+KL-UA452KAN
新潟駅近辺は銀色の新潟交通が路線を敷く地域。近頃はBRTとやらのシステムを導入したことでよく名前を耳にしますね。あちこちで見かける西工+UDの組み合わせの車両。
▲新潟200か・・30 新潟交通 KC-LV380L
新潟交通といえばこれ、というイメージのキュービック。いすゞ車のほか、三菱ふそう車も多く採用しているそうです。
さて、新潟の街では去年の9月からBRTと呼ばれるシステムが稼働しています。おおまかな仕組みとしては、バス専用の道路や乗り場を設けることで定時性の向上を目指しているとか。バスの機動性に鉄道のような安定性と輸送力を追加したようなイメージ?
名古屋のガイドウェイバスや宮城、岩手の鉄道代替路線などがBRTに含まれるらしいです。
新潟では輸送力向上を目指し、連接バスが走っている・・という話を聞いたことがあったのですが、タイミングが悪く姿を見る事はありませんでした。これはまた新潟に行く口実が出来るかも(^^;
引き続き広島を目指して帰ります。
<新潟1338→上越妙高1537 信越線・えちごトキめき鉄道3016M 特急しらゆき6号>
乗車車両:モハE653-1103
▲ここでも常磐線を走っていたE653系のお世話になります。先程の「いなほ」とほぼ同時期にデビューした「しらゆき」ですが、こちらは去年の春に開業した北陸新幹線との接続を狙った列車。運行区間や停車駅は廃止となった快速「くびき野」とそっくりです。
▲後ろからですが車内の様子。こちらもシート表皮の貼り替えが行われています。こういう暖色系の色遣いは個人的に好きです。
▲相変わらず広々した景色が続きます。
▲信越線や羽越線ではこのように海岸線沿いを走行する区間もあります。自分が乗ってきた鉄道路線でも、この辺りは有数の絶景ポイント。
▲去年立ち寄った青海川駅を通過。
<上越妙高1545→金沢1648 北陸新幹線565E はくたか565号>
乗車車両:E715-3
▲上越妙高駅(以前の脇野田駅)からは、開業1周年を控えた北陸新幹線のお世話になりました。
▲二千円くらいの差額ということで、ここでもグリーン車に乗車。新しい車両と路線だけに、乗り慣れた山陽新幹線以上に優れた乗り心地を堪能できました!
山陽・東海道新幹線も優れた保線技術が用いられているのでしょうが、やはり新しい線路のためか、高速走行時でも微細な振動がほとんど感じられませんでした。
一方で安定輸送を目指してか、車窓からは防風(雪?)用と思われる柵の設置区間が多々あり、景色を遮られることが多かったので、趣味的には少し寂しく思う点もありました(^^;
▲糸魚川駅付近にて撮影。遠く見えるのは白馬の山々?
<金沢1656→新大阪1932 北陸線4038M 特急サンダーバード38号>
乗車車両:クロ683-4501
駆け足でサンダーバードに乗り換え。
途中の小松駅で、スケール感が狂うダンプ車を発見!どうやら建築機械の製造メーカー「コマツ」の世界最大級と言われるダンプ車だそうです。何度も車窓風景を眺めているはずですが、初めて見た気が・・。なんでも社名の通り、この小松の街がお膝元だとか。
<新大阪2052→岡山2152/2200→広島2240 山陽新幹線こだま765号・のぞみ123号>
乗車車両:766-7005/777-2048
▲新大阪で夜ご飯を済ませ、無事に広島まで帰りました。最後もいわゆる「ラッチ内乗継」を無駄に活用してN700系の乗り比べを楽しみました。
▲今回お世話になったきっぷたち。ぼちぼち特急利用が日常的になり、この手のきっぷの枚数や内容にも慣れてきました。
初日から天候に不安を感じたものの、行きの高速バスでは新車に当たり、無事に千葉と秋田の地で元広島ナンバー車と再会し、様子の変わった日本海筋の列車も堪能するなど、なかなか内容の濃いお出かけとなりました。次はどこ行こう・・。また元ボン・バス目当てになったりして。
最終日は行きと違い、いなほやしらゆき、北陸新幹線などに乗る鉄道三昧と言える行程。幸い強風や雪による列車遅延は発生しておらず、予定通り朝一番の「いなほ8号」に乗車します。
・・の前に、駅前で少し撮りバス。
▲秋田200か・587 秋田中央交通 富士6E+U-LR332J
この辺りでよく見かける、首都圏出身らしい6E。大型では7Eボディが製造されていた時期ですが、調べてみるといすゞと中型の組み合わせだと5E顔の車体で製造されていたそうです。
▲羽後交通 秋田200か・407 羽後交通 U-HT2MLAA改
南北に広がる秋田県の南側を運行エリアとする羽後交通。小田急バスそのものの塗装ですが同社との関係は無いそうです。初めて知った・・。この車両もやはり東京育ちの車両で、たぶん私と同い年の車。
その後、駅構内へ移動。
<秋田0916→新潟1257 羽越線2008M 特急いなほ8号>
乗車車両:クロE653-1007
前回以来、3年ぶりくらいの「いなほ」乗車。水色の485系が活躍していた同列車は、平成25年の秋からE653系に置き換えされました。
高校生の頃から何度も乗った日本海筋の列車。何かの機会に乗りたいと思っていたら、都合よく(?)秋田で元ボン・バス復活の一報を知った為、再訪と併せて行程に組み込んだのでした。
さっそく車内を探索。
▲乗車したグリーン車の様子。元々は普通車だけの組成だった653系ですが、「いなほ」へ転用される際に格上げ工事が行われ、同形式で初のグリーン車が生まれました。東日本らしく、明るく爽やかな色使い。
▲この車両の特徴とも言えるのが、プライベート感たっぷりの座席周り。今まで2列分だった大窓を1列で使用できるゆとりのシート間隔に、後ろを一切気にせずにリクライニング出来る間仕切りまで装備されています。座り心地も上々ではあるのですが、フットレストやレッグレストが無いのが惜しいところです。
▲端っこにはこのような展望スペースも設けられています。
▲普通車はこんな様子。あいにく以前の「ひたち」時代を知らないのですが、どうやらシートモケットが換えられている様子です。
▲コーヒーとアイスを片手に車窓を眺める、贅沢なひととき。前日にあれだけ雪がひどい・・と聞いていた割に、秋田南部は雪が少ない地域もちらほら見られました。
▲と思っていたら、ちょっと郊外に出るだけでこんな景色に戻りました。
▲象潟駅近くで見かけた羽後交通の車両たち。これまた東京出身の車両らしいですが、エアコンユニットは・・?
