せっかくですから・・・

色々な花と出会い、出来事にも・・折角なので綴ってみました。

ハウチワカエデ(羽団扇楓)紅葉

2009-11-19 17:55:41 | 
ハウチワカエデ(羽団扇楓)紅葉


ハウチワカエデは 本州に分布する日本固有種なのです
葉の形を 天狗が持つ鳥の羽で作ったウチワに例えた所から来ています

    画像は11月1日 何と無く色付いて来たなぁと

カエデはこのハウチワカエデをはじめイロハカエデ ヤマモミジ
イタヤカエデや意外なところではメグスリノキまで 100種以上も在るそうです

   ↑ 11月5日

園芸名ではこのハウチワカエデの原種を板屋(イタヤ)
または名月(メイゲツ)とも呼ぶので

    そして11月6日
ウチのは 厳密にはどれなのか
何せ10年以上も前に 貰ってからずうっと居るのですから



紅葉を良くするには 「真夏に葉を灼かない事」とあり

ウチでは 葉が出るまでは 裏の木陰に置きっぱなし

   ↑ 11月7日 夕日に照らされて


薄い緑の若葉が出始めたら
玄関脇に置いていますが 真夏でも玄関ポーチのお陰で

強い日差しには短時間しか遭わ無い所為でか…

   ↑ 11月8日(日曜日)にはもう真っ赤っかです


   今年はとても綺麗に紅葉してくれたので貼ってみました
そして悪天候になり アッと言う間に散ってしまいました。



ついでに近くの神社の鳥居の所のイチョウとモミジ

   ↑ ↓ 10月25日 に 色付き始めて…



   ↑ ↓ 11月9日 の 様子です  このイチョウは雄木らしくギンナンは落ちません。




ねぇ ツさん この神社が判ったら懐かしいんじゃ無い

サザンカ(山茶花)-3

2009-11-18 18:22:58 | 
サザンカは11月6日に続いて三度目ですが…

友達の家のサザンカはとても小さい花の優しい色の一重咲きですが

木はしっかりして小ぶり乍ら 花付きも良く早咲きです

風の所為で沢山の花が有りながら花びらが痛んでいて

思うように撮る事が出来ず残念です


ウチのサザンカでは 薄いピンク一色の一重咲きのとか



こちらは 乙女山茶花と言う花で





乙女椿に似た花ですが 椿よりは花びらが薄く花も小さいです


同じ品種と思われる こちらは垣根になっていて日当たりも良いからか

花数は多いし 色も少し濃く咲いていますが もう少し花が小さいです


普通に良く見られる垣根のサザンカでも 咲く場所で違った印象に



見えました。

バックは黄色く色付いたイチョウです。

これは一重咲きの ボカシの入った花びらのサザンカです



これは 最初に貼った花と良く似ていますが…

花はずうっと大きく 木も大きいので違う品種だと思いました。
モチロン名前は判りませんが

今日は サザンカ6種類でした。




イチョウ と(銀杏)ギンナン

2009-11-17 18:03:36 | 日々の暮らし
イチョウ と(銀杏)ギンナン

イチョウは木 自体の事も「銀杏」と書くし この場合はイチョウと読み
ギンナンは実を指すのに やはり銀杏と書くのですねぇ

長寿の木で 樹齢1000年以上と言う物も在るそうで

花は4~5月雌花 雄花とも葉が芽吹くと共に出てくるそうですが
花を注意して見た事は 無かったです

雌 雄 別なのですが
花粉は1km程度離れた雄株からでも 飛散して来ると言うので
傍に無くても 実は生ってくれそうです

葉が黄色く黄葉し 銀杏並木は 全国各地に有りますよね~
イチョウの実(正式には種子)は銀杏ですが

独特の苦味と若干の臭気が 子供の頃には苦手だったのに
何時の間に このオトナの味を 楽しむようになり
秋には 毎年ギンナン拾いを たのしみにしています。

買い物の途中で 未だ緑色の僅かに残った黄葉を撮りましたが

