K.Kの日記(鉄道・バスRoom付属ブログ)

鉄道・バスRoom管理人K.Kのブログ
気になる鉄道・バス・車ネタを掲載しています。

元ボン・バスを訪ねて~大分編~

2023年03月12日 12時29分47秒 | バス関係

この一年くらいで姿を見なくなったボン・バスのポンチョ80047号車。
動向が気がかりだったところ、なんと2月にそれらしき特徴のある車が運用入りした!との一報を知り、大分県での再会を楽しんできました。

この度元ボン・バス車を導入したのは大分県の「国東観光バス」。大分交通グループの一員で、社名のとおり国東半島(杵築市・国東市)でバス路線を営業する事業者です。
導入・撮影時点では杵築市のコミュニティバス路線「市内循環コース」にて運用されていました。

ということで、ブログでは元80047号車の姿とともに道中の画像を掲載します。

元80047号車を訪ねて出かけたのは3月8日のこと。
現在の住まいである周南地区からだとフェリーが最短距離ではあるのですが、行程の都合上、鉄道利用で大分県入りしました。


▲新山口~小倉間でお世話になったこだま773号。700系E2編成。


▲小倉駅で日豊線に乗り換え。ソニック1号で杵築まで移動しました。883系AO-16編成。


朝一の行程で杵築駅には8時18分の到着。
ここからバスに乗り換え、杵築市のバス拠点かつ元80047号車が出入りするという杵築バスターミナルを目指しました。



▲国東観光バス1959
現地入りして最初に乗ったバス。ベテラン格であろうエアロミディMK、2段サッシ窓に懐かしさを感じます。


▲座席周り。見慣れない柄な一方で、年式が近い他の車両でも採用されていたので国東観光バス(大分交通グループ?)の標準仕様でしょうか。

国東バスターミナル到着後、元80047号車が運用されるという市内循環コースの時間まで、出入りするバスを眺めて過ごしました。



▲国東観光バス1836
これまた懐かしさを感じる8E+RM。なんと1993年式のU-規制車だそうです。


▲国東観光バス60
中2枚折戸が特徴的な初期のエルガミオ。元は大分交通所属で、この車のみならず多くの車両が同じ経歴で活躍しているそうです。




▲国東観光バス62
60と同時に導入されたであろうエルガミオ。移籍から日が浅いのか、綺麗な車体です。



▲国東観光バス あ63
グループ外からの導入らしいリエッセ。元80047号車と同じく、杵築市コミュニティバスで運用されている車両のようです。

バスが往来する合間に、バスターミナルからすぐ近くの国東観光バス杵築営業所を敷地外から観察。

▲国東観光バス あ187/あ28
リエッセとローザ。リエッセは元80047号車導入により車庫で休みがちな存在になったようです。

再びバスターミナルに戻り、10時41分発の市内循環左回り線を待っていると、やってきたのは前情報どおりボン・バス元80047号車!
到着時は撮影出来なかったものの、とりあえず乗り込んで大分の地での再会&再乗車を楽しみました。


▲国東観光バス所属となった元80047号車からの車窓。
多くのバス路線が経由する杵築市役所とその周辺は城下町として古くから栄えている通りだそうで、白壁の建物がよく目立ちました。



▲中心部を抜けると、郊外の幹線道路を駆け抜けたり、狭い生活道路へ入り込んだりする場面も。
画像がありませんが、日豊線を横目に国道10号線を走る区間も存在します。

乗車すること約30分、市内循環コース終点の大田庁舎に到着。ここで折り返し便を待つこととしました。


▲バスが隠れていますが、終点の大田庁舎。庁舎の敷地内でバスは待機するようです。
一緒に写っているリエッセは先に紹介した63号車。逆向きを走る「右回り線」で運用されています。


▲同路線で活躍する車両の並び。

その後は12時30分発の便で杵築バスターミナルへ戻りました。


▲杵築バスターミナルでお見送り。大分の地でも末永い活躍となりますように!

