goo blog サービス終了のお知らせ 

の~んびり タイランド 2

タイの風景、行事や趣味の陶磁器を写真を中心に気ままに紹介しています。

チャイナートムニー国立博物館(2)

2016年02月19日 | 博物館

2階の展示室へ上がってきました。
正面には、ワット・プラ・ボロマタート・ウォラウィーハンで発見された15世紀から16世紀のスコータイの影響を受けたラーンナー様式の仏陀像「ルアン・ポー・ペート」です。



2階の展示は磚仏が中心になっています。



*****

■7世紀から8世紀のドヴァラヴァティー時代の磚仏です。ムアン・タップ・チュムポーン(ナコーン・サワン)出土品です。
下部1/4の位置で割れています。下には倚座仏と左右に梵天と観世音菩薩が浮彫されています。

やはり倚座仏と梵天、観世音菩薩です。










*****

■10世紀から11世紀のシュリヴィジャヤ時代の磚仏です。タイ南部ヤラーの「プラ・ノーン洞窟」からの出土品です。
シュリビジャヤは7世紀から11世紀にマレー半島中、南部、スマトラ、ジャワを中心に栄えた港市国家です。東西交易でインドから伝わった大乗仏教が盛んでしたが、ヒンドゥーの遺品も少なくありません。チャイヤー(スラー・ターニー)には仏教遺跡や出土品がたくさんあり、シュリビジャヤの有力な拠点があったと考えられています。







*****

■13世紀のハリプンチャイ様式のです。
ハリプンチャイはチャオプラヤ川上流域のラムプーンに栄えたモン族の国家です。ラムプーンに残る仏塔は独自のスタイルで、ハリプンチャイ様式という独自の美術様式です。また、陶器では赤みの強い粘土を薄く挽き上げて、繊細な白象嵌や黒象嵌を施し、低温焼成したふっくらとした長頚瓶があります。樹脂をコーティングした低温焼成の蓋がついています。やはり、ハリプンチャイ独特の陶器です。










*****

■13世紀から14世紀のロッブリー様式の磚仏です。

















最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。