▲たぶん吹浦~遊佐間で撮影。何もない・・。
▲車内には沿線の見どころと車内販売メニューを載せたパンフレットがありました。
区間の半分の余目辺りから睡魔に襲われ・・
▲気が付いたら終点の新潟でした。ここでこの先へ行く「しらゆき」に乗り換えですが、40分位の余裕があったのでまた駅前で撮りバスに勤しみました。
▲新潟200か295 新潟交通 西工96MC+KL-UA452KAN
新潟駅近辺は銀色の新潟交通が路線を敷く地域。近頃はBRTとやらのシステムを導入したことでよく名前を耳にしますね。あちこちで見かける西工+UDの組み合わせの車両。
▲新潟200か・・30 新潟交通 KC-LV380L
新潟交通といえばこれ、というイメージのキュービック。いすゞ車のほか、三菱ふそう車も多く採用しているそうです。
さて、新潟の街では去年の9月からBRTと呼ばれるシステムが稼働しています。おおまかな仕組みとしては、バス専用の道路や乗り場を設けることで定時性の向上を目指しているとか。バスの機動性に鉄道のような安定性と輸送力を追加したようなイメージ?
名古屋のガイドウェイバスや宮城、岩手の鉄道代替路線などがBRTに含まれるらしいです。
新潟では輸送力向上を目指し、連接バスが走っている・・という話を聞いたことがあったのですが、タイミングが悪く姿を見る事はありませんでした。これはまた新潟に行く口実が出来るかも(^^;
引き続き広島を目指して帰ります。
<新潟1338→上越妙高1537 信越線・えちごトキめき鉄道3016M 特急しらゆき6号>
乗車車両:モハE653-1103
▲ここでも常磐線を走っていたE653系のお世話になります。先程の「いなほ」とほぼ同時期にデビューした「しらゆき」ですが、こちらは去年の春に開業した北陸新幹線との接続を狙った列車。運行区間や停車駅は廃止となった快速「くびき野」とそっくりです。
▲後ろからですが車内の様子。こちらもシート表皮の貼り替えが行われています。こういう暖色系の色遣いは個人的に好きです。
▲相変わらず広々した景色が続きます。
▲信越線や羽越線ではこのように海岸線沿いを走行する区間もあります。自分が乗ってきた鉄道路線でも、この辺りは有数の絶景ポイント。
▲去年立ち寄った青海川駅を通過。
<上越妙高1545→金沢1648 北陸新幹線565E はくたか565号>
乗車車両:E715-3
▲上越妙高駅(以前の脇野田駅)からは、開業1周年を控えた北陸新幹線のお世話になりました。
▲二千円くらいの差額ということで、ここでもグリーン車に乗車。新しい車両と路線だけに、乗り慣れた山陽新幹線以上に優れた乗り心地を堪能できました!
山陽・東海道新幹線も優れた保線技術が用いられているのでしょうが、やはり新しい線路のためか、高速走行時でも微細な振動がほとんど感じられませんでした。
一方で安定輸送を目指してか、車窓からは防風(雪?)用と思われる柵の設置区間が多々あり、景色を遮られることが多かったので、趣味的には少し寂しく思う点もありました(^^;
▲糸魚川駅付近にて撮影。遠く見えるのは白馬の山々?
<金沢1656→新大阪1932 北陸線4038M 特急サンダーバード38号>
乗車車両:クロ683-4501
駆け足でサンダーバードに乗り換え。
途中の小松駅で、スケール感が狂うダンプ車を発見!どうやら建築機械の製造メーカー「コマツ」の世界最大級と言われるダンプ車だそうです。何度も車窓風景を眺めているはずですが、初めて見た気が・・。なんでも社名の通り、この小松の街がお膝元だとか。
<新大阪2052→岡山2152/2200→広島2240 山陽新幹線こだま765号・のぞみ123号>
乗車車両:766-7005/777-2048
▲新大阪で夜ご飯を済ませ、無事に広島まで帰りました。最後もいわゆる「ラッチ内乗継」を無駄に活用してN700系の乗り比べを楽しみました。
▲今回お世話になったきっぷたち。ぼちぼち特急利用が日常的になり、この手のきっぷの枚数や内容にも慣れてきました。
初日から天候に不安を感じたものの、行きの高速バスでは新車に当たり、無事に千葉と秋田の地で元広島ナンバー車と再会し、様子の変わった日本海筋の列車も堪能するなど、なかなか内容の濃いお出かけとなりました。次はどこ行こう・・。また元ボン・バス目当てになったりして。