湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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ラヴェル:ラ・ヴァルス

2017年02月09日 | Weblog
ミュンシュ指揮ボストン交響楽団(SLS)1966/12/6live・CD

序盤「BSOにしては」少し緩さが見えるが、中盤から物凄い。ウィンナーワルツ「風」のリズムの崩しを「作為的に」盛り込みながら舞踏表現を煽りガンガン鳴らしまくる、まさにミュンシュのラ・ヴァルス。モノラルだが間髪入れずの大ブラヴォーはこの実演がホールにて大成功したことを確信させる。最初から最後までもっと緊張感が高くオケのコンディションの一貫して良い演奏記録はあるが、しかしこの音では実際の優劣はわからない。ミュンシュファンでラ・ヴァルスをまだまだ聴きたいという向きはぜひどうぞ。
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