ソレより随分前に 山のギンナンは散ってしまいました。
私が拾う銀杏の木は 周りの木々に遮られて 木の姿を見る事は出来ません

拾って居て仰ぎ見ても その形も良く見えない程で 相当高い木です。
そんな 自然の中の木と違い

ギンナン(イチョウ)にも栽培品種があって 大粒晩生の藤九郎 大粒中生の久寿(久治)
大粒早生の喜平 中粒早生の金兵衛 中粒中生の栄神などが在る事を知りました。

人間のオトナでも この臭気が苦手と言う人も居て
山では 異臭の為ニホンザル ネズミ タヌキ等の動物は 食用を忌避するそうですが

中にはアライグマのように平気で食べる者も居ると言うからオモシロイですね


これで ↑ ↓ 520粒 剥きながらヒマなので数えたのです

500粒あげるとして20粒は 私が試食する分です。

ギンナンの臭い果肉を取り除くのは結構大変ですが

(果肉を取り除く際は非常にカブレやすいので必ずゴム手袋をして 果肉が皮膚に触れないようにくれぐれも注意が必要です)



まだ 半分ほど有りますねぇ ↑

食べる際に種の殻を割って中身を取り出すのもひと苦労
でも手間が掛かる分 尚更美味しく感じると言うもの

この位 ↑ 干せれば 良いかしら?

近年は
紙の封筒に殻付きのギンナンと塩適量を入れ 封筒の口を折り畳んで
電子レンジでチ~ン 
封筒をシャカシャカ振って塩と馴染ませて出来上がり
と 楽な方法で済ませています


マクベスを観て

2009-11-16 18:29:25 | 日々の暮らし
マクベスを観て来ました

金曜日の13日に電話で 友達の友達がマクベスの
チケットを買っていたのに その日都合が悪くて行かれないので一緒に行こう と
誘われて 11月14日土曜日に急遽行く事になり…

前売りのチケット代¥7,500.-とバス代¥2,500.-を支払い

殆ど 気持ちが乗らないまま 思いもシナカッタ観劇となり
金沢駅から 能登の中島と言う所に在る 

仲代達矢 率いる無名塾の 能登演劇堂へ1時間半ほどバスに揺られて

初めて 行きました。

マクベスは良~く知っている シェクスピアのお話ですから
役者がどう演じるか 舞台装置や 演出に興味がいきますが

仲代マクベスは本物の馬に乗って登場し ラストの戦闘場面では舞台奥の扉が観音開きとなり
その頃には 外は夜の闇になっていて
ライトアップされた背後の林が 借景として浮かび上がるとか

枝を手にした市民エキストラ約50人がマクベスの命運を握る
「バーナムの森」が動く様子を表現して 本物の馬7頭が駆け抜ける等
かつて 見た事の無い舞台では ありましたので

舞台の装置のスケールに チョッと圧倒されながら しかし
舞台正面の奥の扉が 観音開きとなり 外の自然風景も一体と成る仕掛け
馬が走りこんだりするので その時は外気で チョッと寒くて…
(舞台に近く 中央の席 だったから?)
中では三人の魔女が良かったし 山谷初男のこなれた演技は突出した感じで
流石 永く演じて来た感がありましたが

私が一番気に入ったのは効果の為に舞台端に演奏していた チェロの音楽でしたし
元々チェロが大好きなので

クラシックのコンサート(例えばブーニンのピアノの音)とかで 鳥肌立つ様な感動をした思いは 
この度 こんなにも凄い演出にも拘らず 私には感じられず
やはり 観劇などとは 縁遠いのだなぁとの思いを強くしたのでした。

チケットのキャンセル待ちも とても多かった様で こんな私が
観に出かけて 邪魔をしてしまったのか と 大変 申し訳ない想いです。



サルスベリとニシキギと

2009-11-15 17:57:59 | 
サルスベリの紅葉

さるすべりと言っても花は 8月8日にUPしてあり
もう とうに終わっていますが 落葉樹なので葉が散って行く前に
ウチのサルスベリの葉も 幾らかは色付いて黄色くなり散っていましたが