この時点で時刻は13時30分。
まだまだ明るい時間で、公共交通機関で大分県を訪ねるのは初めてということもあり、引き続き現地のバスを楽しむべく国東半島北部を目指しました。




▲杵築バスターミナル~国東間で乗車した大分交通1047。
同区間だけでも所要時間約1時間の路線ですが、この便はなんと大分駅を始発として運行する長距離路線です。時刻表上は乗り継げない便だったのですが、長距離運行ゆえに遅れて到着したようで、偶然にも計画よりも早く国東入りすることが出来ました。


▲国東バス停は国東観光バス国東営業所と大分交通国東営業区の拠点でもあります。広大な敷地を見渡すと、20年前にタイムスリップしたかのような一角も。
ここでは乗り換え待ちも兼ねて、遠目ながらバスを観察して過ごしました。




▲大分交通636/922
636のブルーリボンは元自家用の中古導入車で、別府・大分地区から転属してきた車だそうです。922のエルガミオは午前中の大分駅~国東の便で到着した車のよう。


▲国東観光バス1821/あ216/1996
レインボー、ポンチョショート、エアロミディの並び。ポンチョは丹海バス出身という珍しい出処の1台だとか。



▲国東観光バス850
元京急バスのエアロミディMJ。




▲国東観光バス1996
観光マスクでトップドア、自家用ベースと思われるエアロミディMK。事前調査で気になっていた一台なだけに、生で観られて感動でした!

本数こそ多くはないものの、ベテラン勢が特に多かった国東地区。
杵築でもうちょっと粘ろうか…とも考えていましたが、国東の車はローカル運用の割合が高いようで、なかなか濃度の高い時間を過ごすことができました。

時刻は17時過ぎ、日が暮れてきたので帰宅の途につくこととしました。



▲国東観光バス611
国東~竹田津港でお世話になった元京急のリエッセ。側面の行先表示器がよく目立ちますね。
車内は京急仕様のハイバックシートが並んでおり良好な座り心地でした。


▲竹田津港から回送で戻る611号車。バス移動はここまでです。


▲大交北部バス711
宇佐駅からやってきた大交北部バスのレインボーHR。竹田津港は杵築(九州南部)側だけでなく、宇佐(九州北部)側からもバスが運行されています。


行きは鉄路のお世話になりましたが、帰りは気分転換(?)も兼ねて、航路を利用することとしました。
大分県の竹田津港と山口県の徳山港の区間は周防灘フェリーが運航する「スオーナダフェリー」が5往復しており、片道2時間、約3,000円の運賃で利用可能です。なお、竹田津港は徒歩圏内にコンビニやスーパー等が無く、船内にカップ麺の自販機があるのみです。食事の計画にはご注意を!

ちなみにかつて存在していた広島~大分間の高速バス「別府ゆけむり号」も、この航路を利用していました。


本州と九州南東部を行き来する場合は、陸路に比べ大幅なショートカットに期待できる区間。乗船時は自分のような旅客単独の利用よりも、長距離トラック&ドライバーの利用が多くを占めている印象でした。


▲船上から眺める夜の海。月明かりがとても明るく感じました。


▲定刻で徳山港に到着。右側に写っている船舶がこの度お世話になった「ニューくにさき」号です。
ちなみにこの航路は1隻のみで運用しているようで、早朝の徳山港滞在を除いて各便20分の折り返し時間と、いわば走りっぱなしのなかなかハードな運用が組まれています。

今回は元ボン・バスとの再会を最優先しつつ、鉄路と航路を組み合わせて反時計回りとなるような行程で移動しました。
時計回り(往路フェリー利用)の行程も検討しましたが、徳山発だと竹田津着が早すぎる(4時20分着)orちょっと遅い(9時20分着)のと、夜行移動とするには短い所要時間…ということで、今回の行程がちょうど良かったかな?という印象です。


▲計画時には存在を知らなかったのですが、元80047号車が出入りする大田庁舎は大交北部バスが運行する「ノースライナー」の停留所が設置されています。
空港リムジンバスではあるものの途中乗降も可能なようで、中津駅を経由地とした再会計画も良いかもしれません(笑


