湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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☆ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界」

2016年09月10日 | 北欧・東欧
○コンヴィチュニー指揮バンベルク交響楽団(DENON/ETERNA)1961・CD

じつに実直、真面目な演奏で、堅牢至極この上ない。終楽章の壮大なクライマックスにいたってはブラームスと言うよりブルックナーを聴くような感慨をおぼえるが、オケがばらつきがちで、細かい音符が揃わないため軋み音が目立ち、しまらない。ドヴォルザークはブラームス同様込み入ったパズルのようなスコアを仕立てるデジタルさが持味なので、アナログなオケ、とくに機能的でない弦には厳しい。1楽章提示部の繰り返しをやっている。

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