日当たりの加減でか?こんなに見事に紅葉出切るなんて

知りませんでした。



えっ これはサルスベリでしたよねぇ!と気付いてから
暫く観察して(時折通る公園の木デス)



 ついに快晴の空をバックに 真紅のサルスベリが撮れました

コレ位 真っ赤っかになってくれれば この後に貼った
ニシキギにも 負けない位の 紅葉です

ウチのサルスベリは狭い庭で 日当たりに恵まれないのですから
到底ムリッ! 可哀相な…ねぇ


ニシキギ(錦 木)


10月24日にコマユミを貼っていますが、その時
コマユミの木を その見事な紅葉ぶりにニシキギと思い込み
良~~く見たら翼が有りませんでしたので これはコマユミじゃん と判った次第

ニシキギは 枝にコルク質の翼が4枚 十字に発達して この翼の無いのがコマユミなのです
そして ついにニシキギが紅葉し始めたのが

それから二週間ほど後でした

朝日が未だ当たらない早朝だと 少し控えめな色ですが

お日様が射すと なんて眩しい赤でしょうか

流石 錦木 と言う派手な紅葉ですが

菊ばかり貼っていたら 昨日から今日はバケツも吹っ飛ぶ強風で

もう 紅葉した葉はほとんど散って無くなっていました。
モチロン百日紅も見る影も無く 裸の木に成り果てていました。


嵯峨菊と磯菊

2009-11-13 18:39:09 | 

サガギク(嵯峨菊)
又々 菊ですかぁ~?と言われそうですが…これで一応 菊を終わりにと思っていますが

嵯峨菊は古典菊の一つで 古典菊にはこの他 伊勢菊、肥後菊、江戸菊等があります
嵯峨天皇御愛の菊として嵯峨御所(現大覚寺)の大沢池の島に植えられたのが始まりだそうです

糸のように細い花弁は まるで打上花火の様な感じで 花色も取々の花が在るのですが
ウチには黄色い花だけ・・・

花の後半は黄色では橙色が混ざってくるし 赤い花は先と基部が白くなってくるのです

前は赤い花のとピンクのサガギクも有ったのに消えて無くなってしまいました。

チャンとお世話をして作る人の 嵯峨菊の草丈は 殿上から鑑賞するのに丁度良い高さの
約2mに仕立てるのだそうですが 切花に出来れば満足なので それは好い加減です

毎年咲いてくれれば それで満足ですが
綺麗な花に限って 大事にしているのに すぐダメに成りがちです



イソギク (磯菊) 別名イワギク(岩菊)

花は筒状花だけで舌状花は無い つまり外側に花びら状の花が並ばないのです

千葉~静岡 伊豆諸島の海岸に自生していて 海岸に咲く花なのでイソギク(磯菊)なのです
園芸品種でも栽培され
庭や鉢物として鑑賞されている他 押し花などの花材にもされています。