近鉄バスの車両

2022年09月28日 17時27分21秒 | バス関係

移住以来すっかり身近な存在となった防長交通の車両。
近所で見かける車両と言えば馴染みの緑色塗装だけでなく、近鉄バスからの移籍車両である青と黄の派手な塗装も多く見かけます。

そのような環境下で、移籍元である近鉄バスはどんな現役車両が居るんだろう?と気になり、中部地方へのコンサート遠征と併せて近鉄バス乗車と撮影を楽しんできました。
訪れたのは藤井寺駅周辺と河内松原駅周辺。画像は全て2022年8月31日の撮影です。




▲6414
近鉄バスの古参格であろう日野ブルーリボンシティ。撮影時は企業輸送の運用に入っていました。


▲6610
和泉ナンバーの車両は、河内松原駅近くにある松原営業所所属の車両だそうです。


▲6616



▲6717
いすゞと全く同じ外観の、初期日野ブルーリボンⅡ。



▲6263
各部の大きな車体広告が目立ちます。




▲1354
河内松原駅では中型車の姿もよく見かけました。運転席側の固定窓を含む窓割りは、メーカー標準仕様でしょうか。



▲0752
日野ブルーリボンのハイブリッド車。塗装パターンは同じですが、白と水色の控えめな色使いが採用されています。


▲5854



▲6955
2019年の近鉄バス営業開始20周年を記念し、「復刻デザイン塗装バス」として導入された車両。主要営業所に1台ずつ導入されたうちの1台です。こちらは八尾営業所の所属だそう。



▲南海バス644
河内松原駅は南海バスも乗り入れています。このブルーリボンも近鉄バスの車両と同じく、大きな車体広告に目を惹かれます。


光駅近辺のバス車両

2022年03月05日 18時46分00秒 | バス関係
サイト上でお知らせしたとおり、昨年11月に山口県東部へ移住したわたくし管理人K.K。そろそろ近所の乗り物ネタ収集をしようと思い立ち、近場となった光駅近辺でバス観察を楽しんできました。

光駅周辺は防長交通の徳山駅~柳井駅線が乗り入れ、中国ジェイアールバス周防営業所の営業区域でもあります。
そこで見かけた車両の画像をいくつか掲載します。

まずは中国ジェイアールバスの車両たち。




▲山口200か・297 534-6952 三菱ふそうエアロスター KC-MP617M
最古参格であろうエアロM。メトロ窓+大型側面幕の広島仕様でありながら、中2枚折戸という変わった組み合わせです。ナンバープレート的に、2003年頃どこかから転属してきたのでしょう。


▲山口200か・723 531-9910 いすゞエルガ PKG-LV234N2

▲山口200か・724 531-9911 いすゞエルガ PKG-LV234N2
後ろ姿だけですが、導入以来周防営業所で活躍しているというエルガ。ノンステは山口地区ならではの仕様です。


▲山口200か・922 531-3964 いすゞエルガ QPG-LV234N3
ワンステ仕様のエルガ。山口支店から転属した一台だそうです。




▲山口200か・982 641-5909 いすゞエルガ KL-LV280Q1


▲山口200か・983 641-5910 いすゞエルガ KL-LV280Q1
中Jでよく目立つ存在だった準高速仕様のエルガ。かつて広島バスセンター発着の県内路線でよく見かけた車ですが、何台かが山口地区へ転属しています。
撮影時点では周防営業所にこの2台が配置され、特定輸送で活躍しているようです。




▲山口200か11-52 531-3920 いすゞエルガ KL-LV280L1
元埼玉の抹茶色な車だそうで、複数台導入されたうちの一台。



▲山口200か12-96 534-9974 三菱ふそうエアロスター 2PG-MP38FK
広島市内で運行される観光周遊バス「めいぷる~ぷ」向けに導入された車。2021年頃、見慣れた白青カラーに塗り替えられ、一般路線へ転用されたそうです。




