○ミュンシュ指揮ORTF(FNAC/ACCORD他)1968(62?)初版・放送live?・CD
DMとは別録音とのこと。生々しく明晰な音だが、音像が安定せず1楽章などモノラルを強く補正し擬似ステレオ化したもののように楽器位置がごっちゃになり、揺らぐのが少し聴きづらい。がこれは放送音源によくあるホール構造とマイク数並びに配置上の問題だろう。拍手もなく環境雑音も無いが、ミュンシュライヴ特有のパッションの暴走がアンサンブルを崩壊させかかったりするところをみるとスタジオテイクでないことは確かなようだ。木管の繊細な音色感が楽しみな組み合わせではあるが、アメリカナイズされたような即物性やあけっぴろげさ、そのわりに硬質で冷たい響きが雑然としたような感じを少し強めてしまっている。いずれミュンシュの海、でありそれ以上でも以下でもない。○。
DMとは別録音とのこと。生々しく明晰な音だが、音像が安定せず1楽章などモノラルを強く補正し擬似ステレオ化したもののように楽器位置がごっちゃになり、揺らぐのが少し聴きづらい。がこれは放送音源によくあるホール構造とマイク数並びに配置上の問題だろう。拍手もなく環境雑音も無いが、ミュンシュライヴ特有のパッションの暴走がアンサンブルを崩壊させかかったりするところをみるとスタジオテイクでないことは確かなようだ。木管の繊細な音色感が楽しみな組み合わせではあるが、アメリカナイズされたような即物性やあけっぴろげさ、そのわりに硬質で冷たい響きが雑然としたような感じを少し強めてしまっている。いずれミュンシュの海、でありそれ以上でも以下でもない。○。
それから、ACORDのCD(64年初版と記入されているが明らかに同じもの)、FNACのCDと3種類持っていますが、最近では荒れ狂う大波のような表現が結構気に入っています。
ところで、ACORDのCDジャケット、舟と夜明けの印象派絵画なんですが、作者がアンリ デュパルクと書かれています。
放送用の収録じやないかと思っているんですが。
一発どりかもしれませんが、聴衆はいないはずです。
本来コンサートホールから出た録音です。
それから今日確かめたら、62年と書いてありました。
演奏スタイルからみても62年は間違いだとおもいますけど一応報告でした。