振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

自転車とトラムの街

2017-12-20 11:42:19 | 旅行
オランダもベルギーも山が少なく平地が多い。それも低地帯だが走りやすいので自転車が日本に比べて異常に多い。自転車専用道路が車道と歩道の中間に整備されているためバスから降車する際も自転車に注意しなければならない。添乗員氏も乗降時には口酸っぱく注意を呼び掛けていた。



自転車王国と呼ばれるだけにMTBやロードタイプでぶっ飛ばしている輩も多いが少しクラシックで重厚なモデルで走っている人も多い。日本のママチャリは似合いそうにない。


アントワープでは中国でみたようなシェアサイクルもあった。システムは中国と同じかどうかわからないがよく見るとチェーンドライブではなくドライブシャフトだ。ホイールにはエアーバルブが見えるので中国のようなソリッドタイヤではなさそうだ。


ブルージュでは何を配達しているのか自転車で宅配している姿も見た。




ヨーロッパではどこの街に行ってもトラムをよく見る。画像はアムステルダムのトラムだがブリュッセルでもアントワープでもハーグでも見た。数年まえにもヨーロッパの各都市でトラムを見ているが街並みとトラムがマッチして眺めていても楽しい。

私の京都での学生時代は市電にお世話になったが全ての路線が廃止されバスに置き換わってから久しい。配達のアルバイトでライトバンで市内を走り回っていた時は市電を邪魔と思ったこともあり、自動車が増える時代にあっては市電の廃止を止むを得ないと思ったが今になってみると廃止は残念に思う。

ヨーロッパの街などを見ていると京都でも自動車と共存して市電を残す方法はなかったのかと思う。広島や熊本などまだ多くの街ではトラムが運行されているのに残念だ。せっかちで時間に細かい日本人には合わないのかなあ?


アムステルダムのトラム軌道は細かい石畳になっていて綺麗だった。