○ミュンシュ指揮ボストン交響楽団(DA:CD-R)1965/2/15live
非常に円熟した名人芸を見せている。録音は良好なステレオで十分一般の鑑賞にも耐えうる。楽しくも軽やかに舞踏的ではなく重い響きでリズムに迫力を持ち込み、テンポもそれほど早くはないがかといってドイツ風の鈍重というわけではない、細部の独特の操作含めこれがミュンシュの同曲における長いキャリアの決算的表現として素直に楽しめばいい。○。
非常に円熟した名人芸を見せている。録音は良好なステレオで十分一般の鑑賞にも耐えうる。楽しくも軽やかに舞踏的ではなく重い響きでリズムに迫力を持ち込み、テンポもそれほど早くはないがかといってドイツ風の鈍重というわけではない、細部の独特の操作含めこれがミュンシュの同曲における長いキャリアの決算的表現として素直に楽しめばいい。○。
ライナーの演奏を持っていたと思いますが、聴きなおしてみよう。
ミュンシュのこの曲3種類持っていますが、後のものほど良いと思います。何となく集まってくる曲ですが、聞き手にも難しい曲ですね。
ライナーとミュンシュのスタジオ録音では、ライナーのほうが音がいいです。ただ彼の場合、愉悦感はないです。
ムードだけというのは、昔デュトワのCDを聞いたとき、何かアカンと思ったことから感じたことです。
結局、ミュンシュを聴きすぎたということかも。
ミュンシュは芸風に幅があっても何か基本は変わらない、スコアの書き込みは同じなんでしょうね。即興性とオケだけの差かも。その根本が見えるほど聞き込んでしまうと、ちょっと飽きてしまうところはあるのかなあ。