○ガリミール弦楽四重奏団(新)(vanguard)
可も無く不可も無くといった感じもするが、聴いていて心地いいたぐいの演奏で、扇情的にも客観的にもなりすぎず、アメリカのすぐれた団体の演奏を聴いている感じがする。デジタル初期ということもあり、録音のほうにやや硬質で金属的な質感がのこり、そこが他の現代の音盤と比べて余り特徴的に聞こえてこないのが更に無個性であるという印象につながっている。しかしまあ、可もなく「不可も無い」わけで、○くらいには十分なりうるきちんとした演奏。ちなみに即物主義ではちっともありません。ちゃんとロマンティックです。
可も無く不可も無くといった感じもするが、聴いていて心地いいたぐいの演奏で、扇情的にも客観的にもなりすぎず、アメリカのすぐれた団体の演奏を聴いている感じがする。デジタル初期ということもあり、録音のほうにやや硬質で金属的な質感がのこり、そこが他の現代の音盤と比べて余り特徴的に聞こえてこないのが更に無個性であるという印象につながっている。しかしまあ、可もなく「不可も無い」わけで、○くらいには十分なりうるきちんとした演奏。ちなみに即物主義ではちっともありません。ちゃんとロマンティックです。