▲広島230い32-50 いすゞガーラ Q?G-RU1ESBJ
偶然見かけた「瑞風バス」仕様のガーラ。高級志向の寝台列車「TWILIGHT EXPRESS瑞風」による旅程で使用される一台ですが、この日は乗務員の訓練で出入りしていたようです。特別な手入れや保管が施されているのか、濃色ながら洗車傷が目立たない美しい外観です。


続いては、同じく光駅前を起点に光市から運行を受託したバス路線を運行し、中国ジェイアールバスの系列である西日本バスネットサービスの車両。

▲山口22う31-93 334-6955 三菱ふそうエアロミディ KC-MK619J
ロゴ表記と社名表記こそ手を加えられたものの、中国JRバス時代の姿を色濃く残しているエアロミディ。予備車として車庫で寝ていることが多いようです。敷地外から撮影。



▲山口200か12-66 337-4901 日野レインボーⅡ PDG-KR234J2
青の単色塗装が施されたレインボーⅡ、JR他社からの移籍車だとか。主にこの車が運用に充当されているようです。


最後になってしまいましたが、山口県中部・東部でバス路線を幅広く運行する防長交通の車両も。

▲山口200か12-75 日野レインボー 2KG-KR290J4
平生営業所所属のレインボー。2021年に導入されたばかりの一台です。近年は減少傾向にある都市間を結ぶ一般路線バスですが、同社では今なお多くが存続しており、柳井駅と徳山駅を結ぶ路線でよく見かけます。

元ボン・バスを訪ねて~東北編その5~

2021年08月11日 17時08分00秒 | バス関係
何度か投稿した元ボン・バスとの再会記事、再会を終えて宮城から山口へ帰るまでの画像をいくつか掲載します。

▲仙台市交通局 仙台230あ15-02 いすゞエルガ QKG-LV290N1
宿を出てから移動までの間は仙台駅周辺を行き交うバスを眺めました。
首都圏に強いと聞く家電屋のラッピング、タイヤをカメラのレンズに見立てる発想にびっくり。


▲仙台市交通局 仙台230あ・206 いすゞキュービック KC-LV280N
フロント周りはキュービックで特徴的な3枚窓ではなく、一般的な2枚窓が採用されています。


▲仙台市交通局 仙台230あ67-66 三菱ふそうエアロスター KC-MP717M
古参格であろう一台。


▲仙台市交通局 仙台230あ67-75 富士重工7E+いすゞ KC-LV280N
純正ボディのみならず、富士重ボディでの導入事例もあるようです。


▲仙台市交通局 仙台230あ67-83 日野ブルーリボン KC-HU2MMCA
こちらも古参格の一台。ナンバーが近い辺り、上で掲載した2台と同時期の登録でしょうか。


▲宮城交通 仙台200か・641 いすゞエルガ Q?G-LV290N1
栗原市内でよく見かけたミヤコーバスの親会社。主に仙台市内が宮城交通、周辺地域がミヤコーバスによる運行体制を採っているようです。

バスを眺めること約一時間半、帰りのバスの時間が迫ってきたのでのりばへ移動しました。

<復路1行程目>

▲JRバス東北が運行する「仙台・新宿号」のお世話になりました。平日昼間の便だったためか、前日予約かつ3列シート車ながら最安運賃の3,000円でした!


▲ジェイアールバス東北 仙台200か・696 日野セレガ 2RG-RU1ESDA H677-17412

高速バスを活用した今回の移動で、唯一の3列シート車。いつも以上にゆったり感を楽しめる移動でした。

<復路2行程目>


▲西日本ジェイアールバス 神戸200か55-91 749-19944 スカニアInterCityDD
往路でも乗ったインターシティ。帰りも節約行程で「青春エコドリーム号」のお世話になりました。

▲利用したのは一階席最前列。足元が窮屈そうに見えますが、いざ過ごしてみるとさほどそう感じませんでした。荷物スペースが小さい二階建て車両ですが、ここに限ってはタイヤハウス上に荷物を置くことが可能です。

<復路3行程目>

▲山陽新幹線847A こだま847号 700系E16編成
最後の行程では新幹線を利用しました。
節約行程で新幹線利用はいかがなものか?と考えましたが、京阪神~山口・福岡間の移動手段は往路で乗ったバスかフェリー、いずれも夜出発で時間を持て余す…と思い、「こだま」とはいえ新幹線を組み込みました。

この日は金曜日ということで、JR西日本が発売する特別企画乗車券の「新幹線直前割きっぷ」を利用。利用条件が多い分、8,200円(大阪市内~小倉)という破格の価格設定でした!


