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湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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ドビュッシー:交響的断章「聖セバスティアンの殉教」(キャプレ管弦楽編)

2007年06月26日 | ドビュッシー
○マデルナ指揮ケルン放送交響楽団(ARKADIA)1963/1/11live・CD

重くロマンティックな演奏になっており、しかしドビュッシーのこのころの作風を思うとそれはそれで正しいように思える。すっきりした初期ドビュッシー的な響きがスクリアビン的な妖しさとして演出される。マデルナの真骨頂とも言える。ドイツオケのひびきはその前時代性を更に引き立てるが、とりたてて違和感を感じさせるというまでにはいかない。聞き流せるたぐいの演奏ではないが、イマイチ茫洋とした録音の中にまま感動できる要素は秘められている、くらいか。○。

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