振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

霧島温泉には坂本龍馬がいっぱい

2017-06-08 12:35:33 | 日記
2泊目は霧島温泉の丸尾に投宿した。中心部に近づくと硫黄の臭いが車の中にまで侵入してきた。
中心部の交差点のそばには温泉市場があってレストランや土産店の他に足湯や温泉蒸気で蒸した野菜を売る屋台があった。

宿のベランダから見ると湯けむりがそこかしこに上がっていた。風向きによっては硫黄の臭いも漂ってくるが、いかにも温泉に来ている感じで悪くない。


散歩に出掛けて温泉井戸のそばまで近寄ってみたが熱気がすごい。

宿の大浴場や露天風呂に入浴したが白濁した湯もあって透明な湯よりも何となく満足感がある。


数年前に完成した丸尾橋から下の源泉をのぞいたが、欄干の柵のモチーフが坂本龍馬とおりょうさんだった。幕吏の襲撃で負った傷の治療を兼ねた新婚旅行で霧島温泉に来たのは有名な話だ。



丸尾から鹿児島方面に車で下って行くと途中に塩浸り温泉龍馬公園というのがあって、そこには二人の銅像が立っていた。ここの温泉場に二人はは18日間滞在したとか。

余談になるが全国の銅像を調べているサイトがあって、そこの調査によると坂本龍馬の銅像は全国に39体あり、二宮金次郎(全国に1000体以上、さもありなん)の次に多いそうだ。地元の高知県には13体、京都府と長崎県に7体。そして鹿児島県には3体でいずれもおりょうさんが一緒の新婚旅行中なのが面白い。