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「プラー・ニン」という魚は、繁殖力が旺盛で成長が早く、屋台では腹部に香草を詰め、塩をまぶして焼いているのをよく見かけます。タイの大衆魚で、白身にしょうゆをかけて食べると日本人にもおいしくいただけるかと思います。
このプラー・ニンの邦名は姿が鯛に似ていることから「イズミタイ」と呼ばれるアフリカ原産の「ナイル・ティラピア」です。
天皇陛下が、皇太子時代の1964年に訪泰された時、タイ国民の食糧状況をお知りになり、翌1965年にプミポン国王にナイル・テラピアを贈られたのが始まりで、現在では大繁殖しタイの大衆魚になっています。「ニン」というのは皇太子明仁親王の「仁」からつけられた名前だと言われています。
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