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の~んびり タイランド 2

タイの風景、行事や趣味の陶磁器を写真を中心に気ままに紹介しています。

ノン・ブア

2016年01月22日 | ナーン
1時間余り礼拝堂内で壁画の撮影をして、外に出てきました。

ルーツを雲南最南端の西双版納(シーサンバンナ)にもつ、ナーンのタイ・ルー族はター・ワンパー、プア、チェーン・クラーンなどのナーン北部地域に居住しています。

長らくビルマの占領下にあったナーンは人口が減少し荒廃してしまいます。しかし、ビルマ撤退後の1812年、国力を回復するためスマナテーラワート国王は雲南のシップソーン・パンナーの諸都市を攻略します。ムアン・ラー、ムアン・ポーン、ムアン・チェーン・カーン等の北方諸国からおよそ6,000人のタイ・ルー族を連行して帰ります。
その後もアナンタヨット国王が1853年にシップソーン・パンナーのチェーン・ルーン、チェーン・トーンから、3年後の1856年にシップソーン・パンナーのムアン・ポーンを攻略したスリヤポーン王は、およそ1,000人のタイ・ルー族を移住させています。

布薩堂です。






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ワット・ノン・ブアの裏に織物屋さんの案内板があるので訪ねてみます。タイ・ルーの村、ノン・ブアは織物の村としても有名です。特に「パー・ライ・ナム・ライ(水の流れる模様の織物)」と呼ばれる模様は、この地方代表的な織物模様です。
高床式の民家が並ぶ村の中を100mほど進みます。





機織り機が何台もありますが、大晦日で誰も働いていません。



こちらが店舗のようです。覗いてみます。



女将さんは、このパー・シンが良いと薦めてくれますが・・・。
タイ・ル―の織物様式は現在はラオスのサイニャブーリーのグーンを経由してこの地に伝わったそうです。(当時のサイニャブーリー=メコン西岸はナーン王国の領土です。)



村を取り巻く農地です。


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ノン・ブア遊覧記念にパー・サバイ2点と象頭のライオン「ゴッチャシー」模様のパー・シンを購入しました。







象頭のライオン「ゴッチャシー(シーホー)」です。



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