葉の周りに白い縁取りがあるのが特徴ですが

裏面には白毛が密生していて 毛は葉の縁まであるので表面から見ると
葉が白く縁取られているように見えるんです

毛の多さは海岸崖地という 乾燥しやすい生育立地に適応したものなのでしょうねぇ

花を見て特に美しいとは思えないけれどグランドカバーには葉も綺麗だし
背が高くならないので良いのかもしれません

これは ↑ 10月10日に撮ったツボミですが

それからひと月 経って咲き始めて 未だ満開では無いのですが
これで一応 この秋の 菊のUPを終わりにしたかったので…

菊ーその5

2009-11-12 17:43:12 | 
白い花から赤色系の花とくれば 今日は黄色い花です

とは言っても 白い花も未だ開花前だったりしていて

まぁ どうせゆる~い感じなので 悪しからず…

そして 例の如く 画像を無作為に貼ってみました
































この中では 一番気に掛けているのはこの白い花デス

何故?って… 

この花の 真ん中がコンモリ出っ張る様子が な~んか 好き~

咲き進むと こんな風に なるのです

今日は黄色い花と白い花でしたぁ…


菊ーその4

2009-11-11 17:35:28 | 
昨日に続いて 小菊たちの 今日は赤い色系の花です。

特に コメントする程の事も無いので

又 画像を 順に貼っていきます。









































どの花も 有れば 有り難味は薄れていき 消えそうになると大事に思えてきて

勝手なモノですが 今大事に思うのは…コレ ↑ かなぁ


菊ーその3

2009-11-10 18:37:34 | 

10月27日と28日に菊を作っている人の大菊などを

UPしていますが

今回は 小菊が中心です。沢山有るので 色で区分けして



今日は白色と オレンジ色っぽい菊を貼ります





特に説明する事も無いので画像を順に・・・





大菊も良いけれど 小菊はチョッと切花に…など 使い易いので





中々 重宝しています。



コレは ↑ 未だ咲き始めたばかりデス



きょうは 余り派手な色も無く 地味~~でしたネ


サルトリイバラとナナカマド

2009-11-09 18:57:40 | 
昨日の山の赤い実の続きで

サルトリイバラ(猿捕茨) 別名サンキライ(山帰来)マンジュウシバ等など…

サルトリイバラ
棘のある茎を伸ばし そこに猿が追い込まれ 捕まってしまうという意味からだそうですが

サンキライの方は

昔 毒消しの実として使われていて 山野に多く自生している為 栽培はせず

毒消しの必要がある時 山に入り実を食べて帰ってくるという利用をされていて

名前も ここから山帰来と呼ばれていますが

毒消しと言っても
江戸時代 梅毒の治療薬としてサンキライ別名土茯苓(ドブクリョウ)が広く用いられた。
との記述があって「へぇ~」と思ったら現在でも漢方で売っているらしいので
驚きでした。

そんな物騒な事はともかく 昔から活花や茶花、ドライフラワーでも
良く使われていて

近頃では 山でも中々お目にかかり難いので
ウチで育てようと植えてみても 中々上手くいきません

茎には刺があって長い巻きひげで樹木などに巻き着き 絡み付いて成長し
節ごとに曲がった鋭い刺があってイバラの名前がありますがユリ科の植物です

サルトリイバラは 乾燥を嫌いますので 保水性のよい土壌であれば
特に特別な管理が必要な植物ではありませんと書いて有るのに

雌雄異株なので実をつけるには…と面倒なので
山で出会うのを楽しむだけにしています。

これも
赤く熟した実は そのまま生食も出来ますし よく利用されるのが
ホワイトリカーなどに漬けて薬用酒にとありますが
何でも食べられるか試してみる勇敢な人が居るって事ですかねぇ

ナナカマド

ナナカマドという名は大変燃え難く 7度カマドに入れても燃えないと言う事から付けられたとか
7度焼くと良質の炭になるからとか
食器にすると丈夫で壊れ難くカマドが7度駄目になる位の間 使用出来る等 色々有り面白いです

新緑のころは爽やかな感じの樹形で 白く細かい花も良い感じだし
秋にはあざやかに紅葉し赤い実を成らせる。
実は鳥類の食用となるし果実酒にも利用できる(又、果実酒です)
備長炭の材料として火力も強く火持ちも良いので
ナナカマドで作られた炭は極上品とされているそうです。

近所の新興住宅街でも時々 玄関横などに植えられていたりして
お洒落な感じに使われているのを見かけますが
やはり 山で出会うのが一番嬉しいかなぁ~


イイギリはUPして有りますが この前のとは違う場所で出会ったので貼りました

まだまだ 山では雪が降っても赤い実が残っていたりします。

雪が と言えば 真っ白の雪の中に真っ赤なフユイチゴが印象的ですが

山でもうフユイチゴの実が 赤く生っているのを見つけました。

他のは まだ硬いツボミばかりでしたが


クサギの実も まだアチコチで良く見かけます
あっ これは 赤い実では無いのでした・・・