らむ茶の独り言

ロックとノンアルコールビールと田舎暮らしを愛するガーディニング野郎の勝手な独り言。

タバコ

2008年12月08日 16時30分46秒 | 日記・エッセイ・コラム
免許更新に行って来た。オレの町では一ヶ月に数回しか更新日が無い。110キロ向こうの県都に行けば即日交付の免許センターがあるがわざわざそこまで出かけるヒマはあるが金が無い。そういうワケで地元の警察署に行って来た。免許更新に関しても一言あるがまあそれはいい。問題はタバコだ。

禁煙してからかれこれ10年以上過ぎた。タバコを止める前は気が付かなかったがこのタバコのニオイという物は実に不快だ。タバコをやめてからパチンコも止めた。パチンコ屋に入るとヤニ臭くて気分が悪くなるようになった。あれだけスパスパ吸っていたのに今ではタバコのニオイが我慢できない。以前よりも敏感になってしまった様だ。タバコを吸ってる人のはく息さえヤニ臭くてかなわない。

吸ってる時はタバコが嫌いな人の気持ちがまったく分からなかった。ほんの少し吸っただけで大騒ぎしやがって、と思ていた。ところが今の自分がまさにそれだ。どこに行ってもタバコのニオイが気になってしょうがない。スーパーとかはまだ良いが、病院、それも古い病院とかはもうヤニ臭くてかなわない。もう壁にニオイが染み付いてるのだ。禁煙が進んで新しい建物はタバコのニオイはしないが古い建物はダメだ。警察署はモロにその古いヤニ臭い建物そのものだった。

30分の講習が始まる前に気分が悪くなった。敏感になってしまってるんだろうね。途中で退席するわけにも行かず難儀した。次は5年後だがその時までに新築なんてコトはないだろう。この財政難にそんな余裕等あるワケが無い。また気分が悪くなるんだろうな。そう言えば5年前も気分が悪くなったのを思い出した。近所の床屋もそれで行けなくなった。古い店だからもうタバコのニオイが染み付いてる。そのニオイと消毒のニオイが混ざりあって気分が悪くなる。もともとニオイにはダメな方だった。シンナーとかのニオイはすぐに頭が痛くなる。プラモデルが好きだったがそのせいでやめてしまった。接着剤のニオイで気分が悪くなった。

タバコをやめたのはホンの気まぐれというか偶然で、それまでは絶対に禁煙はできないと思っていた。おふくろもまさかオレが禁煙出来るとは思っていなかったみたいで今だに信じられないと言ってる。で、タバコのニオイはダメになったが、ペットのニオイは大丈夫なんだよねえ。家の中を走り回るタムタムとお嬢のニオイで家の中は相当にニオイがしてるはずなんだろうけど気にならない。ところがタバコを吸う人と話をしてて、はく息の中のヤニ臭さが気になって仕方ない有様だ。

人っていうのは相手の立場にならないと分からないもんなんだよな。タバコを吸ってる時には吸わない人の気持ちがわからなかった。タバコはやめたが吸いたい人の気持ちはよく分かる。麻生サン見てると弱者の気持ちがわからないんだろうね。亀井サンが野党になって相当にシンドイ想いをしたと言っていたが、そういう挫折を知らない与党しか知らない人はダメなんじゃないか。政権が変わる事で与党自公の連中はおそらく味わった事の無い屈辱を味わう事になるだろう。でもそれが今の自民党に一番足りない物だと思うワケだ。

勢いがある時ってそういう人としか付き合いたくないんだよね。グチこぼしたりやる気の無い連中とは話したくないというかそばに行きたくないというか。ところが挫折すると今度はそういう人達とまったく同じ思考になる。人は成功と失敗を体験しないとダメなんじゃないか。そのどちらかしか知らないというのは政治家としては失格だろ。野党を経験しない政党はダメなんだよ。

オレの元同僚から、年功序列って良いシステムだよね、というメールをもらった時は驚いたねえ。オマエがそんなコト言うかと。自信の固まりのようなヤツだった。ところが年下の上司の元で働く事になったのだ。それがどれほど屈辱的な事かそれまで彼は分からなかった。年上の部下を使って使えねえとかほざいていた自分が同じ立場に立たされて初めて分かったのだ。自民党政治が行き詰まりを見せてる理由がそこら辺にあるのではないかと思うワケだ。だからサッサと野に下れ。話はそれからだ。



コメント
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