振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

今年2度目のホーチミン(2)毎日散歩したホテル周辺の景色

2019-11-15 18:14:00 | 旅行
毎朝、7時前後の朝食前に散歩に出掛けた。

近くに5方向から道路が集まる、ロータリーになった交差点があった。信号機がないので各方向からたくさんのバイクや車が集中して、大混雑している。



横断歩道はあるものの信号がなくてバイクの流れが途切れないので、道路を横断するのは至難の技。自分は横断しようとしている地元の人の脇に並びながら一緒に渡るようにした。とにかくバイクが多く、時には歩道を走るヤツや、道路の端を逆走するヤツもいて、油断ができない。

これだけバイクが多いとこんな商売もあるのか、と思ったのがロータリーの脇で見た「空気屋」?



エアーコンプレッサーを路上に置いて、空気の減ったバイクのタイヤに空気を注入する商売だ。工具箱も置いていたので、場合によってはブレーキの調整などもしているのかも知れないが、街中を歩くとこの商売を結構目にする。


このロータリの一角は、肉を販売している店が集まっていた。見た感じでは豚肉のようだ。





実際に販売している場面は見なかったが、スマホを向けていたら店のおばちゃんに「NO!」と怒られてしまった。

ロータリーから伸びる道路沿いには大きな街路樹が並んでいる。恐らくフランスの植民地だった時代に道路が整備され、街路樹も植えられたのだろう。その下では所々に屋台が出て、朝食を商っている。この屋台はバインミーを10Kドン(約50円)で売っている。他の屋台でもそうだが、店主は必ずポリ手袋をして調理している。当局がしっかり指導している感じだ。






ロータリの西側には公園があって、朝から多くの人が集まってバドミントンや体操みたいなことをやっている。その公園にはバドミントンのできるコートが3面あったが、1面ではシャトルコックを足を使って蹴る、「ダーカウ」と言うゲームをやっていた。ちょうど右側の真ん中の女性が蹴ったところで、シャトルが中央の木の左側に白く見える。



ベトナムでは結構盛んなスポーツのようで、学校の体育授業でもやっているらしい。タイではセパタクローをやっているところを見ることがあるが、あれはサッカーとバレーボールを合わせたような感じで、ダーカウは足でやるバドミントンだ。

下の画像は他の公園で撮ったものだが、公園には必ずこのような運動器具が設置され、暑い日中は別として、朝夕は誰彼となく使っている。



日本の場合、自宅の周辺は児童公園ばかりなので仕方ないが、あるのは子供用の遊具ばかりで大人の使えるものがない。市営の体育館まで行けばあるが身近にはない。安全面を心配してなのかもしれないが、日本の公園にも、せめて大人がぶら下がれる鉄棒くらいはあっても良いと思っている。