▲乗車すること約4時間、E16編成をお見送り。この後は在来線に乗り換え、無事に下関に帰着しました。

元ボン・バスを訪ねて~東北編その4~

2021年08月02日 18時19分00秒 | バス関係
今回の記事では秋田で活躍する元80018号車と宮城で活躍する元80017号車との再会の様子をお伝えします。


▲奥羽線2046M 特急つがる6号 E751系A-101編成
バスばかりの行程でしたが、ここからしばらくは鉄道利用で移動します。
弘前から二ツ井までは特急つがるを利用。かつての「かもしか」とよく似た運行形態の特急列車です。


▲二ツ井駅で降りるとすぐにやってきたEF510-7牽引による貨物列車。

二ツ井駅付近では、秋北バスで活躍する元ボン・バス80018号車を捜索しました。
能代営業所に配置された一台ですが、どうやら二ツ井駅発着の運用に充当されることが多い…という情報に辿り着き、日没間近ながら立ち寄ることとしました。



▲第一観光バス 秋田200か13-98 日野メルファ PB-RR7JJAA?
「二ツ井コミュニティバス」を運行する第一観光バス。
昔の路面電車みたいなレトロ風デザインの一台です。詳細がよく分かりませんが、恐らく千葉県出身の車?



▲秋北バス 秋田200か12-62 いすゞエルガ KL-LV280L1改
この日の二ツ井駅発最終便のバス。元事業者そのままの塗装で、社名や車番跡もくっきり残っています。

到着時間帯の便では元80018号車を見かけなかったので、徒歩で車庫の最寄り「操車場前」まで移動しました。

すると。

▲エルガ系が多いけど…左側の窓が暗いエルガミオ、もしかして?


▲秋北バス 秋田200か11-41 いすゞエルガミオ KK-LR233J1 元ボン・バス80018号車

おった!ということで、前回再会から5年半、使用感は出てきたものの車庫で寝ている元80018号車との再会を果たせました!
車外スピーカーは交換されているようですが、前ドア表記や内装はボン・バス時代のままです。

ちなみにこの車、同社でも少数派となりつつある方向幕車ということで、運用出来る路線が限られているとか。
事前調査のとおり二ツ井地区完結の運用が多く、能代の街へ出る機会はあまり多くないそうです。


▲一緒に停まっていた都会生まれな新7E+いすゞ(秋田200か13-25)と除籍されたっぽいエアロバス。短尺+スタンダードデッカーという、かつての石見交通を思い出す仕様です。恐らく秋田200か11-51を名乗っていた車。

車庫の様子を一通り眺めたところで列車の時間が迫ってきたので、再び二ツ井駅に戻りました。
引き続き鉄道利用で宮城県へ向かいます。


▲奥羽線1672M 701系N12編成
二ツ井から秋田まで701系のお世話になりました。
東北と言えばこの形式。久しぶりの乗車で、高校生時代の18きっぷ旅行を思い出しながら移動する道中でした。


▲この日は奥羽線の一部区間で運転見合わせがあったようで、現行ダイヤでは定期列車が存在しないらしい羽後境行きが設定されていました。


▲秋田で一泊し、7月14日の行程へ。引き続き移動します。


▲デビューして数年らしいEV-E801系。顔つきがJR九州の車両っぽいと思いきや、BEC819系をベースにした設計だそうです。


▲奥羽線436M 701系N11編成/北上線3730D キハ100-32
いくつか路線のある秋田県内~岩手県内。安上がりで本数の多い北上線経由で移動しました。


▲東北線1536M クモハ701-1032

▲東北線548M 701系F2-508編成
帯違いの701系を堪能して、石越駅へ。

石越駅で下車後は、グリーン観光バスで活躍する元80017号車を捜索しました。
グリーン観光バス沿線は2017年に訪れて以来で、その間に受託している市民バスの路線数が減少したようです。その代わり運賃改定が行われ、自治体の補助が絡むのか全路線一律100円という破格の運賃設定がされました。

