山奥で家族と動物の楽園創ってます

東京育ちの家族が山奥に移住し自分達で家を建て犬、猫、馬、ヤギ、羊、ミニ豚、兎、鶏亀と一緒に自分達の楽園を創っていく奮闘記

ごめんねピータン

2006年09月21日 | 日記
今日のネタは書くのが憂鬱なやまざるです、こんにちは。

まずは憂鬱じゃないほうの話題から。

昨日のブログにも書いたが美味しい蕎麦を堪能してきました。
ミクシー仲間のゆうさんが誘ってくれました。
ミクシーのオフ会兼蕎麦打ちの会兼竹笛を聴く会です。
この近辺のミクシー仲間が10人程集まりました。
この竹笛は福島県江平遺跡出土の日本最古の笛(千年前)を復元したものでちょっとやそっとでは聞けない貴重な体験でした。(福島県立博物館学芸員の森さんも同席されました)
しかも演奏はプロのフルート奏者天田さんという方ですので目をつぶると千年前にタイムスリップしたような幻想的な気持ちになれました。(千年前の日本人って?)
皆さんいい方でとても楽しいひと時でした。
しかもシンバは木魚の小さいのでセッションしてました。
笛の音に合わせた絶妙の木魚さばきでした(親ばか)


憂鬱なほうの話題。
10日ほど前からうちのピータンポーの元気が無かった。
呼んでも来ないし(いつもなら呼ぶと走って来るのに)えさも食べない。
糞づまりかと思い7日ほど前と5日ほど前に浣腸をしてやったらぽろぽろと糞は出ているので糞詰まりではないようだった。
獣医さんに貰ったウシの胃腸薬をエサに混ぜて与えようとしても食べようとしない。苦しんでいる様子はなかったが昨日くらいからずーっと1箇所に座り込んでしまうようになった。
今朝は立たせれば立つがふらついてすぐしゃがんでしまう。


ここがお気に入りの場所。
今日の昼の画像。


獣医さんに電話したら山羊のことはあんまり詳しくないと言われたが頼み込んで来て頂いた。
脈は異常なし、体温は平熱より1度低い(平熱は38度)
獣医さんの見立てでは何かの中毒ではないかとのこと。思い当たるとしたら他の雌山羊にいじめられるので山羊の広場から出して外に放したときにつつじなどの有害植物を食べてしまったことくらいかなー。でも2年前から毎日のように外に出しているのでそれは考えにくいんだけど。獣医さんがそう言うならそうなのかなー
大分弱っているので強心剤の入った栄養剤、中毒症状を和らげる強肝剤、下あごの腫れを引かせる腫れ止め剤、ゴクンジュームという寄生虫に効くサルファ剤という4種類の注射を打ってもらいました。
そのあと獣医さんにお茶を出し、世間話をして獣医さんが帰ってからピータンポーの所へ行くとちょっと元気になったように見えたので安心した。
今日は暑かったので水をやってみたらすごい勢いで飲み始め500ccほど一気に飲んでしまった。
その10分後くらいに急に痙攣し始めて弱弱しい声でメーと鳴いていた。
急いで獣医さんの携帯に連絡すると薬が強すぎたのかも知れないし急に大量の水を飲ませたからかもしれない、とにかく様子を見るしかないとのこと。
先生は水は飲ませてもいいって言ったのに。
おらの感じだと手遅れだったか、薬が強すぎたのかのどちらかで水のせいではないような気がします。
その後も痙攣は治まらず10分程であっけなく逝ってしまいました。
おらもかみさんも一番かわいがっていた奴でした。
生き物は元気な時は楽しいし癒されるのだけれどこれがつらいです。

在りし日のピータンポー、ポニーの凛ちゃんと。
一番美人で一番人なつっこかった山羊でした。  やまざる

ピータンポーは赤ちゃんの時にお母さんを亡くしているのでしばらくの間、家の中で生活していました。母親代わりに哺乳びんでミルクを上げたりして、子供のようにかわいがっていたので本当にショックです。
最後の時を看取る事が出来たのがせめてもの救いでした。
                           スー