湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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ドビュッシー:クラリネットとピアノのための第1狂詩曲L.124a

2018年11月09日 | ドビュッシー
バルデイルー(cl)シャマユ(p)(warner)CD

個人的にはあまり好きではない曲で、ドビュッシーの冒険心が後退的に感じられもしてしまう。弦楽器もそうだがピアノやハープなどの縦の粒がはっきりする楽器と違い横の流れを聴かせるメロディ楽器のため、音色や表情付けに左右されるところが大きい。これは甘い旋律線に音楽が引きずられているようにも思うのだ。伴奏がピアノだけというのも心もとない。演奏は達者ではあるが引き込まれるものはない。
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