路線が減ったとはいえ広範囲なのは変わらずということで、とりあえず移動しながら元80017号車を探そうと思い細倉荒町行きに乗車。


▲グリーン観光バス 宮城200か29-67 いすゞエルガミオ PA-LR234J1改
首都圏出身の一台。車内にはPASMOの広告が残っていました。

栗駒病院付近で見かけた車両をいくつか掲載。



▲グリーン観光バス 宮城200か25-79 日野レインボー KK-RJ1JJHK
こちらも首都圏出身で、車内には元事業者のロゴが残っている一台。この後の移動で乗車機会に恵まれました。



▲グリーン観光バス 宮城200か25-72 日産ディーゼルスペースランナー KK-RM252GAN改
ドアに「自動扉」の表記が。2002年式にしては珍しい表記です。



▲岩ケ崎観光タクシー 宮城230い40-04 いすゞエルガミオ 2KG-LR290J4?
グリーン観光バスと同じく、栗原市市民バスの運行を受託している事業者のひとつ。真っ白なボディに社名表記だけのシンプルな見た目です。EDSSのスイッチがある辺り、現行型かな…?ナンバープレートは字光式でしょうか。



▲岩ケ崎観光タクシー 宮城200か25-68 日野レインボー KC-RR1JJAA
屋根上の塗装はそのままのようで、茨城県出身だというレインボー。RJかと思いきや、エアサスのRRだとか。


▲岩ケ崎観光タクシー 宮城200か28-59 日野リエッセ PB-RX6JFAA
こちらは部分塗装すらなく、元事業者の表記を剥がしただけの姿。車番や愛称の跡まで残っています(^^;


▲ミヤコーバス 宮城200か30-51 三菱ふそうエアロミディ PA-MK25FJ
移動して栗原中央病院付近で撮影。ミヤコーバスも市民バス運行を受託しています。



▲ミヤコーバス 宮城200か28-57 日野レインボー KL-HR1JNEE
古川駅の表示を出していますが、こちらも市民バスの一路線。1時間ちょっとの長距離路線だそうです。


▲岩ケ崎観光タクシー 宮城200か28-63 いすゞエルガミオ KK-LR233J1
中古導入と思われますが、この車は真っ白に塗装されています。事業者の判断というより、中古流通の時点で白塗装が施されていたのかも。


▲グリーン観光バス 宮城200か28-15 日産ディーゼルスペースランナー KK-RM252GAN
「ノンステップバス」表記は前事業者時代のままだとか。

…ここまで栗駒病院と栗原中央病院付近を行き交うバスを眺めましたが、元80017号車は居らず。
ということでグリーン観光本社そばの車庫へ移動してみると。


▲二ツ井と同じく、窓が暗いエルガミオの姿が。近づいてみると元80017号車でした!


▲グリーン観光バス 宮城200か26-69 いすゞエルガミオ KK-LR233J1 元ボン・バス80017号車
こちらも使用感が出てきましたが、前回再会から約4年、元80017号車と遠目の再会を果たせました。
しかし、帰宅後に画像整理していると運転席のシート色が紺色っぽくなっていることが判明。もしかすると運転席だけ張り替えたか、別のシートと交換した可能性が。


▲元ボン・バスとの再会を済ませ、ミヤコーバス2731で石越駅まで帰着しました。

今回の元ボン・バス探訪はこれで終わり。
山口まで長い帰り道ですが、ここから帰宅の途につくこととし、この日は仙台市内で一泊しました。


▲東北線558M 701系F2-25編成

▲東北線2558M 701系F2-19編成
一日を振り返ると、地域柄電化区間は701系ばかりの行程でした。
ロングシート車ばかりとは言われる地域ですが、それでも広島・山口民からすれば乗り心地が良く比較的新しい車両ばかりです。羨ましい…。