湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番

2018年11月20日 | プロコフィエフ
A.チャイコフスキー(P)ミトロプーロス指揮NYP(SLS)1957/10/13live

同人のアメリカデビューの記録。爆発的な拍手で終わる。もっともミトプーが振ったプロ3にミトプーの弾き振り含めいいものはなく、特に1楽章序盤でいきなりテンポが弛緩する癖はここでも健在。いきなりミスタッチを誘発している。ただ中身のない技巧的な曲にあっては、傾向的にはバリ弾きなので単純にわかりやすい腕の良さはみせられている(ただギレリスらとは似て非なるニュアンスの少なさや技巧的な不安定感、たとえば細かい音量制御の弱さが気になる)。50年代録音なので悪くはないが、ましてミトプーの記録としてはいいほうのはずだが、モノラルで分離も冴えないところはあるので、はっきり言ってちゃんと伝わっているのか・・・
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